No.6108号(2017年07月10日号)2面では「原爆投下8月6日 登校日にできず」を掲載

07.10

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通学路での事故防止へ

車の進入阻む新装置導入

登校時に自動で昇降

新潟市

 渋滞や信号待ちを避けようと通学路に入ってくる自動車に対し、物理的に通行を阻む装置が新潟市で導入されてから3カ月。住宅街の細い道であるにもかかわらず、1年前の登校時間帯には時速50キロほどの車が列をなして走っていたという。装置の導入は、学校統廃合に伴う通学路変更が背景にあり、似た課題は今後、各地が抱え込むようになる可能性がある。

科目・分野ごとに到達目標

教職課程コアカリキュラム

 教員養成の質を高めようと、文科省の検討会議が初めて、大学の教職課程の見直しに合わせてコア(モデル)カリキュラムを作った。教員として身に付けてほしい資質・能力を目標形式で示した内容だ。だが、大学関係者からは批判の声も相次ぐ。何が起きているのか。

研究者と学校の連携報告

日本教育経営学会が大会

実践研究フォーラム

 日本教育経営学会第57回大会(会長=浜田博文・筑波大学教授、実行委員会委員長=加藤崇英・茨城大学大学院准教授)が6月9日から3日間、水戸市の茨城大学で開催された。実践研究フォーラムのテーマは「パートナーシップの推進による研究と実践の相互交流的発展を目指して」で、研究者と学校が連携して学校改善を進める実践などを紹介した。

幼児期における「グローバル・コンピテンス」育成

保育環境の在り方考える

ポピンズが日米共同で研究プロジェクト シンポ開催

 グローバルな世界に羽ばたく子どもたちにとって乳幼児期に身に付けておくべき資質はどのようなものか、そうした資質を育むために保育者が行う環境設定はどうあるべきか。首都圏を中心に全国で保育・教育施設を展開する(株)ポピンズは「グローバル・コンピテンス」に着目し、ポピンズ国際乳幼児教育研究所がハーバード教育学大学院などと日米共同の研究プロジェクト「幼児期におけるグローバル・コンピテンス」を進めている。

「手縫い」の授業公開

筑波大学附属小学校の横山教諭

 筑波大学附属小学校(甲斐雄一郎校長、児童832人)は6月16、17の両日に実施した学習公開・研究発表会で、家庭科を担当する横山みどり教諭がフェルトの縫い合わせなどに用いるかがり縫いや玉結び・玉留めなどを扱う5年生の「手縫い」の授業を公開した。テーマは家庭実践を見据えた授業デザイン。横山教諭の取り組みを紹介する。

「箱ひげ図」の活用学ぼう

山口大附属中・数学

 次期学習指導要領で2年生数学に追加される「箱ひげ図」。山口大学教育学部附属光中学校の將基面(しょうぎめん)裕介教諭がこのほど開催した前期公開研究会で提案授業を披露した。昨年度試行した同附属山口中学校の岡本大介教諭の授業と合わせ、紹介する。

全国特別支援学校長会が研究大会

 全国特別支援学校長会(全特長、会長=横倉久・東京都立大塚ろう学校統括校長)が6月29・30日、国立オリンピック記念青少年総合センターで第54回研究大会を開催した。全国から約900人の校長が参加し、各学校が抱えるさまざまな課題について情報共有、協議を行った。

新採教員が振り返る合格への鍵

採用試験対策

 自治体によって1次試験が始まった今夏の採用試験。すでに1次試験を終えた人は2次試験、まだ試験が始まっていない人は1次試験に向けてどのような対策を取るか―。昨年の試験に合格し、本年度から新採教員として働く3人の教諭に合格のポイントを聞いた。

教員と懇談したい

ベテラン委員に聞く

寺田 晃弘 東京都民生委員児童委員連合会会長

 変化する社会の中で、民生・児童委員の役割が増している。30年にわたり民生・児童委員を務める寺田晃弘さん(東京都民生委員児童委員連合会会長)は、校長以外の教員と話し合いたいという。

教師も見た目が大事?

表情変えたら関係築きやすく

 保護者や地域の人や同僚職員など、意外に人間関係の中での仕事が多い教師。教える技術は大事だが、相手に好かれるための「印象づくり」も軽視できない。円滑な関係を築くためには、どうしたらよいのか。

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