No.6136号(2018年02月26日号)19面では「人づくり国づくり」を掲載

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東西でグローバル人材育成策

東京都教委

英検準2級、高校生の6割に

入試にスピーキング導入

 東京都教委は平成32年までに、卒業時に英検準2級程度の英語力を持つ高校生の割合を60%、準1級程度以上を持つ高校の英語科教員の割合を80%まで高めることを目標とする「東京グローバル人材育成計画20」を発表した。目標の達成に向け、今後3年間で取り組む20の施策を明記。都内の公立学校で計画を基に進める。

「学校弁護士」に期待高まる

いじめ問題、保護者対応…教員らが相談

国に先行の大阪府、利用数増

 「チーム学校」の一員として中央教育審議会が平成27年に提言した「学校弁護士(スクールロイヤー)」。本年度から国の試行事業が始まり、いじめ問題や、保護者対応の改善に向けて期待が高まっている。国に先立って事業化して4年目を迎えた大阪府では、利用件数が年々増加。実績がある弁護士の事務所を教員が訪ね、助言を受ける体制が整いつつある。

「ミドルリーダーの育成」焦点に

全国公立学校教頭会が中央研修大会

 全国公立学校教頭会(今井功会長)は9日、平成29年度第42回中央研修大会を都内で開催した。研修大会では、「チーム学校」が機能していくために求められる「副校長・教頭によるミドルリーダーの育成」に焦点を当て、基調講演とシンポジウムを行った。

質の高い保育と保育者育成 園と養成校が共に考える

玉川大学

 乳幼児期の子どもにとって「遊びが学び」であることの重要性を理解し、「質の高い保育」に取り組むことが必要な幼稚園・保育園・認定こども園の保育者。その「卵」を育てる教育実習・保育実習でも、学生がそうした保育を経験することが求められる。玉川大学は本年度、「質の高い保育」や「質の高い保育者育成」に向けた課題を養成校の教員と園の保育者が共に考える、新しい形の幼稚園・保育所実習協議会をスタートした。

協働的な学びの「楽しさ」を実感

交流活動「ワールドカフェ」方式取り入れ

川崎市立東小倉小学校

 国語科を中心に、授業改善に取り組む川崎市立東小倉小学校(坂本正治校長、児童482人)。「ワールドカフェ」方式と呼ばれる交流活動を取り入れるなど、「魅力ある単元づくり」が特色の一つになっている。重点に置くのは、子どもたちが授業を通して協働的な学びの「楽しさ」を実感すること。「暗記型」から「思考型」へ。こうした学びの成果を見取るために、ノートを効果的に活用している。坂本校長は「教師一人一人の授業力向上にもつながっている」と話す。

自分の考え発信する力に 朝の「対話型芸術鑑賞」が効果

国語・記述問題の正答率上昇

 埼玉県所沢市立三ケ島中学校(沼田芳行校長、生徒423人)は2日、「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指した3年間の研究成果を発表した。研究2年目の昨年度から、武蔵野美術大学の三澤一実教授の協力で取り組んでいる「対話型芸術鑑賞」が、「主体的・対話的で深い学び」の第一歩「自分の考えを発表する力」の育成や、話しやすい環境の整備に効果を挙げているようだ。

課題研究 指導・教材・評価の手だて開発

多彩なツールで「目当て」提示 段階踏み探究を深める

 生徒たちが自らテーマを決め、グループで研究活動を進める「課題研究」。どの教員でも授業ができるよう、大阪教育大学附属高校平野校舎(太田順康校長、生徒360人)では、これまでの実践をベースに「指導・教材・評価」に関わる手だてを開発した。それを「平野メソッド」と呼ぶ。今後、これらのツールは学校ホームページにもアップする予定。堀川理介副校長は「学校や生徒の実態を踏まえ、項目などをアレンジして活用してもらえれば」と期待を寄せる。

高校生が民生委員を体験

栃木県大田原市

 民生委員の引き受け手の確保が全国で課題となる中、栃木県では本年度、高校生・短大生が一人暮らしの高齢者宅を訪ねるなどして民生委員の活動に触れる事業が始まった。民生委員について何も知らなかった高校生が、訪問先の高齢者から民生委員への感謝の思いを聞くなどして理解を深めていった。訪問先を選定し、生徒らを引率した民生委員も、自分の活動の意義を認識し直す機会になったという。

主権者教育、働き方改革を議論

日教組教研集会

 日本教職員組合は2日から4日までの3日間、静岡県内で第67次教育研究全国集会を開いた。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことに伴う主権者教育の実践や、学校の働き方改革に向けた取り組みが報告された。3日間で延べ1万人(主催者発表)が参加し、各地の実践を交流した。

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