
少人数学級で実証研究 学力向上、抑うつ防止に効果 文科省
少人数学級は児童・生徒の学力向上や抑うつの防止に効果があることが、文科省の実証研究で分かった。教員のメンタルヘルスや学級経営にも好影響。学級規模の縮小は中長期的に十分な経済合理性があることも示された。
中学英語、題材をより身近に
次期指導要領 「社会的な話題」見直す方針
現在の中学校英語の教科書を開くと、環境問題や国際支援、災害への備えといった題材が並ぶ。前回の学習指導要領の改訂で「社会的な話題」を扱うことが示されたことが背景にある。一方で、学ぶ語彙数も増え、授業づくりの難しさは課題にもなっている。次期改訂では、扱う題材をより身近な話題に見直す方向が示されている。
地域とともにある学校づくり推進 職員は「教師しかできぬ仕事」に専念
岡山・和気町立本荘小学校(上)
環境整備・学習支援・安全見守り 多くの住民ボランティア協力
岡山県和気町立本荘小学校(鈴木隆幸校長、児童223人)は、「地域とともにある学校」づくりを掲げ、学校支援ボランティアの協力で教育活動を充実させるとともに教職員の働き方改革を進めている。昨年度のボランティアは延べ580人に上り、教員の時間外在校等時間は月平均50時間から22時間にまで減少した。同校のこれまでの取り組みを元広島県公立小学校校長の津田秀司・本紙特別記者に上下2回でリポートしてもらう。
気候変動時代の保育・幼児教育は 日本保育学会第79回大会から(上)
一般社団法人日本保育学会は5月16、17の両日、東京大学が担当校となり、第79回大会をオンラインで開催した。大会テーマは「あらゆる学問は保育につながる」。大会実行委員長の遠藤利彦・東京大学教授、秋田喜代美・学習院大学教授、無藤隆・白梅学院大学名誉教授らが登壇したメインシンポジウム、気候変動時代の保育・幼児教育などがテーマの各種シンポジウム、研究者・実践者らによる発表を実施した。2回にわたり、その内容を紹介する。
カナダ発の授業スタイル 「答えのない教室」算数で挑戦
横浜国立大学附属横浜小でセミナー
「授業づくりセミナー2026」が6月6日、横浜国立大学附属横浜小学校で行われた。本セミナーのキーワードはカナダ発祥の授業スタイル「答えのない教室」(Building Thinking Classrooms、略称:BTC)。話し合いの中で生じるワクワク感が大きな特色の一つだ。講師を務めたのは、対話や学び合いを用いた算数指導に詳しい石田淳一・横浜国立大学名誉教授。カナダに出向き、実際に現地の授業を視察し、日本の算数授業への具体的な指導・助言を行っている。BTCの授業実践から「子どもの考える授業」について迫る。
11月からパーカー制服を導入 男女同デザイン、多様性に対応
京都・京田辺市立田辺中学校
創立80年目を迎え、京都府京田辺市立田辺中学校(家村隆宏校長、生徒1017人)は本年度11月から新たに男女同デザインのパーカー制服を導入する。高校入試や卒業式でも着用できる「正装」という位置付けだ。これまでの制服(男子は詰め襟学生服〈学ラン〉、女子はセーラー服)は残しつつ、自由選択方式を採用。伝統を受け継ぎ、新たな学校文化を創り出す。同校の取り組みを紹介する。
専門高校校長会 総会・研究協議会から(上)
各専門学科高校の校長会の総会・研究協議会が5月に実施された。理事長のあいさつに続き、各会が示した活動計画や研究協議の内容などを、上・下で紹介する。今回は農業・工業・水産の3団体。
高校改革 先導拠点の計画作り本格化
文科省が進める高校改革の先導拠点づくりを巡り、各県が議論を加速させている。普通科改革では、理数系人材の裾野拡大や文理融合型の探究学習の充実を掲げた構想が打ち出されている。県外への人口流出や地域産業を支える人材の育成など、それぞれの地域課題を背景にした取り組みが目立つ。
インクルーシブ教育目指し4校合同「拡大コミスク」に
宮崎県立小林こすもす支援学校と併設の小・中・高校
6日に閉幕した「NEW EDUCATION EXPO2026」(東京会場)では、インクルーシブな学校運営モデルを主題とした会合を設け、宮崎県からは、県立特別支援学校が学部別にそれぞれ小学校、中学校、高校に併設している4校の事例について報告があった。文科省のモデル事業の一環として研究を続け、4校合同の協議会を置いて「拡大コミスク」として学校運営を進めているという。
遊びの価値普及へ 「協議会」発足 支える人材も育成
子どもの遊びの価値の普及や、それを支える人材の育成などを目的とした団体「日本『遊ぶ』協議会」の発足記念イベントが11日、東京都内で開かれた。共同代表で、NPO法人「Chance For All」代表理事の中山勇魚さんは「自由に遊ぶ中でさまざまな育ちが生まれる。その環境をどう実現するかを考えていきたい」と意気込みを語った。




















