No.6357号(2023年1月23日号)7面では「小学校でも児童が「漫才」」を掲載

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大学3年に教員採用試験1次選考、合格発表も9月中へ前倒し

東京都

 公立学校の教員不足が続く中、東京都教委は来年度実施の採用選考からの試験の一部前倒しを含む教員確保策を公表した。大学3年生が1次選考を受験できるようにする。民間企業の採用選考よりも実施時期や合格発表を早め、志願者の増加を狙う。

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競争緩和進む大学入試 学部新設や受験傾向に変化

 14、15の2日間、大学入学共通テストが実施され、各大学の個別入試がこれから本格化する。今年の入試は18歳人口が減る中、大学の入学定員が増え、さらに競争緩和が進む見通しだ。昨年末、河合塾がまとめた動向分析では、学部新設や女子生徒の受験傾向に変化も見られる。

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教科担任制導入、安心できる職場づくりなど学校経営研究会で発表

東京都公立小・中学校女性校長会

 東京都公立小・中学校女性校長会(会長=山浦桂子・東久留米市立下里中学校校長)は昨年12月3日、都内で学校経営研究会をハイブリッド形式で開催した。研究会では小・中学校の校長が勤務校での研究や実践の内容を発表した他、藤井靖・明星大学准教授が「アフターコロナの子どもたち」と題して講演を行った。

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「全ての人の不可欠な学び」乳幼児期の性教育を考える

民間学習サークルがセミナー

 「乳幼児の性と性教育サークル」(北山ひと美代表)は昨年11月26、27の両日、和光幼稚園(東京都世田谷区)を会場に対面とオンラインを併用して全国セミナーを開催した。専門家や幼稚園教諭らさまざまな立場の実践家が、乳幼児期の性教育における事例や取り組みのヒントを発表。1日目は、来年度から実施される文科省の「生命(いのち)の安全教育」についても掘り下げた。

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漫才に挑戦、伝え合う力育む 異学年がコンビ組み、大会で披露

埼玉・越谷市立新方小学校の「総合」

 子どもたちの自己表現力を高めようと、教育活動に漫才を取り入れている埼玉県越谷市立新方小学校(田畑栄一校長、児童193人)。そこで身に付けたコミュニケーション能力は、児童の人間関係づくりだけでなく、学力向上にもつながっているという。総合的な学習の時間で行われた子どもたちによる「教育漫才大会」を昨年、取材した。

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生徒が企業へビジネス提案 探究学習事業で発表会

さいたま市教委初の試み

 さいたま市教委は昨年12月中旬、ビジネス提案発表会「さいたまカップ」を市立大宮国際中等教育学校で実施した。13チームが参加し、レンズ機能をフル活用したロボットを提案した市立浦和中学校のチーム「オムハヤシ」がグランプリに輝いた。「さいたまエンジン」((株)教育と探求社のプログラム「エンジン」を活用)と呼ばれる企業へのビジネス提案を取り入れた探究学習の一環。この取り組みに関して紹介する。

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「地域の魅力何度も」旅行サブスク考案などSDGs探究の成果発表

文科省の教科調査官らへ

 群馬県立大間々高校(高橋みゆき校長、生徒343人)の生徒たちは6日、文科省を訪問し、教科調査官らを前に、総合的な探究の時間での研究成果を発表した。ジェンダー問題から見る制服の在り方や、町おこしのために考えた旅行プランを伝えた。

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障害のある子の分離教育の是正求める国連勧告、文科省の見解は

山田 泰造 文科省特別支援教育課長

 国連の障害者権利委員会が昨年9月、障害者の権利条約に対する各国の取り組みについての審査結果を公表した。日本は「障害のある子が分離された特別教育が続いている」などとされ、全ての子どもに対してインクルーシブ教育を確保するよう勧告を受けた。日本政府の考えをスイス・ジュネーブで説明した文科省特別支援教育課の山田泰造課長に話を聞いた。

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中高生、暗闇の中で「性」学ぶ 気軽に発言、安心感

通信制高校など講座

 全く視界が利かない暗闇の中で、中学生・高校生が「性」を巡るトラブルについて学ぶ講座が11日、都内で開かれた。広域通信制高校などが生徒向けに企画した。医師が進行役を務め、「中学生の頃、性教育の授業を受けると気持ち悪くなった。どうしたら力を抜いて受けられるか」といった生徒側の問いに対し、女装パフォーマーが助言・回答。気軽に発言できるようにした空間で生徒からの悩みに答えた。

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