No.6463号(2025年6月2日号)3面では「「コーチ」の下で自己肯定感」を掲載

06.02

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技術・家庭科を分割へ 文科省、指導要領改訂で方針

 中学校の技術・家庭科について、文科省が別々の教科に分割する方向性を示した。技術科で、情報技術を活用したものづくりなどを充実させる狙いがある。ただ、技術分野を担当している教員の正規免許の保有率は低い。改訂に向けては教員の専門性の向上が急務となる。

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「指導死」どう防ぐ 不適切指導の実態調査へ

 教員による不適切指導によって自死する児童・生徒が今後生まれないことを願い、活動を続ける遺族らがいる。近年改訂された生徒指導提要には不適切指導の防止が新たに盛り込まれている。関係者は複数での指導の必要性を指摘する。

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「親子での触れ合い遊び調査研究」から(上)

「機会がある」保護者89%、保育者は66%

全国国公立幼稚園・こども園長会

 全国国公立幼稚園・こども園長会(会長=高橋慶子・東京都目黒区立みどりがおかこども園園長)は昨年度と本年度の2年間、「親子での触れ合い遊びを通して子どもの豊かな感性を育むための調査研究」に取り組んでいる。事業を進める特別事業委員会(委員長=山口晃司・東京都中央区立明石幼稚園園長)は昨年度実施した調査の結果をまとめ、多くの保護者と保育者が親子での触れ合い遊びをする必要性を感じ、子どもの情緒的な安定やコミュニケーション能力の向上などを理由として挙げたことなどが分かった。今回は調査結果の内容を紹介する。

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教師の「個別最適・協働的な学び」とは(下)クラウド使い同僚性発揮を

堀田 龍也 東京学芸大学教職大学院教授

 教師に求められている「個別最適・協働的な学び」とは何なのか。前回に続き、「GIGAスクールはじめて日記5 教師の学びも個別最適・協働的に!」(さくら社)の監修者である堀田龍也・東京学芸大学教職大学院教授に聞いた。

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老若10人に食料どう分配?災害対応をゲームで疑似体験

 東京・荒川区立南千住第二中学校のレスキュー部が4月下旬、防災を考えるゲーム教材の体験会に参加した。損保大手の三井住友海上火災保険(株)が主催。今年3月に「緊急避難」といった場面を想定し、皆で集まってできるシミュレーションゲームを開発。体験会では、さまざまなヒントを基に、楽しみながら防災について話し合う部員の姿が見られた。

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教員が一丸、進学実績が向上 「自立・自走」目指す生徒

神奈川県立横浜翠嵐高校の取り組み(上)

 昨年度、創立110周年を迎えた神奈川県立横浜翠嵐高校(師岡健一校長、生徒1068人)は県の「学力向上進学重点校」として、進学指導に力を入れている。生徒には「自立・自走」を学習の心構えとするよう求める一方、教員が一丸となってサポートする体制を整えている。10年以上にわたる成果の一つとして、本年度の大学入試では東京大学の合格者数が前年度よりも30人多い74人となった。2回にわたり紹介する。

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商業高校との併設生かし交流 美術や体育で合同授業

名古屋市立若宮高等特別支援学校

 昨年度、新設された名古屋市立若宮高等特別支援学校は、全国でも珍しい商業高校との併設校だ。同市立若宮商業高校に併設され、1、2年生80人が通う。校舎は商業高校とつながっており、教室がすぐ隣のクラスもある。同校は令和6年度、文科省の「インクルーシブな学校運営モデル事業」の指定校になった。1年生たちは商業高校の1~3年生とそれぞれ授業や行事などで交流を図った。

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中学校拠点にアートの祭典 地域住民が参加・協力

栃木・鹿沼市

美術の鑑賞授業きっかけ 芸術家も移住

 栃木県鹿沼市では、毎年、秋になると、中学校を拠点として、アートを中心とした祭典が開かれる。出発点は、美術科の授業公開。回を重ね、芸術家が移住するまでに至った。
(本紙特別記者・渡邉康一=社会教育士)

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