No.5990号(2014年11月24日号)8面では「『熟議』通じ地域を元気に」を掲載

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学校支える再任用副校長「経験」が先を見通す力に

 公的年金の支給開始年齢が引き上げられたことに伴い、教職員の再任用が増加している。管理職については、同じ職のまま再任用できる自治体が複数あるが、中には、「多忙さのあまり、なり手がいない」といわれることのある副校長を希望する人もいる。東京都では、本年度だけで10人以上が「再任用副校長」になった。学校を支え続ける再任用副校長とその経験者に、働きがいや日頃の職務内容などを聞いた。

児童虐待 学校にできること

 児童虐待が毎年増え続けている。厚生労働省がまとめた資料によると、平成25年度に全国の児童相談所で対応した児童虐待相談対応件数は7万3765件(速報値)。前年度より7064件増え、初めて7万件を超えた。子どもたちが長い時間を過ごす学校は、児童虐待を発見しやすい環境にある。そんな状況の中、児童虐待の未然防止や早期発見、早期対応などで学校はどんな役割を求められるかを探った。

地域の絆を教育力に転換

指定都市小学校長会研究協議会広島大会

 東京都や政令指定都市などの校長会で構成する指定都市小学校長会は6、7の両日、広島市で第68回研究協議会広島大会(大会会長=西本正頼・広島市立牛田小学校校長)を開催した。大会主題は「夢や志をもち、ともに未来を切り拓く子どもを育む学校経営の推進」で、各市の研究・実践報告を受けて参加者同士で情報交換した。

音声劇から紙芝居作る

栃木みどり幼稚園 栃木・栃木市

放送・視聴覚教育研究大会栃木大会から

 読み聞かせで子どもに育つ力はさまざま。タブレット型PCやスマートフォンなど、直接的に映像を表示できる機器が普及する今だからこそ、子どもが自分だけのイメージを持ち、他者へと広げていく力を付けることは重要だ。そこで、映像がない「音声劇」を聞いて紙芝居を創作する活動を通じ、園児が自らのイメージを膨らませ、形にする「概念化する力」を付けることを目指した園がある。7日に開催した関東甲信越放送・視聴覚教育研究大会栃木大会の発表から、(学)長清寺学園栃木みどり幼稚園(黒川弘照園長、園児40人)の実践を取り上げる。

「情報編集力」を身に付ける

文字や音声、画像を目的に応じて活用

新教科「情報科」要に他の学習と関連図り

福岡教育大学附属久留米小学校

 福岡教育大学附属久留米小学校(和田圭壮校長、児童453人)では、文字や音声、画像などの情報を目的に応じて活用し、協働的に問題解決しようとする子を育てている。こうした力を「情報編集力」と位置付け、文科省研究開発学校として取り組む新教科「情報科」を要に、各教科・領域などの学習と関連を図りながら育成している。(公財)パナソニック教育財団の特別研究指定校でもある同校は、2月9、10の両日に研究発表会を行い、これまでの研究成果を披露する。

「熟議」通じ地域を元気に

広島県福山市立山野小・中学校が合同

 「地域を元気にするために自分たちにできること」などをテーマに昨年度から小中合同での話し合い活動「やまの熟議」に取り組む広島県福山市立山野小学校(柳井晃司校長、児童4人)と山野中学校(同校長、生徒7人)は先月上旬、地域の祭りを盛り上げるための「熟議」を行った。児童・生徒は活発に思いを発言し、祭りを主導する地域住民は大人の思いを語る。過疎地の学校が地域づくりの中核になりつつある。

廃棄物生かし特産品開発

沖縄で日本学校農業クラブ全国大会

全国農業高等学校長協会総会・研究協議会

 農業を学ぶ高校生が日頃の学習・研究成果を競い合う第65回日本学校農業クラブ全国大会沖縄大会(大会事務局長=具志堅三男・沖縄県立中部農林高校校長)が10月22・23の両日、沖縄県内で開かれた。合わせて開かれた全国農業高等学校長協会総会・秋季研究協議会では、27年度から本格実施されるアグリマイスター顕彰制度の詳細が報告された。

学校運営協議会に児童が参加

東京・新宿区立淀橋第四小学校

 民生・児童委員ら、地域住民などで構成する協議会を設け、学校教育を充実させる「コミュニティ・スクール」が増え続ける中、児童・生徒をこの協議会に参加させる学校が現れ始めた。東京都新宿区立淀橋第四小学校では今年10月、2回の協議会に5年生の児童が出席、児童と住民が一緒に楽しむ催しに関する意見を交換するなどした。地域や学校のために努力する住民の姿を児童に理解させることを狙った。

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