No.6420号(2024年6月17日号)13面では「若手教員とこう関わろう」を掲載

06.17

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9競技は全国大会廃止 中体連 継続競技も規模縮小

 日本中学校体育連盟(日本中体連)は8日、全国中学校体育大会(全中大会)で令和9年度以降、ハンドボールや水泳、新体操など9競技の大会を開催しないと発表した。それぞれの競技部の全国組織は解散するが、ブロック大会などは地域の実態に応じて教員負担の軽減などを踏まえた上で開ける。継続する競技についても、今後は出場校数を減らすなどして規模を縮小していく。

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解説 熱中症予防 発汗による体温調節 動画で学ぼう

 気象庁の予報によると、今月から8月までの3カ月間の気温は全国的に高くなる見込みだ。熱中症予防が不可欠といえる。早稲田大学スポーツ科学部の細川由梨准教授らは小・中学生向けに熱中症について解説した動画教材「汗のやくわり」を制作した。これからの本格的な暑さに備え、熱中症のメカニズムや本動画教材の活用などを解説してもらった。

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働き方改革へ環境整備必要 全日本中学校長会新会長に聞く

青海 正 全日本中学校長会会長(東京・大田区立志茂田中学校校長)

 5月の総会で全日本中学校長会会長に就任した青海正・東京都大田区立志茂田中学校校長に、本年度の重点や問題意識、会員へのメッセージなどを聞いた。

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思いを実現し、友達と課題解決する態度育む

荒尾第一幼稚園(熊本・荒尾市)の取り組み (上)

 日常の遊び・生活や子どもの興味・関心に基づくプロジェクト活動を通して「自分や自分たちの思いを実現しようとする態度」「友達と協力し、課題を解決しようとする態度」などを育んでいる、熊本県荒尾市の(学)岡崎学園 荒尾第一幼稚園(宇梶達也園長、園児36人)。令和5年度ソニー幼児教育支援プログラム優秀園審査委員特別賞を受賞し、5月18日に実践発表会を開催した。「広がりと深まり、そして編み込み―高く広がる太陽系 重なり深まるお話作り」をテーマにした研究・実践の内容を2回にわたり紹介する。

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独自の政党つくり政策提案 主権者教育で模擬選挙

「こどもまんなか」社会を見据えて

東京・江東区立第二辰巳小学校 全6年生

 東京都江東区立第二辰巳小学校(新貝朗校長、児童776人)は昨年度、6年生の社会科で扱う「選挙」の学習に力を入れて取り組んだ。昨年4月に施行された「こども基本法」に関連させ、「こどもまんなか」という言葉に着目。子ども中心になっていない身の回りの問題を考え、同じ考えを持つ子どもたちで政党を結成。単元終末で行う「こどもまんなか総選挙」(総選挙)に向け、アピールポイントの修正・改善などに取り組んだ。本実践内容について紹介する。

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沿岸部の学校と防災学習で交流 保護者の被災体験を語る

盛岡市立城西中 県教委「いわての復興教育」の一環

宮古市立田老第一中の生徒が来訪

 盛岡市立城西中学校(大越淳校長、生徒333人)は昨年度、「いわての復興教育」の一環で交流学習を実施した。1年次に三陸海岸沿いにある宮古市田老地区を訪問した生徒たちが2年生となり、宮古市立田老第一中学校(田老一中)の同学年生徒の訪問を受けた。東日本大震災の被害と復興状況を学び、生命の尊さや地域を大切に思う心などを育んだ。

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多様な業務の増大、改善が必要 全高長 総会・研究協議会から(上)

 全国高等学校長協会(全高長)の総会・研究協議会が5月22、23日、大宮ソニックシティホール(さいたま市)で開催された。石崎規生会長の任期満了に伴い、内田隆志・東京都立三田高校校長が新会長に就任した。内田新会長は、高校でも教員不足が深刻化している現状を踏まえ、「資源に乏しい日本では、人材が資源であり、教育が最も大切。教育へのリスペクトを取り戻そう」と、石崎前会長の言葉を引用しながら述べた。

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若手とどう関わる?相談には共感を示そう

都教委が手引を作成

 教員不足にあえぐ学校現場にとって新任教員は貴重な戦力だ。ところが1年目で離職したり、心を病んで休職したりする若手が増えている。中堅や管理職は若手にどう関わったらよいのか。東京都では関係づくりのための手引を作成し、若手を取り巻く職場環境を見直そうとしている。

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村自慢の「峠」登り自然観察 地域を知り、住民と交流

福島・泉崎村の小学生

 福島県の郡山市と白河市の間に位置する泉崎村では烏峠(標高485メートル)が名所の一つ。住民らで構成する「烏峠の自然を守る会」(古宇田榮増会長)では、公民館と連携し、小学生対象の自然観察会をはじめ、登山道の整備、峠付近にある神社の保全整備、樹木名札付け、案内人養成などに取り組む。今月4日、小学校4年生を対象とした自然観察会の日に取材した。

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