No.6175号(2019年01月14日号)5面では「副校長・教頭 奮闘記」を掲載

01.14

20190114-01

小学校英語教員1000人配置、中・高でオンライン研修

文科省新事業

 今月下旬に開会予定の通常国会では2019(平成31)年度当初予算案を審議する。文科省関係では、小学校の英語専科教員千人増などを盛り込んだ。2020年度からの教科化を控え、2年間配置を続ける意向だ。中学・高校教員向けには、集合研修とオンラインを組み合わせた新たな研修を始める。小・中・高を通じた英語教育の改善を目指す。また、予算案には高校で地域課題の探究学習を進める新規事業などもある。

教員採用試験の共通問題「利用したい」7割超

自治体を調査

教職員支援機構

 各教委が実施する教員採用試験の見直しが求められている中、(独)教職員支援機構は全国で出題内容を統一する「共通問題」についての調査結果を発表した。現時点で利用したいと考えている自治体が7割を超えることが分かった。現在の体制では負担が大きいことから、早期の実現を望む意見が多く上がっている。

子どもたちの視力、過去最悪に

「0・3未満で眼鏡なし」も増える

 子どもたちの視力低下が深刻だ。文科省が先月下旬に公表した調査結果によると、裸眼視力が1・0未満の割合は高校生、小学生は過去最多。幼稚園児、中学生も上昇傾向にある。眼科の専門家は、外遊びの重要性を訴え、今後、デジタル教科書など情報通信機器の導入が進む可能性を踏まえて警鐘を鳴らす。一方、親の孤立化が子どもの視力に影響しているとの見方もある。

若手教員育てる「ミーティング」導入

大阪市立三軒家東小学校

 都市部を中心に若手教員が急増しており、育成が大きな課題になっている。大阪市立三軒家東小学校(大賀三智子校長、児童420人)では、若手が「初任校が三軒家東小学校で良かった」と実感し、大阪市のどこに行っても活躍できる基礎を培っていこうと平成27年度から「FTM」(フレッシュティーチャーズミーティング)を開く他、全教員が研究授業をしている。FTM導入の背景やこれまでの活動などを紹介する。

異年齢集団を生活の土台に自分らしさ発揮し育ち合う

青戸福祉保育園(東京・葛飾区)

 子どもも大人も「昼間の家族」として助け合い、学び合う日々を送る、東京都葛飾区の(社福)厚生福祉会 青戸福祉保育園(小島明子園長、園児90人)。年齢を超えた交流を多く持てるように異年齢集団を生活の土台に据え、子どもたちが自分自身の判断で生活や遊びを進めている。こうした環境の中、自分らしさを発揮しながら生活し、やりたいと思った遊びを夢中になって楽しむ中で、子どもたちは育ち合っている。

「スモールトークノート」活用し研修 教師の英語力向上へ

京都市立朱雀第二小学校

 新学習指導要領の全面実施に向け、本年度から外国語教育の充実に力を入れて取り組んでいる京都市立朱雀第二小学校(矢野智子校長、児童302人)。目指すのは、積極的に思いや考えを伝え、相手から発話を引き出そうとする子どもたちの姿だ。そのために必要となる「聞く力」の育成などに加え、学級担任の指導力向上にも力を入れている。指導者の英語力向上に向けて導入した「スモールトークノート」は、大きな特色の一つになっている。

実験、ものづくりで熱戦「科学の甲子園ジュニア全国大会」

最高賞に海陽中等教育学校

茨城・つくば市で

 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は昨年12月7~9日にかけて、全国の中学生が科学的思考力や技能を競う「科学の甲子園ジュニア全国大会」を茨城県つくば市内で開いた。1・2年生でつくる6人のチームが47都道府県から出場。筆記・実技競技を行った結果、総合得点1位は愛知県の(学)海陽学園海陽中等教育学校の生徒でつくるチームだった。最高賞となる文部科学大臣賞を受賞した。

ライフキャリアを支える授業づくり

千葉県立特別支援学校市川大野高等学園

「生涯学習にかかわる効果的な学習プログラムの実践」や「生徒一人一人のライフキャリアを支える授業づくり」をテーマに研究を進めている千葉県立特別支援学校市川大野高等学園(田中均宜校長、生徒283人)は昨年12月13日、公開研究会を開いた。同校は高等部単独の特別支援学校。知的障害がある生徒の社会的・職業的自立を目指している。公開授業を行った他、教員と生徒が共に就労体験先に入る研修制度などを紹介。教員も仕事を経験しながら生徒が成長する上での課題を探ることを狙っている。

現場主義でスピード感ある改革を推進

平川 理恵 広島県教育長

 本年度、異色の教育長が誕生した。企業経験を経て、横浜市立の二つの中学校長として勤務。その後、広島県の湯崎英彦知事に請われ就任したのが、平川理恵・広島県教育長だ。8年間の校長時代には、中央教育審議会教育課程企画特別部会委員を務め、教育長就任後には政府の教育再生実行会議に参加している。民間、学校、行政と異なった分野を経験し、県教育行政をどう変えていくかが注目されている。

不登校の子が自信取り戻す学校

東京・八王子市

 さまざまな手を打ってきたにもかかわらず不登校の子どもは減るどころか増える傾向にある中、東京都八王子市が不登校の子ども向けに設けた小中一貫教育校が成果を挙げている。長期欠席が続いた小・中学生が転入学してきて、高校などへと進学していく。教育委員会職員や自治体議員らが頻繁に視察に訪れるなど広く関心を集めている。

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