No.6267号(2021年1月25日号)13面では「ICTの力で全国大会」を掲載

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親の精神疾患巡る教員対応 小学校時代、4割「嫌な思い」

阪大研究者ら調査

 精神疾患を患っている日本人の割合は5%ほどとされる中、大阪大学大学院の研究者らが、精神疾患を患う親の下で育った人を対象に、小学生だった頃の経験を尋ねたところ、「先生にされて嫌だったこと」が「あった」と答えた割合が4割を超えた。親の精神疾患により悩んだり苦労したりした経験を持つ人が多く、調査結果をまとめた論文では、教員が精神疾患について理解を深めることの必要性などを訴えている。

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問題解決能力を問う スマホが利用できる入試とは

全日本中学校長会研究協議会和歌山大会誌上発表 上

 大学入試で知識とともに思考力や主体性が評価される中、スマートフォンなどの情報端末の利用を認める入試が出てきた。昨年度から既に実施している私立中もある。どのような問題が出題されるのか、入試の狙いは何か、入試の在り方に与える影響は―。関係者を取材した。

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地元の課題改善・魅力発信 小規模特認校の取り組み紹介

全国連合小学校長会研究協議会京都大会誌上発表 下

 前回に続き、全国連合小学校長会研究協議会京都大会での誌上発表の内容を紹介する。

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つぶやきから興味・関心受け止める 問い掛けで考える力伸ばす保育

陽だまりの丘保育園(東京・中野区)

 「子どもたちの五感をひらき、持つ力を最大限に広げ、未来の世界に自分らしく生きる情緒豊かな人を育むこと」を目指し、子どものつぶやきから興味・関心を受け止め、遊びや生活を通して実現していく保育を進めている、東京都中野区の(社福)龍美 陽だまりの丘保育園(曽木書代園長、園児123人)。5歳児はそうした園生活の要であり、遊びを深めていく中で考える力や意欲、創造性、自分らしさなどを成長させている。

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相手へ伝えたい思い 大事に 宮崎市の外国語教育 上

岩切 宏樹・西池小学校指導教諭の取り組み

 外国語教育に力を入れている宮崎市。市内の学校で行われた実践や研修などに関して(上)(下)で紹介する。今回は実践事例の一つとして、岩切宏樹・同市立西池小学校指導教諭の取り組みを、直山木綿子・文科省視学官のコメントと併せて紹介する。

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主体性に重き置いた実践多く 全国中学校理科教育研究会大会・誌上発表から

 全国中学校理科教育研究会(会長=花田英樹・東京都町田市立町田第一中学校校長、大会時)は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、福岡市で実施予定だった令和2年度第67回教育研究大会を誌上発表の形にし、このほど大会誌を作成した。来年度からの中学校での新学習指導要領の全面実施を前に、生徒の主体性に着眼した実践内容を掲載している。

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「肢体不自由」の高校生 ICTを駆使してプレゼン全国大会

第3回プレゼンカップ全国大会

全肢長会主催

 肢体不自由特別支援学校の高等部に在籍する生徒が自分の未来を見通し、社会への提言を発表する「プレゼンカップ全国大会」の第3回大会が、昨年12月16日に開かれた。長距離移動の手段を確保することが難しい生徒たちにも全国大会の場をつくろうと、全国特別支援学校肢体不自由教育校長会(全肢長会)がコロナ禍以前よりICTを駆使して開催してきた大会だ。全国の特別支援学校をオンラインで結び、地区予選を勝ち残った生徒たちが思い思いのテーマでプレゼンテーションに臨んだ。

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端末整備前倒し、教師の活用力課題に

 全国の公立小・中学校で1人1台の情報端末の整備が急速に進む。その一方で、教員のICT活用指導力の向上がこれからの課題となっている。教員養成の見直しや現職教員に対する支援の充実が求められている。

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子どものいる困窮世帯で生活不安が深刻化

NPO、コロナ禍で調査

 新型コロナウイルスの感染拡大により、子どもがいる困窮世帯は保護者の離職や収入減などで生活への不安が高まっている。NPO法人のキッズドア(東京・中央区)は年末年始に緊急アンケートを実施し、その現状を明らかにしようと試みた。併せて、民間企業などと連携し、保護者の再就労を目指した無償のプログラムを企画。13日、同法人の渡辺由美子理事長らは厚労省で記者会見を開き、調査報告などとともに政府への提言を行った。

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