No.6149号(2018年06月11日号)15面では「育つ 若手教師の風景」を掲載

06.11

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新たな政策発表 「超高校」を全都道府県に

林文科相

 林芳正文科相は5日、既存の高校を活用し、高校教育を超えた高度な内容を学べる拠点を設けることなどを柱とした今後の施策を文書にまとめ、発表した。この拠点校では選抜を経た全ての高校生が学べるとし、10年後までをめどに設けたい考え。一方、地域を支える人材の育成を念頭に、市町村長を構成員とした学校運営協議会を都道府県立高校に設けることなども示した。

高校の歴史用語 教科書収録「精選必要」が65%

大学入試でも「限定すべき」多く

研究団体が調査

 高校や大学の教員らでつくる研究会の調査で、高校の歴史教科書に収録する用語に「精選が必要」と考える人が6割を超えることが分かった。大学入試で出題する用語についても「限定する必要がある」と考える人は5割に上った。調査結果を踏まえ、研究会では教科書作成や大学入試の出題に関わる研究者らに「覚えるべき事項として示すのは8割以上の教科書に掲載されている用語にとどめる」ことなどを提案している。

教科書の持ち帰りは必要?登下校時、荷物の重さ問題視

 教科書の重量増、教材そのものの増加により、小・中学生が通学時に持ち運ぶ荷物の重さを問題視する声が上がる。校長会が配慮事項をまとめた千葉県流山市を取材した。(1面から続く)

教育実習の機会を若手保育者の成長につなげる

東京・日野市立第五幼稚園

 教育実習・保育実習生の受け入れは、保育者が自らの保育を見直す機会になる。東京都日野市の公立幼稚園・公立保育園と実践女子大学、明星大学は「保育者の『実習指導力』を育て、保育の質向上を図る―保育現場と養成校との連携―」をテーマに協同で研究を進めている。日野市立第五幼稚園(比留間千草園長、園児63人)は、教育実習の機会を若手保育者の保育の質向上につなげるための取り組みを実施している。

「授業革新」で資質・能力育む

東京・板橋区立成増小学校

 「深い学び」の実現を目指し、自らの力を伸ばそうとする児童を育てている東京都板橋区立成増小学校(氣田眞由美校長、児童629人)。学級づくり(学習集団・生活集団の形成)をベースに、従来の授業観を変えるために「授業革新」という呼称を掲げ、新学習指導要領で求められる資質・能力の育成に力を入れている。重点に置くのは「対話」。それにより、「話すこと」への抵抗感が減ったことで、子どもたち同士のつながりも広がっているという。

自らの学びを拓く生徒像「全校音楽集会」で見取り

信州大学教育学部附属長野中学校

 「母なる大地のふところに♪」―。「大地讃頌」(混声四部合唱)を歌い、全校生徒が体育館に入場する「全校音楽集会」。生徒と教職員が共に創り上げる活動で、生徒会活動の中核に据えた信州大学教育学部附属長野中学校(三崎隆校長、生徒602人)の伝統的な取り組みだ。「自らの学びを拓く生徒」の姿から、各教科等の学習活動で培ってきた力との関係性を分析。共通する資質・能力は何か。それを明らかにしようと、昨年度末から研究に取り組んでいる。

「教師教育のリーダー大学」としてモデル提供

来年度、教職大学院を改組

鳴門教育大学

山下 一夫 学長

 教員養成や現職教員の研修の充実などを目的に昭和56(1981)年に創設された鳴門教育大学(山下一夫学長)。59年には大学院の1期生を迎え、毎年全国各地から約60人の現職教員が入学している。平成20年度には先駆的に教職大学院を設置するなど「教師教育のリーダー大学」としての自負を胸に活動してきた。来年度からはこれまでの蓄積を踏まえつつ大学院を改組。教職大学院では、大学院生だけでなく派遣元の教育委員会・学校にとってさらに役立つ教育内容に変えていく。山下学長に同大の魅力や改組のねらい、展望などを聞いた。

公民館を核に独自の「学社融合」

山口・山陽小野田市

 山口県山陽小野田市では、公民館を核に、住民が学校に入り、児童・生徒が地域に入り、学校づくりと地域づくりを進めてきた。コミュニティ・スクールと学校支援地域本部を活用。両者を密接に関係させながら、独自の「学社融合」の実現を目指す。先月末、37回目となる「中国・四国・九州地区生涯教育実践研究交流会」で同市職員が発表した。

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