No.6339号(2022年9月5日号)3面では「「1人1台」を防災に生かす」を掲載

09.05

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子どもの権利条約明記 生徒指導提要改訂案まとめ

有識者会議

 文科省の有識者会議は8月26日、生徒指導に関する教員用手引書「生徒指導提要」の改訂案をまとめた。冒頭部分で、児童・生徒の権利の理解を訴えたのが特徴で、日本が批准している「子どもの権利条約」や「こども基本法」の趣旨を明記。「児童生徒の基本的人権に十分配慮し、一人一人を大切にした教育」を求めた。近く同省のウェブサイトで公表する。

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東京高裁「割増賃金制度なじまぬ」残業代、2審も認めず 公立小教員の訴訟

埼玉

 教員の時間外労働に残業代が支払われないのは労働基準法違反だとして、埼玉県の公立小学校教員が県に未払い賃金約242万円の支払いなどを求めた訴訟の控訴審判決が8月25日、東京高裁であった。矢尾渉裁判長は昨年10月の1審・さいたま地裁判決を支持し、原告の請求を棄却した。原告側は即日、最高裁に上告した。

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防災教育で情報端末 どう活用

 大正12年に関東大震災が起こってから今月で100年目に入る。この節目を前に、GIGAスクール構想で1人1台端末が整備された学校現場では、情報通信技術を活用した防災教育が広がりつつある。防災教育を進める際、情報機器はどんな強みがあり、どのように活用されているのか。各地の動きをまとめた。

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「多忙化解消」「資質向上・職務意識の高揚」をテーマに研究発表

全国公立学校教頭会研究大会岩手大会 下

 前回に続き、全国公立学校教頭会研究大会岩手大会の内容を紹介する。今回は分科会での研究・実践報告を扱う。

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「子どもの豊かな未来につなぐ幼児教育の”今”を考える」園経営などで研究を発表

全国国公立幼稚園・こども園教育研究協議会 香川大会

 全国国公立幼稚園・こども園長会(会長=箕輪恵美・東京都中央区立有馬幼稚園園長)などは7月29日、第69回全国国公立幼稚園・こども園教育研究協議会香川大会を開催した。香川県での開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の影響でオンライン開催となった。研究主題は「子どもの豊かな未来につなぐ幼児教育の“今”を考える~心いっぱい 体いっぱい 遊びこむ子どもを育てよう~」。研究発表、五つの分科会、ポスター発表を実施し、どの子どもにも質の高い教育環境が保障され、豊かな未来につながる、幼児期にふさわしい教育の在り方を考えた。

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週に2日「ノー宿題デー」「楽しい」と思える学校目指して

愛知・岡崎市立六ツ美南部小学校 下

 長引くコロナ禍の中、愛知県岡崎市立六ツ美南部小学校(岩瀬竜弥校長、児童659人)では、教職員の働き方改革や子どもの学び方改革にも取り組んでいる。今回は、その取り組み内容を紹介する。

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「未明」と「賢治」の相違を探究 童話作家の出身地同士が協働授業

上越教育大学附属中学校と岩手大学附属中学校

 新潟県上越市出身で童話作家の小川未明(以下、「未明」)を扱った学習を、上越教育大学附属中学校(桐生徹校長、生徒322人)の3年生が国語の授業で取り組んでいる。1学期は岩手大学教育学部附属中学校の生徒たちとオンラインで協働学習を実施。同じ童話作家(岩手県出身)の宮沢賢治(以下、「賢治」)との相違を探り、プレゼン用のスライドを一緒に作成した。11月26日に上越文化会館で行われる「小川未明生誕140周年フェスティバル」。それに向け、生徒たちは学びの成果をまとめてステージ発表に挑む。

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3年ぶりに参集で開催 全国高校家庭クラブ連盟研究発表大会

 全国高等学校家庭クラブ連盟(成人会長=西村伸二・東京都立杉並総合高校校長)は、7月28、29の両日に山形テルサ(山形市)で、研究発表大会を開催した。今回で第70回を迎え、3年ぶりの参集での開催となった。スローガンは「未来へと 希望の紅花を咲かせよう やっしょまかしょ! あふれる笑顔」。大会後は交流会もあり、全国から集まった高校生たちが親睦を深めた。大会では各地域の代表校の生徒が研究発表を行った。「ホームプロジェクトの部」と「学校家庭クラブ活動の部」の各部門で文部科学大臣賞に輝いた発表を紹介する。

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石川県立いしかわが初優勝「ボッチャ甲子園」決勝大会開催

 重度の脳性まひや四肢に重度障害がある人のために考案された競技「ボッチャ」。特別支援学校や特別支援学級に通う生徒が学校ごとにチームを組んで戦う「全国ボッチャ選抜甲子園」の決勝大会が8月13日、東京都港区スポーツセンターで開かれた。予選上位7校とシード校1校の特別支援学校や養護学校8校が白熱した試合を繰り広げ、石川県立いしかわ特別支援学校が接戦を制して初優勝を果たした。

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小・中学生対象に公民館で「学び方」の教室

佐賀・上峰町

館長の池之上義宏さん 寄稿

 佐賀県の中学校長会の会長などを経て現在は、佐賀県上峰町公民館長を務める池之上義宏さんが中心となって、今夏、同公民館は、小・中学生を対象とした「学び方教室」を設けた。学年ごとに2時間で三つの主題について講話した。学校ではなかなか、このような時間を設けられない。講座の概要を池之上さんに解説してもらった。

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