
通級指導23万人で過去最多 全児童・生徒の1・9%占め
令和6年度に小・中、高校で通級による指導を受けた児童・生徒は23万405人となり、前年度から2万7029人増えた。全児童・生徒の1・9%に当たり、人数・割合とも過去最多となった。通級の障害種別では、注意欠陥多動性障害(ADHD)が初めて最も多くなった。
家庭学習時にAI活用 福島で先進事例の報告
「福島からデジタル時代の学びの変革」を主題に、各地の実践報告などを行う催しが7月21日、福島市で開かれた。家庭学習時の生成AI活用といった先進事例や次期学習指導要領改訂に向けた文科省の動向などについて話があり、福島県内外から集まった教員や教委担当者らが耳を傾けた。
研究者ら時数削減求める 調整授業時数 現場の負担増懸念
教員や児童・生徒の負担軽減の観点から標準授業時数について研究している東京学芸大学の大森直樹教授らは7月22日、記者会見を開いた。次期学習指導要領で導入される「調整授業時数制度」は、学校での教育課程編成・実施の負担が増えかねないと指摘。標準授業時数自体の削減を訴えた。
東北地区中学校長会 研究協議会秋田大会
東北地区中学校長会(会長=長谷山庫之・秋田市立秋田東中学校校長)は7月2、3の両日、研究協議会秋田大会(大会実行委員長=三浦直樹・同市立山王中学校校長)を同市内で開催した。大会主題は「『豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会を創る担い手』を育てる中学校教育」。3分科会で六つの研究・実践報告があった。
初めての発見が生まれるとき 0・1歳児 五感で味わう環境との出会い
城崎こども園(兵庫・豊岡市) (上)
「いつも生き生きと幸せに満ち、一人でもよく遊び、正しく見、聞き、考え、創るこども」を目指す子ども像として掲げる、兵庫県豊岡市の城崎こども園(西垣浩文園長、園児81人)。「はじめての発見が生まれるとき~0・1歳児が五感で味わう身近な環境との出会い~」をテーマに研究に取り組み、園庭を舞台に0・1歳児がどのように素材や自然と出会い、感じて反応し、やりとりを通して経験を広げていくかを考えた。この研究は、昨年度のソニー幼児教育支援プログラムの最優秀園を受賞。6月4日には実践発表会を実施した。
「学び合い支え合う授業」目指して 学生、教員ら参加 愛媛大で初の研修会
子供たちのよりよい学びのための研究会
誰一人取り残さない授業づくりを大切にする仲間たちが集う、子供たちのよりよい学びのための研究会(会長=三田耕一郎・元神戸市立中学校校長)。同研究会は7月4日、第1回研修会を愛媛大学・教育学部棟で行い、学部生・院生を中心に現職教員を含む22人が参加した。発足のきっかけは、三田会長と井上昌善・愛媛大学大学院准教授が元神戸市立中学校社会科教員の仲間だったこと。今後は次期学習指導要領も視野に入れ、本研究会だからこそ深掘りできる「学びの場」の充実を目指していくという。
教師のやりがい 最多は「子どもを育む使命感」
教育関係団体に本社が独自アンケート
日本教育新聞社が実施した教育関係団体への独自アンケート調査で、「教師のやりがい」は「子どもを育む使命感」がトップであることが分かった。生成AIの活用による教員の業務負担軽減に加え、学校教育で子どもの「社会性」を育む重要性などに関する質問項目の結果も紹介する。
多様な価値観に触れ気付きを得る 若狭国際科学フォーラム
福井県立若狭高校 (下)
フィリピン、台湾からも参加
前回に続き、「探究の学校」として知られる福井県立若狭高校の取り組みを紹介する。今回は探究活動の一環として実施している「若狭国際科学フォーラム」を扱う。7月11日に同校で開かれた第14回のフォーラムにはフィリピン、台湾の高校と国内9校の高校生が参加し、英語による研究交流を行った。異なる文化や価値観を持つ高校生同士が対話を重ね、自らの問いを深める学びの場となっている。
医療と学校コーディネーターがつなぐ 不登校からの復帰へ効果
発達障害や不登校の支援など、学校と医療の協力が求められる機会は多いが、課題も多い。そこで、小児科医院が元学校管理職を「医療教育コーディネーター」として雇用する動きがある。実際に取り組んでいる医院では学校との関係強化につながり、不登校からの学校復帰といった効果が生まれている。
校内教育支援センター利用の生徒 美大生との交流楽しむ
相模原市立相陽中
相模原市立相陽中学校の校内教育支援センターで7月14日、近隣にキャンパスを置く女子美術大学との交流プログラムが行われた。センターを利用する生徒たちが、教員志望の学生と共に一つの絵を作る活動や、美術作品を題材にしたカードを使ったゲームを楽しんだ。自分の学級の教室に入ることの難しい生徒にも、さまざまな体験の機会を提供しようと、市教委が企画した。




















