No.6346号(2022年10月24日号)2面では「逃げるは勝ち、役に立つ」を掲載

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通園バスの安全装置、義務付け 政府が緊急対策まとめる

 静岡県牧之原市の認定こども園で発生した送迎バスに取り残された園児が亡くなった事故を受け、政府は12日、緊急対策をまとめた。

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大声出して走り去ろう 児童向けに護身術講座

千葉・松戸市

 小学校などで子どもたちが護身術を学ぶ動きが広がりつつある。千葉県松戸市では18日、3年生の児童を対象とした講座があり、専門家を講師として主に逃げ方を指導した。講師は、「子どもは大人と戦っても絶対に勝てない」と訴え、大声を上げて相手をひるませ、時には持ち物を捨てたり、投げ飛ばしたりして走り去るといった手を紹介しつつ、訓練の場を設けた。

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児童・生徒の自殺、最悪水準続く 昨年は「過去2番目」

 令和3年中に自ら命を絶った小・中学生、高校生の人数は2年前と比べて1・2倍近くに増えたことが14日、厚労省が公表した自殺対策白書で明らかになった。コロナ禍により、全国の学校が休業となった令和2年と比べると、94・7%にまで減ったが、中学校・高校の女子生徒は2年続けて増えた。

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時間外勤務45時間超の教員をゼロに 「働き方改革推進プラン」

東京・板橋区の働き方改革モデル校事業 下

 前回に続き、東京都板橋区教委が実施している「働き方改革モデル校事業」について紹介する。今回は事業導入の背景や学校側の受け止めなどを扱う。

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安全対策を「自分ごと」に、園全体で子の情報共有

通園バス事故防止への取り組み 下

 静岡県牧之原市の認定こども園で発生した、送迎バスに取り残された園児の死亡事故を受け、政府は再発防止に向けた緊急対策をまとめた。安全対策を再確認するなど事故防止に向けた取り組みを各園も強化する中、今回は東京都江戸川区と横浜市の私立幼稚園の取り組みを紹介する。前回紹介した武蔵野東第一・第二幼稚園を含め、質の高い保育をしていくことが通園バス運行を含めた安全対策にもつながっていくといった共通点が見えてきた。

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ルワンダの児童と交流、友達に オンラインで自校の特色や良さ紹介

東京・小平市立小平第三小6年

 ルワンダ(アフリカ)にあるマギー小学校の子どもたちとのオンライン交流会が9月下旬、東京都小平市立小平第三小学校(木田明男校長、児童707人)の体育館で行われ、6年生105人が参加した。支援・サポートしたのは日本赤十字社・東京都支部。足立区立北鹿浜小学校の児童34人もウェブ上で参加し、自分たちの学校の特色などを紹介した。環境や文化が違っていても共通点などを見いだすことで、今後も友達としてのつながりを生み出すことがねらいだ。

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多様な児童・生徒をチーム学校で支える 中学校 課題への処方箋(6)

生徒指導

石隈 利紀 東京成徳大学教授(日本学校心理学会理事長)

 「生徒指導の教科書」として活用されてきた「生徒指導提要」が12年ぶりに改訂される。協力者会議の委員を務めた、日本学校心理学会理事長の石隈利紀・東京成徳大学教授に、改訂のポイントと今後の生徒指導の在り方について解説を寄せてもらった。

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地元をテーマに探究活動を実践・発表 大学生が手厚くサポート

市と慶應大のゼミが共同運営

山口・萩市 高校生対象の「萩探究部」 上

 山口県萩市。数々の幕末の志士を輩出した藩校、明倫館の跡地に「萩・明倫学舎」はある。令和2年、同市はここを拠点に「萩探究部」(通称「はぎたん」)を発足。市内の高校生を対象に、探究活動の実践・発表を行っている。特徴は、慶應義塾大学の学生らが高校生の探究活動を手厚くサポートすること。参加者の多くが探究の楽しさに目覚め、新たな学びのコミュニティーが生まれ始めている。上・下2回にわたって紹介する。

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支援学校生がバリスタに挑戦 「飲みやすいブレンド」開発

知的障害者向けの大会で

 知的障害のある人がコーヒー抽出の技術を競う「チャレンジコーヒーバリスタ」の第2回大会が13日、品川プリンスホテル(東京都港区)で開かれた。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で動画配信のみだったが、今年は初めて観客を入れて開催した。障害のあるバリスタの技術向上と雇用創出を目指す大会だ。

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