No.6314号(2022年2月14日号)17面では「支援学校に「アート」」を掲載

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校内での研修報告、簡素化進む 小学校教員「文書で」減少

総合初等教育研究所調査

 研修に参加した小学校教員の校内報告は簡素化が進むなどして、長時間勤務が是正されつつあることが総合初等教育研究所の調査で分かった。文書による報告が義務付けられていると答えた割合は、37%で、平成15年の前回調査から21ポイント減った。おおむねいつも定時で退勤する小学校教員の割合は、2%から8%へと増えていた。この調査では、「1人1台」の情報端末の活用方法などについても尋ねている。

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公開研究会 オンライン開催の工夫は

 教員研修の場として、全国の学校で開かれる授業公開や公開研究会。本年度も新型コロナウイルスの感染拡大が続き、オンラインでの開催に切り替える学校が相次いでいる。参加者の学びを深めようと、学校現場ではさまざまな工夫が始まっている。

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全教員が協働し「授業革新」区の「スタンダード」踏まえ

東京都板橋区立板橋第五小学校 上

 東京都板橋区は「確かな学力の定着・向上」を重点に掲げ、「板橋区 授業スタンダード」による「授業革新」を進めている。同区立板橋第五小学校(高井信子校長、児童409人)では、同授業スタンダードを踏まえながら授業革新を図り、児童の学力が急速に伸びてきた。高井校長が特に力を注いだのは、全教員が協働して授業研究を進め、学校教育目標「学びを楽しむ子」を実現すること。3年にわたる取り組みを2回にわたり紹介する。

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保育者育成し園全体の質高める 段階に応じた研修実施

東京都世田谷区立奥沢西保育園 上

 主体的な遊びを大切にした「子ども中心の保育」を実現し、園全体の保育の質を高めていくためには保育者のレベルアップも重要になる。東京都世田谷区立奥沢西保育園(宮城正昇園長、園児80人)は保育者育成を大事にしており、若手保育者・中堅保育者・ミドルリーダー保育者という年代別の会議を取り入れたり、経験に合わせて責任を持つ場面をつくったりするなどして、保育者一人一人の経験、能力、意識を高めている。

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評価改善や端末活用に迫る 全国小学校英語教育実践研究会

感染拡大で予定・計画変え実施

 全国小学校英語教育実践研究会(会長=宗誠・佐賀県伊万里市立立花小学校校長)は1月28、29の両日、コロナ禍で1年延期していた第17回東京大会(大会実行委員長=吉村達之・三鷹の森学園三鷹市立高山小学校校長)を開催した。対面式での準備を進める中、年明けから急速な勢いで新型コロナ・オミクロン株による感染が拡大。1月19日に緊急実行委員会を開き、開催形式の大幅な変更が決まった。

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「WEBQU」活用 居心地良く、やる気ある集団づくり

山梨・道志村立道志中学校

 山梨県の南東部に位置する人口約1600人の道志村。村にある唯一の中学校(全学年単学級)が、創立75年を迎えた山梨県道志村立道志中学校(杉本賢二校長、生徒36人)だ。「居心地が良く、やる気のある集団づくり」を目指し、学校全体で学級経営サポートシステム「WEBQU」を活用した実証的な研究を進めている。昨年12月段階で、約9割の生徒が自分の学級に「満足」と回答。全クラスが「親和型―安定―創造」以上の状態で、「不登校ゼロ」「いじめ予防・防止」などを徹底し、「学力向上」にもつながったという。

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企業取材し「図鑑」作成、問題を「じぶんごと化」など実践を紹介

全国高校教頭・副校長会総会・研究協議大会から

 全国高等学校教頭・副校長会(会長=福田洋三・東京都立大泉桜高校副校長)は、沖縄県で開催予定だった「第60回総会及び研究協議大会」を誌上開催とし、このほど大会集録を作成した。このうち北海道と京都府の取り組みを紹介する。

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共通テスト 出題傾向と指導法は

 1月15、16日の2日間実施された令和4年度大学入学共通テスト。大学入試センターによる集計では、国語や数学など複数の教科で前年度より平均点が低下した。共通テストになって何が変わったのか、どんな授業づくりを心掛けるべきか。高校教員に解説してもらった。

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校内のコミュニケーション促進へ 子どもの美術作品を至る所に展示

東京都立王子特別支援学校

 東京都立王子特別支援学校(北区、久保井礼校長)の校内には、至る所に子どもたちが授業で作った作品が展示されている。同校は小学部から高等部まであり、知的障害のある480人を超える児童・生徒が通う。小学部から高等部の教室前の壁には、児童・生徒らが作った作品が並んでいた。教室前だけでなく、図書室や階段、廊下にも作品が掲示されていた。展示物をきっかけに、子ども、教員それぞれの間のコミュニケーションを高める狙いがある。

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