No.6356号(2023年1月16日号)2面では「探究の経験、教科学習との関係は」を掲載

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給食費公会計化した自治体3割 管理システム経費など課題

文科省調査

 文科省はこのほど、学校給食費を自治体の会計に組み入れる「公会計制度」の推進状況を公表した。前回調査した令和元年度より、公会計にしている自治体は増えたものの、3割にとどまった。管理システムの導入経費の確保などが課題だった。

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活動がJICAの事業に発展 豊かな人間性育む教育がネパール全土へ

日本ネパール女性教育協会 下

 「ネパールの遠隔地に100人の女性教師を養成する」という目的を果たした、日本ネパール女性教育協会(ジェネファ)。事業達成を祝い昨年11月に開催された「思い出の会」での発表と配布資料から、活動の成果と課題、今後の目標などについてまとめる。

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小さな発見生む環境構築 自然と関わり豊かな経験に

東京都港区立青南幼稚園

 自然と直接関わる中で心を揺り動かし、さまざまな感情が芽生える体験を友達と共有し、共感し合いながらより豊かな感情を得て、思うようにならないことと向き合い考えることなどが豊富な経験となる幼児たち。東京都港区立青南幼稚園(新山裕之園長、園児78人)は令和3・4年度の2年間、「自然って面白い!―小さな発見を豊かな経験につなぐ保育を目指して―」をテーマに研究を進めた。

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コーヒーからSDGsを考える 貧困、教育の問題につなぐ

東京・世田谷区立用賀中がNPO招き講座

 東京都世田谷区立用賀中学校(草開宣晶校長、生徒453人)で、昨年12月9日、1年生に向け、コーヒーを切り口にSDGsについて考える講座が行われた。登壇したのは、NPO法人湘南DVサポートセンター(神奈川県藤沢市)の瀧田信之理事長と橋本佐紀子さん。ハワイで日系人が育てるコーヒーとSDGsとの関わりや、ハワイと日本の歴史について講演した。

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生徒の自己実現をかなえるため「探究」のカリキュラム再編

石川県立金沢錦丘高校

全国高校教頭・副校長会 総会・研究協議会から

 全国高等学校教頭・副校長会(会長=福田洋三・東京都立大泉桜高校副校長)は、第61回総会・研究協議会を、令和4年8月3~5日にかけ、石川県で開催した。第2分科会で発表された、石川県立金沢錦丘高校の総合的な探究の時間の再編による教育活動の充実に向けた取り組みを紹介する。

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居住地校交流の見直しなど地域でのインクルーシブ教育システム推進

特総研が令和4年度セミナー

東海・北陸ブロックの実践発表から

 (独)国立特別支援教育総合研究所(特総研)は昨年11月末から12月にかけて、関東甲信越、東海・北陸、近畿の3ブロックで、令和4年度特別支援教育推進セミナーを開催した。昨今の教育課題に対応した特別支援教育に関する講義や実践発表、研究協議を行う場を提供するもので、「地域におけるインクルーシブ教育システムの推進―共生社会の実現に向けて―」がテーマの東海・北陸ブロックでは「岐阜県における居住地校交流」などの実践発表を行った。

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公立小・中のトイレ、バリアフリー化7割 体育館での整備進まず

 車いすを使用する人への配慮を加えるなどしたバリアフリー型のトイレを備える公立小・中学校校舎の割合は2年前と比べ、5・2ポイント増の70・4%となったことが文科省の集計で分かった。昨年9月1日時点の状況を調べた。体育館など屋内運動場への整備率は5・0ポイント増の41・9%だった。災害などに備え、政府は令和7年度末までに避難所指定を受けている学校の整備率を100%とする目標を掲げている。

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