No.6327号(2022年5月23日号)11面では「公立中に週末自習室」を掲載

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障害ある学生の教育実習参加、合理的配慮のマニュアル作成

大阪教育大

 大阪教育大学は、障害のある学生が教育実習に参加する際の合理的配慮を整理した対応マニュアルを作成した。障害種ごとの困難さを踏まえ、事前に確認すべきことなどをまとめた。養成課程のある大学や実習校で活用してほしいとしている。

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政治に興味がある高校生 きっかけは「授業」3割超

LINE調査

 政治や選挙に興味を抱く高校生のうち、興味を持ったきっかけは「学校の授業」が3割超を占めることが、コミュニケーションアプリのLINE(東京・新宿区)が提供する「LINEリサーチ」が行った調査で分かった。ウェブサイトやSNSを上回る結果となり、政治への興味の入り口として学校や教員の影響が大きいとみられる。

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教員不足解消への道筋は

 公立学校の教員不足が深刻な課題になっている。採用倍率の低迷に加え、これまで頼っていた臨時的任用などの非正規教員を確保するのが難しくなっているためだ。各地の教育委員会では、採用計画の見直しや教員免許を持つ社会人需要の掘り起こしを始める動きもある。

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直接・具体的体験基にICT活用 対話・探究心育む「道具」に

認定こども園七松幼稚園(兵庫・尼崎市)

 これまで、子どもたちの育ち・学びを伝えるドキュメンテーションやポートフォリオの作成など、保育者の業務を中心に取り組まれてきた幼稚園・保育所・認定こども園のICT活用。そうした中、遊びを中心とした日常の保育の中で、子どもたちの直接的な体験を基盤としたICT活用が進み始めている。兵庫県尼崎市の認定こども園七松幼稚園(亀山秀郎園長、園児350人)では、子どもの体験を豊かにする保育でのICT活用に取り組んでいる。

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多彩な環境教育・緑化活動展開 シンボルツリー3種を教材に

埼玉・羽生市立新郷第二小

全国コンクールで「準特選」

 学校のシンボルツリーがある埼玉県羽生市立新郷第二小学校(藤崎顕孝校長、児童108人)。スズカケノキ、大王松、メタセコイアの3種類で、これまで各教科等の授業で教材として活用されてきた。環境教育・学校環境緑化活動をさらに推進させようと、学校全体で取り組む「『みんなの森』夢プロジェクト」を企画・実施。公益社団法人国土緑化推進機構が実施した令和3年度全日本学校関係緑化コンクールの「学校環境緑化の部」で「準特選」(国土緑化推進機構会長賞)を受賞した。その実践内容を中心に紹介する。

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部活動 中学校課題への処方箋(2)

西島 央 青山学院大学教授

 「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」が策定され、現在はスポーツ庁の有識者会議が中学校における運動部活動の地域移行を検討するなど、その在り方を見直す動きが高まっている。その一方で「学校教育活動の一環としての部活動」の意義もまた大きい。今回は、中学校の部活動の実情と課題について研究に取り組んでいる西島央・青山学院大学教授に登場してもらい、これまでの研究を基に教育社会学の立場から語ってもらった。

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「公共」で身に付けさせたい能力は 新学習指導要領と向き合う(3)

黒崎 洋介 神奈川県立瀬谷西高校教諭

 4月から高校の新学習指導要領が全面実施となり、新たな教科・科目が始まった。高校関係者はどのように向き合えばよいか。今回は公民科で必修になった「公共」について、中央教育審議会教育課程部会の特別チームで委員を務め、学習指導要領解説公民編の作成に関わった神奈川県立瀬谷西高校の黒崎洋介教諭に生徒に身に付けさせる能力などを解説してもらった。

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子どもたち全員を笑顔に デジタル技術活用し、体験不足補う

東京都立光明学園

都教委の事業で

 肢体不自由教育部門と病弱教育部門を置く特別支援学校の東京都立光明学園は、コロナ禍の中、実体験の不足を補おうと工夫を重ねている。2日には、都教委の事業の一環で、デジタル技術を活用して映し出した画像を操作してゲームを楽しむ場を設けるなどした。パラリンピック種目のボッチャは音と光による演出があり、自動採点式の「サイバー型」で楽しんだ。

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休日、校内に「自習室」学生常駐し学習・進路相談

東京・世田谷区立船橋希望中

 保護者や卒業生が主体となり、休日に生徒のための「自習室」を開く学校がある。東京都世田谷区立船橋希望中学校だ。令和3年4月、「すべての子どもたちの学びの意欲と機会を守る」をコンセプトに始動したこの活動は、学習だけでなく、さまざまな悩みを抱く生徒にとって貴重な居場所となっている。大学生が常駐し、進路に関する相談に乗るなどしている。

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