No.6367号(2023年4月10日号)2面では「加害者にしない指導とは」を掲載

04.10

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こども家庭庁が発足 幼稚園行政は文科省が継続

 「こども」に関する政策を一元的に進める新省庁の「こども家庭庁」が1日に発足した。昨年度まで厚労省と内閣府が担ってきた保育所、認定こども園関連業務の他、いじめ対策や、幼稚園・保育所・認定こども園に在籍していない未就学児童の政策などを所管する。幼稚園関連の業務は引き続き、文科省が担当する。

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「闇バイト」から子どもを守れ 加害者にさせない指導、学校で

 SNS上で犯罪の実行犯などを募集する「闇バイト」。犯罪の実行役に未成年者が増え、中には中学生が関わってしまうケースも現れている。子どもたちを犯罪の加害者、被害者にもさせないために求められることは何か。

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製作遊びで感性の育成促すために 身近な素材、親しむ工夫を

国公幼調査・提言 下

 前年度と本年度の2年間「身近なものとの関わりを通して子どもの豊かな感性を育むための調査研究―身近なもので作って遊んで!親子で一緒に楽しもう!」に取り組んでいる、全国国公立幼稚園・こども園長会(会長=箕輪恵美・東京都中央区立有馬幼稚園園長、国公幼)。事業を進める特別事業委員会は前年度実施した調査の結果を基に、身近なものとの関わりを通した子どもの豊かな感性の育成に向けた提言をまとめた。

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地震・津波から生き抜く力育む「総合」中心に各教科で

高知・南国市立十市小の防災教育

 平成23年3月に発生した東日本大震災をはじめ、各地で大地震や洪水、土砂災害などが繰り返し発生して大きな被害が出ている近年の日本列島。南海トラフ地震についても、いつ起こってもおかしくない状況といわれている。高知県南国市立十市小学校(猪原靖校長)では、南海トラフ地震を生き延びて乗り切る力を育てるため、「地震・津波から生き抜く、たくましい子どもを育む防災教育」に取り組んでいる。

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YouTuberが振り付けアレンジ校歌に乗せてダンス

東京・世田谷区立弦巻中学校

 東京都世田谷区立弦巻中学校(加藤ユカ校長、生徒457人)は例年11月ごろ、全学年が参加するダンスの校内発表会を行っている。同校の特徴の一つは、ダンスの指導でICTを積極的に活用する点だ。取り組みの概要を紹介する。

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長期入院中の生徒へ遠隔教育で成果 心も支える取り組みに

京都市教委が研究報告会

 京都市教委は以前から、長期入院中の高校生に対し、ICTを活用した同時双方向型授業の配信を行うなどさまざまな学習支援を展開し教育保障に努めてきた。3月3日には同市総合教育センターで研究報告会をハイブリッド形式で開催。研究推進校の同市立桃陽総合支援学校の取り組みを中心に、活動の成果などを紹介する。

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寄稿 パラスポーツ定着へ 指導者研修を

医師の八巻孝之さん

 一昨年のパラリンピック大会では、メディカルドクターを務め、昨年の全国障がい者(障害者)スポーツ大会では宮城県選手団帯同医としてのボランティア活動の経験を持つ八巻孝之医師が、今後のパラスポーツの在り方についての提言を本紙に寄せた。八巻氏は「両大会のレガシーともいえる、障がいのある人たちのスポーツ参加を地域に広げ、パラスポーツ活動を定着させていくことが大きな課題」と指摘する。

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子どもたちが農業・ビジネス体験 指導・見守りを農家へ委託

 子どもたちが週末、農業と関連ビジネスを体験する「根っこ塾」というプログラムが令和3年に横浜市都筑区で始まった。各地で同様の事業を展開するグローカルデザインスクール(静岡・牧之原市、大竹千広社長)によるもので、6カ所目の活動拠点となる。昨年度、子どもたちに与えた課題の一つは、廃棄されるはずのミニトマトの利用方法。フードロス解消に向けた商品を開発し、販売にこぎ着けた。

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