No.6375号(2023年6月19日号)2面では「津波逃れた中学生は今」を掲載

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活用格差の解消図る中教審WG 次期端末整備方針で初会合

 文科省は8日、1人1台端末の次期整備方針を決めるため、中央教育審議会のワーキンググループ(WG)の初会合を開いた。多くの自治体で令和7年度以降に始まる端末の更新を見据え、新たな端末やネットワークの環境について議論する。現在は地域や学校間で端末の活用状況に差が生じているとして、学校や家庭での活用を促すような整備方針を作りたい考えだ

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「災害時はスマホよりラジオを」岩手・釜石東中の卒業生が災害対策で呼び掛け

茨城の生涯学習センターがフォーラム

 茨城県の生涯学習センターは11日、「世代間をつなぐ地域づくり~ICT活用による地域防災~」を主題としたフォーラムを開いた。東日本大震災の折、岩手県釜石市立釜石東中学校に在籍し、日頃の防災教育の成果を生かして津波から逃れた卒業生が当時の模様を語り、今後の災害対策について提案を行うなどした。災害発生時の情報入手にはラジオが有効であり、スマートフォンに頼り過ぎないよう呼び掛けた。

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学校を元気にし、和気あいあいと

植村 洋司 全国連合小学校長会会長(東京都中央区立久松小学校校長)

新会長に聞く 上

 本年度、全国連合小学校長会会長に就任した植村洋司・東京都中央区立久松小学校校長に、75周年を迎えた同会の今後の在り方や会長として目指す方向性などについて語ってもらった。

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デジタル時代の幼児教育・保育を検討

東京大学発達保育実践政策学センター(Cedep)公開シンポ

 デジタル化が急速に進む現在、幼児教育・保育の実践とデジタルの関係をどのように考えればいいか、保育者の労働環境や研修等においてデジタルは、どのような役割を果たすかなどを探ることが求められている。東京大学発達保育実践政策学センター(Cedep)は5月26日、公開シンポジウム「デジタル時代の子どもの育ちを支える幼児教育・保育~OECD幼児教育・保育白書第7部より~」をオンラインで開催した。

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持続可能な町づくり目指して 自分の「推しの木」見つけよう

小学生用に授業プログラム

埼玉大+不動産会社

 持続可能な町づくりを目指し、小学生向け授業プログラムを開発した埼玉大学と野村不動産(株)。「推しの木」がキーワードになる。そのプログラムに基づく授業は、6月から野村不動産の開発エリアに位置する小学校で実施されている。総合的な学習の時間を中心に行い、学校だけでなく自分たちの住む町や地域を好きになり、誇りに思えるような「シビックプライド」の醸成も目指している。

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外国人アスリートと触れ合う 歓迎スピーチ、書道通じ日本文化紹介

トライアスロン世界大会の交流行事

横浜市立寺尾中学校

 横浜市立寺尾中学校(森博昭校長、生徒1080人)の3年生が5月11日、横浜市で開催されたトライアスロン世界大会の国際交流ボランティア行事に参加した。大会2日前に行われた食事会に集まった外国人選手約250人に対し、日本文化に触れてもらおうと書道を披露、体験の場も設けた。

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参集での実施相次ぐ 専門高校校長会 総会・研究協議会から 上

 例年5月に開催される、各専門学科高校の校長会の総会・研究協議会。新型コロナウイルス感染症が第5類になり、参集での実施が相次いだ。各会が示した活動報告や活動計画などを上・下で紹介する。今回は、農業、工業、商業、水産。農業、商業、水産では、新理事長が就任した。

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ロボットの力を借りて、音読を克服 ICT活用し個々の特性に対応

New Education Expo 2023から

 教職員向け講座を開いたり、教育関連事業者の新製品を紹介したりする「第28回New Education Expo2023」は3日、特別な教育的支援を必要とする子どもに焦点を当てた講座を設け、国立大学附属の2小学校から報告があった。どちらもICTの活用によるもので、音読が苦手だった児童がロボットによる教科書読み上げにより、流ちょうに音読できるようになった事例などを紹介した。

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学び直しの導入、課題解消に成果 中退ゼロを実現

元千葉県立姉崎高校校長 白鳥さんが実践紹介

都内で講演会

 課題集中校の一つだった千葉県立姉崎高校で平成16年度から校長として、「学び直し」などの手法で課題を解消させた白鳥秀幸さんが5月25日に都内で講演した。現在は、横芝敬愛高校(私立、千葉・横芝光町)で校長を務める白鳥さんは、姉崎高校での実践と成果を語るとともに、定員割れが続いてきた横芝敬愛高校での取り組みを紹介。「めげない、ぶれない、諦めない」との信念を披露した。自治体議員などが参加した。

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