No.6065号(2016年07月25日号)7面では「児童の興味高まる 特色ある教育活動」を掲載

07.25

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主流のテーマはAL

実践事例を多数紹介

今夏、教育研究関連団体が各地で大会

 教育研究関連団体は8月、各地で全国大会を開催する。次期学習指導要領を見据え、「アクティブ・ラーニング」(AL)と関連付けたテーマが多いのが本年度の特徴。教員の大半が研修の一環として参加するため、児童・生徒の主体的・協働的な学びの本質を理解することができるようプログラムに工夫を凝らしている。

AL教材を配信

実践的指導者の養成へ

埼玉県教委、民間企業と共同開発

 埼玉県教委はリクルートマーケティングパートナーズ(東京都中央区)と共同で教員向けのアクティブ・ラーニング(AL)教材を開発した。リクルートのオンライン学習サービス「スタディサプリ」を通じて、県内の教員が解説動画や教材を閲覧・ダウンロードする仕組みだ。県外の教員にも、要望があれば開放するという。

次期指導要領からデジタル教科書

供給方法など課題山積み

 教科書の内容を情報端末に収めた「デジタル教科書」が、次期学習指導要領の実施に合わせて、正式な教科書として全国の学校に配備できるようになる。文科省は来年度にも法改正する見通しだ。ただ、情報端末の配備やデジタル教科書の供給方法など、学校での利用に向けて課題は多い。

復興の歩み振り返り未来を担う人材育む

大震災から5年

東北連合小学校長会研究協議会岩手大会 上

 東北連合小学校長会(会長=柳村栄・盛岡市立山岸小学校校長)は7、8の両日、研究協議会岩手大会(実行委員長=佐々木健・盛岡西峰学園盛岡市立土淵小・中学校校長)を盛岡市内で開催した。東日本大震災から5年を迎えたことを受け、復興の歩みを振り返るとともに、ふるさとの発展を支える人材を育てるために学校にできることなどを考える大会を目指した。今回は開会前に上映した同県教育界の5年の実践等をまとめた「プレゼンテーション」と分科会、次回はシンポジウムの内容を紹介する。

地域連携や豊かな育ち目指して

新しいタイプの保育園舎

 より深い地域連携や子育て支援など、保育界に新たな役割が求められている昨今。子どもたちの過ごす園舎にも新たな工夫が取り入れられている。そんな中、「幼児の城」として350件以上の実績がある園舎設計のプロ、(株)日比野設計が、このほど最新の園舎を公開した。土地が少ない都市部の事情を考慮しつつ、地域とのつながりや子どもの豊かな育ちを目指した園舎とは―。

児童の興味高まる 特色ある教育活動

沖縄・石垣市立大本小学校

 英語版の校歌作成や敷地内にある野鳥の森の復活など、特色ある教育活動に取り組む沖縄県石垣市立大本小学校(漢那ひとみ校長、児童11人)。荒れて立ち入ることもなかった野鳥の森の復活を目指し、地域の力を借りながら環境整備を行い、本年度は鳥の巣箱づくりなどに取り組んでいる。英訳した校歌は学校行事やクラブ活動などで歌い、掃除の時間に口ずさむ子どもたちの姿も見られるという。

教科・給食指導だけでなく…全教育活動を通じ食育推進

さいたま市立東浦和中学校

 「豊かな心と体をはぐくむ食育の推進」をテーマに、さいたま市立東浦和中学校(柳澤登紀男校長、生徒530人)は昨年度から研究を進めている。このほど研究協議会を開催し、教科指導・給食指導だけでなく、委員会活動や部活動、地域を巻き込んだ2年間の研究成果をまとめた。

専門的職業人教育の評価を研究

全工協

 公益社団法人全国工業高等学校長協会(全工協、理事長=後藤博史・神奈川県立神奈川工業高校校長)がこのほど、文科省の「高等学校における多様な学習成果の評価手法に関する調査研究」事業の一環として(株)ベネッセコーポレーションと共同で取り組んだ「工業高校生の専門的職業人として必要な資質・能力の評価手法の調査研究」成果をまとめた。高い就職率と3年後離職率の低さを誇る工業高校。平成25年度から3年間にわたる同研究によって明らかになった各工業高校の指導と評価の在り方は、探究的、体験的学びの一層の充実が求められる他学科においても大いに参考となりそうだ。

「高大接続改革」を先取り

3年目迎えた大学教育再生加速プログラム

 高大接続などに取り組む大学を支援する「大学教育再生加速プログラム」が3年目を迎えた。文科省の大学教育再生の戦略的推進の一環だが、革新的・先導的教育研究プログラムの開発を推進し、大学教育の質の向上の手法開発に資するモデル構築が狙い。これまでアクティブ・ラーニング(AL)、学修成果の可視化、入試改革、高大接続、長期学外学修プログラム(ギャップイヤー)をテーマ設定し、公募した大学から選定して取り組んできた。本年度は三つのポリシー(ディプロマ・カリキュラム・アドミッション)に基づき「卒業時における質保証の取組の強化」をテーマに公募、選定する。

教育関連団体 お薦めの一冊

夏休み 次期指導要領に向けて知識を深めよう

 日本教育新聞社は教育関連団体などを対象にアンケート調査を実施し、質問項目の一つに「次期学習指導要領に向けて知識などを深めておく上でお薦めの一冊」を聞いた。夏休みは多忙な教師にとって自分の時間を取りやすい時期。学習内容やアクティブ・ラーニングを含めた指導法など、自らの教師力向上に向けた読書は有意義な時間となる。各教育関連団体が薦める本を紹介する。

学校になじめぬ経験 職場体験通じ乗り越え

群馬県教委の事業

 学校になじめず道を外れそうになった中学生や高校を中退した若者を職場体験へと誘おう―。そんな取り組みが群馬県で広がりつつある。参加した少年・少女は、肉体労働や乳幼児との触れ合いなどから、自分の進路を考え直したり、中学校卒業後の就職先を見つけたりする。県教委の呼び掛けに応じた県内各地の事業所が彼ら、彼女らの新たな学びの場となる。

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