No.6048号(2016年03月14日号)9面では「不登校 わたしの乗り越え方」を掲載

03.14

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厳しい財政状況下、知恵絞る

自治体の新年度予算

 全国の自治体で新年度予算案が発表され、議会の3月定例会で審議されている。厳しい経済状況にある子どもへの支援をこれまで以上に充実させたり、アクティブ・ラーニングを進めるための環境を整備したり、英語教育改革への対応を進める。財政状況の厳しさが続く中、子どもを取り巻く環境変化に対応しようと知恵を絞る。

アクティブ・ラーニング「総合」、理科、英語で積極導入

全日本中学校長会調べ

 全国の公立中学校が重点的に「アクティブ・ラーニング」(AL)をしている教科などは「総合的な学習の時間」「理科」「外国語(英語)」が多く、導入内容は「グループ・ワーク」や「問題解決学習」である―。こんな結果が、全日本中学校長会(伊藤俊典会長)がこのほどまとめた平成27年度調査研究報告書で明らかになった。(報告書は次号で詳報)

特別支援教育充実待ったなし

障害者差別解消法・施行目前

特総研がセミナー

 (独)国立特別支援教育総合研究所(宍戸和成理事長、NISE)が2月25・26日、東京都内で「インクルーシブ教育システム構築に向けた特別支援教育の推進―学校・地域の取組を支える教育資源の活用に視点を当てて―」をテーマに平成27年度セミナーを開催した。4月の障害者差別解消法施行を直前に控え、合理的配慮の提供や通級、特別支援学級における指導・支援の充実など、喫緊の課題について関係者が意見を交わした。

「開かれた園」目指す

伊・レッジョ・エミリア参考に

地域つなぐ人材を配置

東京・練馬区 まちの保育園小竹向原

 東京都練馬区のまちの保育園小竹向原(松本理寿輝園長、園児80人)が開園して5年目を迎えた。イタリアのレッジョ・エミリアをヒントに、子ども主体の保育を進めている。園と地域をつなぐ専任職員「コミュニティコーディネーター」を中心に、子どもの育ちの様子を地域と共有。地域に開いた園づくりに挑戦し続ける同園の取り組みを紹介する。

言語能力を高める

目的意識持ち主体的に学ぶ

徳島市川内北小学校の国語科

 徳島県小学校国語教育研究大会会場校として、目的意識や相手意識のある言語活動で子どもたちが主体的に学び言語能力(読む力、書く力、聞く・話す力)や想像力を身に付ける国語の授業を2年間にわたって研究した徳島市川内北小学校(濱口恒一郎校長、児童674人)。その成果は現在、中央教育審議会で審議が進む学習指導要領改訂の目玉の一つ「アクティブ・ラーニング」の在り方としても注目される。

理科 独自アプリ使い地層の特徴観察

石飛・千葉大附属中学校教諭

 千葉大学教育学部附属中学校(丸山研一校長、生徒450人)はこのほど、2年目のICT授業研究の研究発表会を開催した。理科では地層の学習で活用できる独自のアプリを教員自ら開発。公開授業を通して、その成果と課題を発表した。

グローバルな視野で「いのち・健康」を探究

全生徒参加型のSGH

長野県上田高校

 平成27年度からスーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定されている長野県上田高校(内堀繁利校長、生徒965人)がこのほど、上田市内で本年度の研究成果報告会を開催した。「長寿県NAGANOから世界のいのち・健康を支えるグローバルリーダーの育成」という研究開発構想の下、生徒全員による探究活動を中心に、さまざまなプログラムを用意して生徒の課題解決力、国際活動力、情報発信力の育成に取り組む。

アクティブ・ラーニングを活用した放射線教育充実の可能性

東日本大震災から5年

 東日本大震災から5年が経過した。福島第一原子力発電所事故の発生により、放射線に対する正しい知識の必要性が説かれるとともに、放射線教育の重要性があらためてクローズアップされている。新学習指導要領の審議が本格化する中、次期改訂では指導方法の改善も重要事項の一つ。主体的・協働的な学び、いわゆるアクティブ・ラーニング(AL)を活用する事によって、放射線への理解がさらに深まらないか。その在り方などについて、日本エネルギー環境教育学会会長の熊野善介・静岡大学教育学部教授と、放射線計測学や保健物理学を専門とする吉田茂生・東海大学工学部教授にそれぞれの立場から語ってもらった。(司会=矢吹正徳・日本教育新聞社編集局長、文中敬称略)

本番まで4カ月 採用試験に臨む心構えは

教委の担当者に聞く

 今夏も全国で教員採用試験が実施される。試験まであと4カ月。どのような意識で臨むべきか―。教育委員会の採用試験担当者に、試験に向けての心構えを聞いた。

学校事故にどう向き合うか

「組み体操」をめぐる課題など

日本スクール・コンプライアンス学会がシンポ

 日本スクール・コンプライアンス学会が第4回大会の開催に合わせ、2月20日、日本女子大学目白キャンパスで「学校事故と向き合う」をテーマにした公開シンポジウムを開催した。「組み体操」などによる学校事故と、その後の対応が課題となる中、学校はこうした課題にどう向き合えばよいかなどについて話し合った。

地図片手に「防災力」培う

静岡大附属静岡小PTAなど

 東日本大震災が起こってから5年。今もなお、教育を通して災害に備えようと新たな試みを模索する動きがある。静岡県内では、地図上に示した防災の拠点、危険箇所などを制限時間内にできるだけ多く回り、獲得した点数を競う「防災ロゲイニング」が広がりつつある。静岡大学教育学部附属静岡小学校はPTA行事などで導入。企画した同小学校校長の村越真さんは「親子とも地域について楽しみながら理解を深めることができる」と話す。

歓送迎会シーズン 結束高める会とは?

期待、感謝込め温かい雰囲気に

 もうすぐ年度末。歓迎会や送迎会の季節だ。最近は教員同士でお酒を飲む機会が減り、集まるのは歓送迎会くらいという学校も少なくないようだ。新年度を迎えるに当たって、教員組織の結束が高まるように、どのように盛り上げたらよいだろう。

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