No.6486号(2025年12月1日号)10面では「不登校生、船室に集う」を掲載

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いじめ重大化防止、先入観のない対応求める

文科省・こども家庭庁が留意事項集を作成

 文科省とこども家庭庁は11月21日、いじめ重大事態調査報告書の分析結果をまとめ、「いじめの重大化を防ぐための留意事項集」として公表した。「特別な支援を必要とする児童・生徒への支援」など15項目を掲げている。

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高校生がお金の知恵伝授 小・中学校で出前講座

秋田財務事務所県立羽後高と連携

 財務省東北財務局秋田財務事務所は、子どもたちの金融リテラシー向上に向けた取り組みを続けている。11月上旬には、管轄する秋田県羽後町で、秋田県立羽後高校と連携した金融経済教育講座を実施。羽後町立羽後中学校に出向いた高校生7人は後輩に当たる中学生に対し、将来に必要となるお金の知識を分かりやすく伝えた。

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高校生による地域創生活動紹介 日本教育会全国教育大会大阪大会(下)

 前回に続き、公益社団法人日本教育会の第50回全国教育大会大阪大会での提言の内容を紹介する。

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「探究の対話」で考える力高める 「不思議」「なぜ」を大切に

宮城・加美町立認定こども園みやざき園

 安心感(セーフティー)を基盤とした対話を通して、一人一人の考えを深めていく活動「探究の対話(p4c)」。宮城教育大学を中心に宮城県内の小・中学校に広がり、幼児教育・保育でも活用が進み始めている。宮城県加美町立認定こども園みやざき園(細倉篤園長、園児28人)では、対話を通して聞く力、考える力、話す力を高めることを目指して、子どもたちの発達段階に合わせた「探究の対話」を取り入れている。

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自己肯定感向上へキャリア教育推進 学活や教科等横断で

東京・大田区立矢口東小

 キャリア教育に取り組む東京都大田区立矢口東小学校(雨笠常宣校長、児童327人)は11月6日、研究発表会を開き、全学級で授業(各教科等)を公開した。成果の一つは、学校満足度や学ぶ意義を感じる子どもの割合が向上したこと。参加者には、同校が作成した冊子「キャリア教育スタートアップガイドブック」も配布した。キャリア教育に一から取り組んできた研究と実践の歩みがまとめられている。今後、同校のホームぺージにもアップする予定だ。

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デフリンピックで多様性を学ぶ 音消し、選手の不便さ考える

東京の中学生

 先月26日に閉幕した「東京2025デフリンピック」には、多くの児童・生徒と教員らが観戦に出向いた。都が実施した「子どもの競技観戦・体験活動」に、440校が申し込んだ。日本で初開催となった同大会に触れる貴重な体験となった。

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情報の授業でAI活用法学ぶ 専門家を講師に迎え適切な指示や弱点解説

 社会全体でAI活用が進む中、高校の情報科授業で生成AIを学ぶ取り組みが始まっている。茨城県立土浦第二高校は、「情報Ⅰ」の時間に専門家から学ぶ講座を実施。東京都立小岩高校の「情報Ⅱ」の授業では、都独自のAIを活用したPBL(課題解決型学習)に取り組む。10月末に行われた二つの授業を紹介する。

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学校が苦手な子らがカーフェリーで宿泊 多様な体験楽しむ

茨城・大洗港

 学校が苦手な小・中学生を募り、停泊した590人乗りのカーフェリーで、日頃は難しい体験の場を提供する宿泊事業が11月15、16日、茨城・大洗港で行われた。県内の小・中学校で教諭、校長などを務めた経験を持つ社会教育主事らで構成する実行委員会が主催。集まった子どもたちは初日から会ったばかりの参加者と友達付き合いを始め、船室でセラピー犬を一緒になでて談笑するなどしていた。

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教員志望学生に現職がエール 子どもと遊び人間関係構築を

横浜市教委が座談会開催
教職の面白さ、魅力を語り合う

 横浜市教委は11月17日、教員志望の学生と市立学校の現役教員が教職の面白さを語り合う座談会を開いた。一人一人の人生に関わることを通じて自分自身も成長できる職業であるとして、教職に就く予定の学生に「周りに助けてもらいながらでもいい」とエールを送っていた。

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