No.5981号(2014年09月15日号)4面では「笑いで教育界を元気に!」を掲載

09.15

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実習期間、日本が最短 加盟22カ国と開き

OECD調査

 日本の教員は、高い競争率の試験によって質を維持している一方、教育実習期間は極端に短い―。OECDが9日に公表した「図表でみる教育2014年版」が、そんな日本の特徴を指摘した。また、教員が継続的に職能開発するための支援を受けられていないことにも言及している。

各地で広がる「校長塾」

OBが現職育成 自主的に組織

 ベテラン層の知恵や経験、指導技術などの継承が課題となっている教育界。最近では、教職員だけでなく、教育管理職の世界でも、学校経営の重要事項を次世代に伝えていく必要性が指摘されるようになってきた。こうした中、校長OBが現職を育成する「校長塾」のような組織が各地で誕生し、活動を始めている。管理職・候補者の視野を広げ、多様な課題に対応できる「本物の実力」を身に付けさせることが狙いだ。今回は広島県と京都市の組織の活動を紹介する。

笑いで教育界を元気に!

「教育と笑いの会」発足

 「教育界は暗い話ばかりであまりにも元気がない。笑いで元気にする場をつくろうじゃないか」。そんな心意気で発足した「教育と笑いの会」〔会長=玉置崇さん(愛知県小牧市立小牧中学校校長)、主催=同会、愛される学校づくり研究会〕は、8月16日、名古屋市内で第1回の集いを開催した。教育管理職や教職員など200人以上が参加し、「教育における笑いの効用」を教育落語や講演、パネルディスカッションなどを通して「楽習(がくしゅう)」、笑い声の絶えない場となった。

事前活動で興味広げる

牧場体験と結び付けた食育

新光明池幼稚園 大阪・和泉市

 幼稚園の「食育」は自園調理が前提の保育園に比べ、まだ取り組みが始まったばかりの園も多い。牧場での体験活動と食育を結び付けた園の実践から、小学校以降を見据え「子どもたちの心に残る」活動のヒントを探る。

2学期以降の学習内容 同一単元の2授業公開

異なる切り口で

関西算数授業研が10回記念大会

 「どうすれば授業力が上がるのか」「もっと算数を勉強したい」…。こうした教師たちの思いから立ち上がった関西算数授業研究会(会長=和田秀夫・兵庫県川西市立牧の台小学校主幹教諭)。今夏の研究発表会で、記念すべき10回目を迎えた。特別公開授業では、各学年で同一単元の二つの授業を公開。2学期以降の学習内容を扱い、それぞれの授業者が異なる切り口で授業をデザインした。その中から、5年「割合」の公開授業について紹介する。

航空機使い研修

慣性の法則、5連玉振り子の運動…

急降下時の無重力状態で実験

東京学芸大理科教員高度支援センター

 東京学芸大学理科教員高度支援センター(ASCeST)は、小・中学校の教員を対象に「航空機を用いた教員研修」を実施している。航空機の落下を利用した無重力状態の中でさまざまな実験を行うことができるもので、先月29日、参加教員らによる実験の報告会が同大で開かれた。

「リケジョ」育成へ女子校6校が連携

地域超え刺激し合い「化学反応」を!

埼玉・北関東のSSH指定校

 地域を超えて国際的に活躍できる「リケジョ」を育てる―。文科省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けている埼玉県と北関東3県の女子高校6校が本年度から、女性研究者の育成に向けた連携を始めた。8月にはお茶の水女子大学に6校の生徒が初めて集まり、研究交流会を開催。関係者は、学校や地域を超えた交流によって起こる「化学反応」に大きな期待を寄せている。

学生の手で「プレーパーク」

生い茂る樹木切り開き

千葉市

 遊具の有無にこだわらず、子どもが自然を生かして自由に遊ぶ「プレーパーク」が増えつつある。今夏、千葉市内では、教員志望の大学生で構成するグループが、草木の生い茂った水田跡を切り開いて、また一つ開設した。子どもが増えて遊び場が乏しい地域。自治会と連携し、この地域に住む高齢者も自ら作業に出向いて汗を流した。子どもが自然と戯れ、学生がさまざまな世代と関わり学びを深める場ともなっている。

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