No.6252号(2020年9月28日号)10面では「体育で「陸上スケート」」を掲載

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子どもの持ち帰りに指針 学校臨時休業へ備え

文科省

 児童・生徒、教職員が新型コロナウイルスに感染し、学校を臨時休業とする場合に備え、文科省は、学校に配備したコンピュータなどの情報通信端末を児童・生徒が自宅に持ち帰る際の指針を策定した。11日付の通知では、この指針を参考にして、児童・生徒の学びを保障できる体制を積極的に整えることを求めた。指針では、あらかじめ、家庭内の通信回線と円滑に接続できるよう、持ち帰る端末の設定を済ませておくことなどを挙げている。

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新型コロナ 各国の日本人学校は今

 新型コロナウイルスの世界的流行の中、各国の日本人学校は現地の事情に合わせて、児童・生徒の学習を保障しようと努力を重ねている。4月に予定していた着任が遅れていた教員は徐々に渡航できるようになり、日常を取り戻しつつある国がある一方で、今月に入ってもオンライン学習の提供にとどまる国がある。
 文科省の集計によると本年度当初、日本人学校と補習授業校に484人の教員を派遣する予定だったが、4月までに渡航できたのは19人にとどまった。7月に入ると、派遣先が拡大していき、3割強に当たる154人が現地に赴任した。

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学校にも「電子図書館」コロナ禍で拡大中 来館不要、返却遅延なく

 コロナ禍で電子書籍への注目が高まっている。学校教育の場では昨年度以前から一部で児童・生徒が手元の情報端末で電子書籍を読むことができる「電子図書館」を導入する動きが出ており、本年度に入ってから、拡大傾向にある。学校外の公共図書館が学校と連携を深めるなどして、児童・生徒に電子書籍を提供するといった取り組みもある。

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コロナ対応で調査 全日本中学校長会

 全日本中学校長会(会長=三田村裕・東京都八王子市立第七中学校校長)はこのほど、全国の公立中学校の新型コロナウイルス対応に関わる調査結果をまとめた。学校再開後、多数の学校行事を中止し、「3密」を避けながら教育活動に当たっていることや、感染を恐れて登校しない生徒がいることなどが明らかになった。

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コロナ下での保育の工夫は 文科省が「幼稚園等再開後の取組事例集」

 現在、各園はコロナ禍の中でも子どもたちの遊びや生活が充実したものになるよう、感染防止対策を取り、さまざまに工夫しながら保育を進めている。文科省は、臨時休園や登園自粛の期間が過ぎた後に幼稚園や認定こども園が取り組むこうした工夫を紹介する「幼稚園等再開後の取組事例集」をまとめ、7日に開催した「幼児教育の実践の質向上に関する検討会」第10回会合の席上、公表した。感染症対策に留意した遊び・衛生管理・行事の工夫が掲載されており、各園の参考にできる内容になっている。

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児童のタブレット、適切な活用・管理へ「レベルアップ型ルール」導入

私立さとえ学園小学校(さいたま市)

 私立さとえ学園小学校(小野田正範校長、児童498人、さいたま市北区)は、1人1台のタブレット端末の環境を整え、本年度で3年目を迎えた。タブレット端末に関わるスキルとモラルが向上すればするほど、活用の自由度が上がる「レベルアップ型ルール」を作成し、全学年で導入している。子どもが自分の力で管理できるようにするのが目的。「レベルアップ型ルール」のねらいとは―。

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体育でインラインスケート 選手、インストラクター招き

埼玉・飯能市立南高麗中学校

 埼玉県飯能市立南高麗中学校(生徒33人、馬場治男校長)は11日、インラインスケートの選手やインストラクターらを招き、生徒に体験させる保健体育の授業を実施した。インラインスケートの競技歴が長い馬場校長が自身の特技を教育活動の充実に生かそうと企画。「小規模校だから、できないことが多い」といった生徒や教職員の考えを払拭しようと考えた。

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全国高校家庭クラブ連盟研究発表 文部科学大臣賞受賞2校の実践を紹介

 全国高等学校家庭クラブ連盟(成人会長=鳥屋尾史郎・東京都立桜修館中等教育学校校長)は、新型コロナウイルス感染予防のため第68回研究発表大会富山大会を中止。代わりに発表予定だった研究内容を冊子にまとめ、全国の加盟校に配布した。冊子と動画での審査の末、ホームプロジェクトの部と学校家庭クラブ活動の部から各賞が選ばれた。そのうち、文部科学大臣賞を受賞した発表を紹介する。

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LGBTの子も過ごしやすい学校へ

 近年、性的マイノリティーの子どもが過ごしやすい環境の実現がうたわれている。教員が多様な性の子どもと向き合うときに、どんな配慮が必要なのか。広島修道大学で非常勤講師として多様な性と教育の在り方を教える、元中学校教員の眞野豊さんに話を聞いた。

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コロナ禍でも体験の場提供 長期休みの「居場所」に

B&G財団「塾」を全国展開

担当の大久保香穂さん寄稿

 全国の海洋センターなどの施設と連携してスポーツや、海洋性レクリエーションをはじめとする自然体験活動を通じ、次代を担う青少年の健全育成と、幼児から高齢者までの「心とからだの健康づくり」を推進している(公財)ブルーシー・アンド・グリーンランド(B&G)財団。2年前から子育て支援事業として「BG塾」を実施している。担当の大久保香穂さんにその概要をつづってもらった。

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