No.6404号(2024年2月12日号)2面では「被災した子、どう受け入れ」を掲載

02.12

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「総合」の時数2倍超に 各自治体の新年度予算から

 全国の地方自治体が新年度予算案の概要を公表する時期を迎えた。今後、注目を集めそうな事業をまとめると、東京都渋谷区が区立小・中学校の総合的な学習の時間を大幅に増やし、授業実施に当たっての謝金などを確保する。こども家庭庁中心に検討が進む「誰でも通園制度」に関し、東京都港区は国が定める10倍まで利用可能な制度とする。

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避難先での「受け入れ教育」とは 風土、料理など 故郷を学ぼう

 このたびの能登半島地震では、石川県内外の学校や園で子どもたちの受け入れ準備が進む。避難先や転居先の学校や園では、どのような配慮が求められるのか。「受け入れ教育」という考え方を提唱している教育学者の大森直樹さん(東京学芸大学教授)に、今回の地震、さらには、今後の災害を見据え、意見を求めた。

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学事出版教育文化賞 八王子高・渡邉教諭が受賞

優秀賞は津市立西郊中の三輪教頭

東京の宇津木台小・河村主任教諭

 学事出版が設けている教育文化賞の表彰式が1月26日に都内で行われた。今回で21回目の表彰。スクールソーシャルワークに焦点を当てて実践を重ねた渡邉大介さん(八王子学園八王子高校教諭)が受賞した。

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エジプトの一貫校で 週1時間、学活取り入れ

 前回に続き、エジプトのEJS(Egyptian Japanese School)で日本人スーパーバイザーを務める川越豊彦さんに同校での活動や様子を紹介してもらう。

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新任が生き生きと保育できるように 市教委がガイドを作成

兵庫・伊丹市教委

 幼児教育推進計画を策定するとともに「幼児教育ビジョン」「幼児教育カリキュラム」「保育環境構成のてびき」を作成し、幼児教育センターを設立するなどして、公立・私立・幼稚園・保育所・認定こども園の別なく市全体の乳幼児教育の質向上を図っている兵庫県伊丹市。市教委と幼児教育センターは本年度、新任保育者の困ったことや不安を少しでも解消し、生き生きと保育できるようにすることを目指したガイドを作成した。

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漂着ごみの海岸清掃推進 環境美化教育の最優秀校に

鹿児島・屋久島町立金岳小中学校

 鹿児島県本土の南方約60キロメートルにある屋久島。その北西に位置する口永良部島にある屋久島町立金岳小中学校(松永裕幸校長、児童・生徒11人)では、海の美しさを守ろうと、総合的な学習の時間などで、ごみを減らすための活動に取り組んでいる。豊かな自然環境の下、町が掲げる「屋久島型ESD」を推進。島の自然を継承するという子どもたちの意思も育まれている。

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家計管理と生活設計の重要性伝える

東京・杉並区立和田中学校

 成年年齢の引き下げ、学習指導要領の改訂により、若年層の金融教育に注目が集まる中、金融庁は出前授業を実施している。国民一人一人が安定的な資産形成を実現し、自立した生活を営む上では、金融リテラシーを高めることが重要であるという。都内の公立中学校の模様を取材した。

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ビジネスのアイデア競うコンテスト開催

途上国の女性の経済格差解消策がグランプリ

 高校生がビジネスのアイデアを競い合う「高校生ビジネス・グランプリ」の最終審査会が、1月初めに東京大学本郷キャンパスで開催された。当日のプレゼンでは、高校生が各自の個性を生かしながらプランの魅力を伝える姿があった。田園調布学園高等部の生徒が、開発途上国の女性の経済格差の解消を目的とした就業支援のプランを発表し、グランプリに選ばれた。

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高校での「通級」に手引書 校内体制づくりなど解説

東京都教委 HPで公開

 発達障害のある生徒が特性に応じた指導・支援を受けられる通級制度が高校で始まって6年目を迎え、東京都教委はこれまでの事例を踏まえて、発達障害のある生徒を支援するための校内体制づくりなどを解説した手引書をまとめた。ホームページ上で公開している。都教委は民間団体と連携し、通級支援員を確保。支援員を交えたチーム指導などを紹介している。

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正月飾りなど焼く伝統行事 「焚きあげ祭」に児童参加

地域協議会+コミュニティ校 協働体制

 50年以上前に発足した市民運動実践協議会が母体となって、地域活動が続く茨城県日立市。令和の時代を迎え、コミュニティ・スクールの枠組みが加わって、子どもたちに貴重な体験の場を提供している。市中心部に位置する会瀬小学校の児童は1月15日、学区コミュニティ推進会が実施する「浜の焚きあげ祭」に児童が参加。正月飾りを焼く伝統行事で、地域社会を支える住民の思いに触れる場となった。

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