No.6409号(2024年3月18日号)10面では「保体でサッカーのリーグ戦」を掲載

03.18

OK0120024031800101

理工系の女子枠で定員超す応募 3割止まり 大学入試

民間調査

 女性であることを出願条件とする枠を設けている大学の理工系学部のうち、その枠で定員を上回る応募があった割合は33・3%にとどまり、29・2%は定員を下回ったことが民間団体の調査で分かった。定員を下回った大学は全て本年度から導入した大学で、調査を行った山田進太郎D&Ⅰ財団は「高校への周知不足など、広報が課題」と分析した。

この記事を電子版で読む

幼保小連携を充実 17私立園と包括協定

東京・福生市教委

 令和2年度から4年間、都教委の委託事業を受けて市立小学校と私立幼稚園・保育園・認定こども園が幼保小連携の取り組みを進めてきた東京都福生市教委。その中で実施してきたことがより充実し、持続可能なものとなるようにすることを目指し、市教委と私立幼稚園・保育園・認定こども園が11日、包括連携協定を結んだ。

この記事を電子版で読む

解説 「安全点検要領」の活用 事故情報参考に未然防止へ

 文科省の有識者会議が2月に案を取りまとめた「学校における安全点検要領」では安全点検のポイントを図などで示しつつ詳しく説明している。有識者会議の委員を務める木間東平・東京都葛飾区立柴又小学校校長に要領のポイントを解説してもらった。

この記事を電子版で読む

学校経営 実態に応じた路線変更は当然

東京・千代田区立麹町中学校 下

長田 和義 前校長(武蔵野大学教授)

 2回にわたり千代田区立麹町中学校の現在の動きを紹介してきた。今回は工藤勇一校長の後、令和2年度から4年度まで務めた長田和義校長(武蔵野大学教授)に自身の学校経営を振り返ってもらう。

この記事を電子版で読む

デジタル時代の子どもの読書環境は 本・絵本の新たな可能性探る

東大 CEDEPとポプラ社の共同研究プロジェクトでシンポ

 東京大学発達保育実践政策学センター(CEDEP)とポプラ社は2月28日、共同研究プロジェクトのシンポジウム「『絵本・本』の新たな可能性をひらく~デジタル時代の子どもの読書環境のためにできること」を開催した。これまでの共同研究の成果に基づき、子どもたちの読書環境の今と未来について考えた。

この記事を電子版で読む

牛乳購入促すキャッチコピーは ポスター作りで思考力育む

国本小学校(東京・世田谷区)

 牛乳を題材に、子どもたちの「考える力」を育む教材に注目が集まっている。牛乳の消費維持・拡大を図り、健康増進や食生活の向上などに取り組む一般社団法人Jミルクが作成したものだ。本教材を活用した授業(3・4年生対象)が2月29日、東京・世田谷区の私立国本小学校(小林省三校長、児童299人)で行われた。授業後、牛乳を飲むことの大切さを訴える子どもたちの姿が校内で多く見られたという。

この記事を電子版で読む

自由と規律の視点で体育授業を検討 大会運営、審判で生徒に裁量

筑波大附属小・中・高校が合同研究会

 筑波大学附属学校教育局、同大学大塚地区「四校研」体育・保健体育科は1月下旬、附属小・中・高校の合同研究会を行った。本年度のテーマは「自由と規律」。球技などの「ゴール型」ゲームを展開し、各校種の実践者が学習内容や学びの在り方などを提案した。研究協議では、生徒主体の活動の実現に向けて活発な意見交換があった。中学校の保健体育科でサッカーを扱った授業を中心に紹介する。

この記事を電子版で読む

基礎的教養を身に付ける教材に注目 「近代」「科学」の2冊

福井県立藤島高校が作成

 今注目を集めている教材がある。基礎的な教養などを身に付けてもらおうと、福井県立藤島高校(山﨑良成校長、生徒1011人)が作成した教材だ。「啓蒙とは何か」(カント)や「学問のすすめ」(福澤諭吉)など、高校生に読ませたい文章を多数収録している。

この記事を電子版で読む

社会への円滑な移行へ 障害のある生徒 高校段階から指導・支援

特総研のセミナーから

 本年度の国立特別支援教育総合研究所セミナーが3日、会場開催とオンラインによる形式で行われ、重点課題研究の「高等学校における障害のある生徒の社会への円滑な移行に向けた進路指導と連携の進め方等に関する研究」の成果報告で、調査結果などを説明した。大学対象の調査で、発達障害のある学生に見られる困難として、「他者とストレスなく過ごすこと」などが挙がっている。

この記事を電子版で読む

「チャレンジ塾」で学習支援 将来へ夢・希望抱ける場に教員OB、学生ら指導

生活保護受給世帯などの中学生無料

高知市

 高知市健康福祉部と同市教育委員会は平成23年度から、生活保護受給世帯などの中学生を対象に、学習と進学を継続的に支援しようと無料で「高知チャレンジ塾」を運営している。「学びの場」であるとともに「居場所」でもあり、生徒たちが将来への夢や希望を持てるようなアプローチを心掛けてきた。同塾のこれまでの活動と、生徒の意欲を高めるために2月に開いたプログラムの内容を、同塾理事長で元同市立中学校校長の宮田龍・特別記者にリポートしてもらう。

この記事を電子版で読む

関連記事

日本教育新聞電子版 クレジットカード決済でのお支払い 住所変更のお申し込み

ページ上部へ戻る