No.6243号(2020年7月13日号)13面では「この夏、熱中症への備えは」を掲載

07.13

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東京学校支援機構発足1年、150人以上が活動

教員の長時間労働是正目指し

 教員の長時間労働を是正し、より充実した教育活動を行えるようにしようと東京都教委が設立した一般財団法人東京学校支援機構(TEPRO、坂東眞理子理事長)の発足から1日で1年が過ぎた。この間、新型コロナウイルスの感染拡大という当初の想定を超えた事態が起こりながら、学校外からの協力を得て、都内の公立学校の教員を支えている。

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人種差別問題、日本の学校では

 米国で5月下旬に黒人男性が白人警察官に首を押さえ付けられ窒息死した事件をきっかけに、「Black Lives Matter(黒人の命は大切)」とうたったデモが世界中で続いている。肌の色を巡る差別・偏見は海外だけの問題ではない。人種差別問題に詳しい川島浩平・早稲田大学教授に国内の学校での注意点を尋ねるとともに、授業の例をまとめた。

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コロナ禍で新しい学校創る意識を

新会長に聞く

平林 隆行 全国公立学校教頭会会長(神奈川県藤沢市立村岡中学校教頭)

 本年度、全国公立学校教頭会の会長に就任した平林隆行・神奈川県藤沢市立村岡中学校教頭に抱負や本年度の活動の重点などを聞いた。同会は新型コロナウイルスの影響で8月の全国研究大会が中止になり、本格的に活動を始められるのは9月以降になる見通しだ。

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幼児期教育のあるべき姿発信

新会長に聞く

箕輪 恵美 全国国公立幼稚園・こども園長会会長(東京都中央区立有馬幼稚園園長)

 新型コロナウイルス感染症問題の影響で6月の総会・研究大会を中止した全国国公立幼稚園・こども園長会(国公幼)。書面により会員の承認を受け、新会長に就任した箕輪恵美・東京都中央区立有馬幼稚園園長に、会長就任の抱負や幼児教育・保育の現状と課題、その解決に向けて果たす役割や取り組んでいきたいことなどを聞いた。

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特活で育まれる力 良い学級雰囲気生む コロナ禍での学校行事(下)

対話深まりづらい状況でも…

 授業時数の確保や新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各地の学校で学校行事の中止や延期が相次いでいる。感染状況によって地域間の格差も見られるが、その価値についてあらためて問われている学校行事に関して(上)(下)で扱う。今回は、学校行事を中心とした特別活動と学力の関係について紹介する。

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英語で弁当のレシピ作り プログラミング的思考を育む

同志社中学校・高校(京都市)

 新学習指導要領の全面実施で内容が拡充されるプログラミング教育。その中で養う能力の一つに、ある目的の達成に向け、論理的に物事の流れを考える力「プログラミング的思考」がある。京都市にある同志社中学校・高校(山崎敏昭校長、中学生879人)の反田任教諭は、生徒のプログラミング的思考の育成に向け、英文での料理のレシピ作りを試みた。教科横断的な授業の実施や、ICTの活用なども要素として盛り込んでいる。

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希望にあふれる子どもの将来見据え 全特長が新ビジョン

共生社会実現に向け

 2012(平成24)年に策定され、全国特別支援学校長会(会長=市川裕二・東京都立あきる野学園校長)が目指す教育の指針としてきた「全特長ビジョン」。その後の特別支援教育の変化、進展を踏まえて本年、新しい全特長ビジョンである「全特長ビジョン2020」を策定した。共生社会の実現や障害のある子どもたちの将来が希望にあふれるように三つの将来構想(ビジョン)を示し、その実現に向けた特別支援学校の使命と国・都道府県・社会への提言を盛り込んだ。

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コロナ禍、熱中症への備えは

 学校で新型コロナウイルスへの警戒を続けながら、熱中症対策をいかに進めたらよいのか。6月下旬、本格的な夏を迎えるのを前に、オンラインで医師を招いた勉強会が開かれた。

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多様な生徒を東大へ勉強法など伝授 「非進学校」出身者の東大生サークル

 東京大学の学生サークルが東大生の多様化を促そうと、高校生らを対象とした学習支援・啓発活動に力を入れている。手始めに、沖縄県石垣市で学習を指導する他、勉強方法、東大生の生活などについて伝える場を設けてきた。新型コロナウイルス問題が深刻化してからは、「オンライン自習室」を設けて、引き続き、受験生らへの支援に当たっている。今後は、推薦入試による東大合格の支援にも力を入れる。

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直前 新共通テスト 実用文や文学で言語活動の質問われる

授業提案 国語

 共通テストの国語は論説や文学、古典、実用的文章を題材に「言語活動」の過程を重視する。一つの大問の中に、異なる種類の複数の文章を組み合わせた問題が出される見通しだ。

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