No.6410号(2024年3月25日号)15面では「命守った「地道な経営」」を掲載

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いじめ対応「不十分」6割 日本財団の18歳意識調査

 17~19歳を対象に日本財団が回を重ねて行っている「18歳意識調査」で、日本の義務教育に関し、いじめへの対応が十分かどうか尋ねたところ、6割以上が「不十分」または、「どちらかというと不十分」と考えていることが分かった。今回は「教育」を主題に、1月19日から22日にかけてインターネットを通して実施。千人の回答を集計した。

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学校カウンセラー雇用不安、見直しは

 東京都で公立学校に配置されている現職スクールカウンセラー(SC)の多くが、令和6年度採用で不採用になる事態が起きた。SCの組合は子どもや学校現場に影響が出かねないと反発し、採用方法の見直しを訴えている。SCやスクールソーシャルワーカー(SSW)を巡っては、学校を支える専門職として安定的な雇用制度の導入を求める声も強い。

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給特法廃止へ運動強化 日教組が臨時大会を開催

 日本教職員組合は14日、都内で臨時大会を開き、当面の運動方針などを決定した。教員給与特別措置法の廃止に向け、国会対策や連合との連携を強化することを確認した。各単組は、教職員の未配置解消と具体的業務削減を求め、教育委員会との協議に臨むことなども盛り込んだ。

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校長から経営のポイントを聞く 札幌市立2小学校

 今回はさまざまな特色を持つ札幌市の公立小学校の中から、2校の校長に学校経営の重点や力を注いでいる取り組み、教職員の育成策などを聞いた。

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探究心育む子ども主体の「遊び」テーマに 保育・教育の相互理解深める

横浜市こども青少年局 研究会の成果報告

 自発的な遊びの中で育まれた「探究心」や「やり抜く力」を学びにつなげるため、これからの時代に求められる探究心などの力を育成している幼稚園・保育園・認定こども園の保育者や小学校・特別支援学校の教員、職場(チーム)を応援するプロジェクトとして、横浜市こども青少年局は「探究心を育む『遊び』研究会」を実施している。本年度は対面で研修を実施したことで参加者同士のつながりが深まり、互いの保育・教育や実践・研究に対する理解を深めた。2月3日には、各校園が実践・研究の成果を発表する報告会を開催した。

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「ことばの力」育成目指して

京都市国語教育研究会が全国大会

 京都市国語教育研究会(会長=高橋明希・京都市立御所東小学校校長)は第66回全国国語教育研究大会(創立百周年記念大会)を京都市立御所東小学校で実施し、市内・外から約200人の参加者が集まった。同研究会が大切にすることの一つは、国語教育が担う「ことばの力」の育成。各学年の授業を公開し、子どもの姿を通して授業展開の工夫や単元構想に関する提案などがあった。

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自律的・協働的な学び目指す 4ステップで課題解決を図り

オランダ発の学習方法「エデュスクラム」導入

 東京都練馬区立小中一貫教育校大泉桜学園(池田和彦校長、児童・生徒549人)では、「自律的、協働的な学びを育む授業の創造」を主題とする研究に取り組んでいる。その手だてとして、「学習の手引き」や「計画表」を取り入れた「エデュスクラム」という学習方法を導入。昨年11月に研究発表会を行い、公開授業を交えて2年間の成果・課題を報告した。

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身近な題材を深く掘り下げ SSH/SGH/WWL課題研究発表会

東京学芸大が主催

 東京学芸大学は2月23日、「SSH/SGH/WWL課題研究発表会」を附属高校(東京・世田谷区)で実施した。スーパーサイエンスハイスクールなどそれぞれの指定校に通う高校生らが、大学教員から研究内容の講評を受けたり、他校の生徒と意見交換を行ったりした。食物や映画など身近な題材を掘り下げ、探究した結果を発表した。

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課題は共同学習の時数 「自治体から働き掛けあり」は4割

支援学級か通級かの判断も難しく

特別支援学級・通級指導の適切な運用に関する文科省通知

 特別支援学級と通常学級の児童・生徒が一緒に学ぶ授業の割合の上限に目安を設けるなどした令和4年4月の文科省通知について、自治体から何らかの働き掛けがあった小・中学校の割合は38・1%にとどまっていたことが分かった。全国特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会が昨年8月1日時点の状況を調べた。

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ESDの一環で伝統芸能を学ぶ 地域団体の指導で稽古重ね

神楽など挑戦、住民らに披露

福島・只見町立明和小の児童

 160年以上の歴史があり、県の重要無形民俗文化財の指定を受けた神楽などの伝承に臨んでいる福島県只見町立明和小学校(湯田和敬校長)。ESD(持続可能な開発のための教育)と連携させ、地域の伝統芸能について調べるなどし、2月22日には、住民らを前に、稽古を重ねてきた神楽などを披露した。

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