No.6193号(2019年06月03日号)6面では「教員ロックバンド「BLACKBOARD」結成20年」を掲載

06.03

20190603-01

教員採用試験 障害者の選考拡充が顕著

通勤・職務で要件緩和も

本社調査

 今月から始まる教員採用試験で、障害のある人を対象とした特別選考を拡充する傾向が目立っている。日本教育新聞社の集計で、試験を実施する68の都道府県や政令指定都市などのうち、試験区分を新設したり受験資格や要件を緩和したりする自治体は5割を超えた。文科省が4月に公表した「障害者活躍推進プラン」で、障害のある人が教員として働けるよう各教委へ求めたことが背景にある。
(3面に関連記事)

福岡市 各中学が標準服見直し

国際化など背景に

 福岡市内の各市立中学校が標準服の見直しを始める。市教委では、中学生などを交えて、新しい標準服の選定を進めてきた。来年4月に向け、各中学校は新しい標準服に切り替えるか、現行のままとするか、私服登校などとするかを決める。同市での標準服の変更は約70年ぶり。背景には、標準服の機能性の向上や国際化、性的マイノリティーへの配慮などがある。

障害ある教員の採用広がる

背景に雇用率の水増し問題

 昨年、国や地方公共団体が障害者雇用を実際より多く見える数値を公表していた問題を受けて、学校現場に、障害のある「教員」を増やそうとする動きが出始めた。今夏の教員採用試験では、「自分で通勤ができること」といった要件を見直したり、精神障害、知的障害のある人が受験できるようにしたりしている。文科省は教員の養成、採用試験、採用後の各段階で優れた取り組みを探り、公表することで、後押ししていく。(1面参照)

東京都中学校長会が総会・研究発表会

 東京都中学校長会は、このほど、定期総会・研究発表会を都内で開催した。小澤雅人会長が退任し、新会長に酒井泰・府中市立府中第五中学校校長が就任した。

教員ロックバンド「BLACKBOARD」結成20年

お世話になった人招き謝恩ライブ

東京・吉祥寺で

 プロのミュージシャンから転身し、東京都の公立中学校教員になった滝澤雅彦さん(66)がリーダーを務める教員ロックバンド「BLACKBOARD」。今年で結成20周年を迎え、このほどお世話になった人たちを招待して都内で謝恩ライブを開催した。当日は教育関係者や音楽関係者など約300人が吉祥寺のライブハウスに詰め掛け、熱気に包まれた。同バンドは2008年の「日経おとなのバンド大賞」でグランプリを獲得し、生徒たちからの人気も高い。20年の歩みを聞いた。

園外活動 子どもを危険から守るには

 大津市で散歩中の保育園児と保育者たちの列に暴走した車が突っ込み、16人が死傷した事故が発生し、8日で1カ月が経過する。これまでの報道などによると、保育者が安全対策をしっかり取っていたにもかかわらず、尊い命が失われてしまった。散歩をはじめとした園外活動を行っていれば、どの園にもこうした事故に巻き込まれる可能性がある。今回は、散歩などの園外活動に積極的に取り組む園の安全確保についての取り組みを紹介する。

「体育におけるICT利活用研究会」発足

キーワードは「情報化」「グローバル化」

学校・大学・企業が連携

地域・国越え アイデア探る

 超スマート社会と呼ばれる「Society5・0」時代に向け、日本各地の体育科教育の実践者が集う「体育におけるICT利活用研究会」(会長=石井卓之・東京都港区立笄小学校校長)が発足し、本年度から本格的に活動をスタートさせた。新学習指導要領の体育に関わる「指導計画の作成と内容の取扱い」でも、「コンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を積極的に活用」とある。「情報化」と「グローバル化」をキーワードに、学校と大学と企業の三者が連携し、地域や国を越えた新しい学びの場としての役割を目指す。

題材通じて感じた思い、考えを表出させる

英語特集(2)

小竹 真史 岐阜県関ケ原町立関ケ原中学校教諭

 授業改善のキーワードは「言語活動を通して」。ポイントの一つは、言語活動と考えて取り組ませている活動に、「目的、場面、状況」がきちんとあるかどうかである。部活動指導などで日々忙しい中、どうしても教科書を活用した授業が多くなってしまうのは事実。その1時間をどう指導すればよいのかが重要になる。教科書本文を活用し、さまざまな活動を通して「思考力」「表現力」などを育成していく。そのような実践事例の一つとして、岐阜県関ケ原町立関ケ原中学校(山本幸雄校長、生徒128人)の小竹真史教諭の取り組みを紹介する。

全国高等学校長協会 第72回総会・研究協議会 上

 全国高等学校長協会は5月22・23の両日、大宮ソニックシティホール(さいたま市)で第72回総会・研究協議会を開催した。新会長に萩原聡・東京都立西高校校長を選出した他、教育実践事例を報告。同大会の模様を2回に分けて紹介する。

愛知・新城市 高校生らの「若者議会」

予算1000万の使い道考える

 愛知県新城市が平成27年に始めた「若者議会」。高校生らで構成し、毎年、1千万円を上限として市の予算の使い道を検討し、市長に提案する。先月24日の議論を傍聴してみた。
(1面参照)

大学入学共通テストに挑む 消費者問題で「概念・理論」活用

政治・経済

黒岩 公輔 東京都立立川国際中等教育学校主任教諭

 2018年実施されたプレテストの設問数は30問と、センター試験に比べて少ないものの、ページ数は42ページ、資料数は24にも上った。限られた時間の中で政治・経済に関する知識を基にして複数の資料を読み取りながら、思考力・判断力を活用する問題が多くあり、受験生は苦労したであろう。大学入試センターによると平均得点は49・27点であった。

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