No.6107号(2017年07月03日号)20面では「人づくり国づくり」を掲載

07.03

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「主体的・対話的で深い学び」7割

次期指導要領 全面実施への課題は

教育関連団体に本社アンケート

 日本教育新聞社が教育関連団体に実施した独自アンケートで、約7割が次期学習指導要領の全面実施への課題として「主体的・対話的で深い学び」を選んだ。喫緊の課題として「教職員定数の増加」や「管理職希望者の減少」などを挙げる回答が約3割を超え、次期学習指導要領の周知期間に当たる本年度は条件整備に関する強い要望が多くあった。

どうなる「時間外手当」働き方改革の審議本格化

中教審

 「学校における働き方改革」について中央教育審議会(中教審)で検討作業が本格化した。先月22日の諮問に続き、27日には分科会での審議が始まった。教職員が抱えた業務の整理や、やむを得ない場合の時間外勤務に対する報酬の在り方などが今後の焦点となる。(1面参照)

外国語15時間増と「総合」の在り方

移行措置「特例」どう対応

 平成32年度に全面実施する小学校新学習指導要領の移行措置期間に当たる30、31年度、総合的な学習の時間のうち15単位時間を超えない範囲で外国語活動、外国語科の時数に充てることができるよう、文科省が「特例」として示した。移行措置期間は現行より15時間増えることになる外国語活動(15時間)、外国語科(50時間)の時数確保に道を開くことが狙い。どう受け止め、どう対応するのか。多様な時間割を構想する行政、「総合的な学習」を核に据える学校現場それぞれの考え方を聞いた。

「社会を生き抜く力」育成などテーマ

関東甲信越地区中学校長会第69回研究協議会千葉大会

千葉・多古町立多古中の実践など報告

 関東甲信越地区中学校長会第69回研究協議会千葉大会(大会会長=高橋哲也・宇都宮市立陽南中学校校長、大会実行委員長=羽山稔彦・千葉県館山市立第二中学校校長)が6月8、9の両日、千葉市内で開催された。「社会を生き抜く力を身に付け、未来を切り拓く人間を育てる中学校教育」がテーマの全体協議会の他、九つの分科会で18の研究・実践報告が行われた。

探究する気持ち膨らませる

園児の「気付き」を見つけ

ソニー幼児教育支援プログラム最優秀園 実践発表会開く

深井こども園(堺市)

 多くの自然や動植物に触れ、さまざまな命の大切さに気付き、おおらかで人や自然を大切にする心を持った子どもを育てたい―。そんな願いで「科学する心」の育成に努めてきた、堺市の(社福)ゆずり葉会 深井こども園(関口美都園長、園児181人)。6月17日、実践発表会を開催し、公開保育や研究発表などを通して、平成28年度ソニー幼児教育支援プログラムの最優秀園に選ばれた取り組みを紹介した。

「本物」に触れる

 スポーツや芸術、伝統文化など、「本物」に触れられる機会は貴重な体験だ。学校教育で「本物」を扱う体験ができれば、子どもたちの情操を豊かにし、学習への興味・関心を高めることなどが期待される。2020年東京五輪・パラリンピックの開催などを受け、各学校では「本物体験」を扱う授業が増えている。埼玉県内の二つの小学校の取り組みを紹介する。

生活で使える「実践知」養おう

自ら問い続ける生徒目指して

千葉大附属中学校

 生活の中で使える知識「実践知」を培うため、自ら問い続ける自己教育力のある生徒の育成を目指し、千葉大学教育学部附属中学校(丸山研一校長、生徒452人)では研究を行っている。このほど3年研究の2年目の成果発表として公開研究会を開催した。実践知を培う授業には、七つの要素があることが分かってきた。

新ルールで「実施要項」見直し

大学入試改革 (5)

 高大接続システム改革会議の最終報告(平成28年3月)が「『AO入試』『推薦入試』『一般入試』の在り方の見直しなどを通じた新たなルールづくり」を提言し、文科省が29年度初頭を目途に示すとしていた「平成33年度大学入学者選抜実施要項の見直しに係る予告」(案)も「高大接続改革の進捗状況について」(29年5月)の中で併せて公表された。これまでの「AO入試」を「総合型選抜」(仮称)、「推薦入試」を「学校推薦型選抜」(仮称)へと名称変更するとともに、より多面的・総合的な評価の観点から改善を図った。

視覚支援学校で鉄道会社が研修

埼玉県立特別支援学校塙保己一学園

 埼玉県立特別支援学校塙保己一学園(佐野貴仁校長、幼児・児童・生徒111人)で6月21日、東日本旅客鉄道(株)(JR東日本)が児童・生徒の登下校中の事故防止と視覚障害に対する理解と支援の充実を目的とした研修会を開いた。民間企業が学校を会場に研修を行うことは非常に珍しく、寺田智礼教頭は「子どもたちの普段の姿を見て、そして触れ合って感じたことを今後の業務に生かしていただければ」と話している。

民生委員の役割とは?

高校生と委員が啓発イベント

埼玉県狭山市

 民生委員制度創設から100年を迎えた今年、各地で、子ども・若者に同制度について知ってもらおうとする取り組みが進められている。埼玉県狭山市では、高校生が「民生委員」を主題とした独自の劇を公演。高校生や民生委員自身が鑑賞した。公演を受けて、高校生と委員が懇談した他、この日の催しに先立ち、高校生が委員に同行して理解を深めた上で、高校生・民生委員を中心とする企画会議を6回にわたって開き、先月半ばの公演にこぎ着けた。

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