No.6259号(2020年11月16日号)9面では「高校生が市議会に陳情」を掲載

11.16

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半数が動画配信など継続 休業後の公立小・中学校 埼玉県

 埼玉県内の公立小・中学校のうち、約半数はコロナ禍による学校休業を終えた後も、授業動画の配信などICT(情報通信技術)の活用を続けたことが埼玉県教委の調査で分かった。8月時点の状況を調べた。また、小学校6年生と中学校3年生に関し、休業に伴う授業時間数の不足を補うために年間指導計画を組み直した結果、不足分を補った上、2週間分以上の授業時間を余剰に確保している学校が2割程度あった。

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フリマアプリ、高校生の6割が使用 小学校低学年でも14%

メルカリが調査

 フリーマーケットアプリを利用している高校生が6割を超えることが、メルカリ(東京・港区)の調査で分かった。学年が下がるごとに使用率は低下するものの、小学校低学年で1割以上が使っている。子どもが利用している家庭では、購入や取引などに保護者が関与するルールを設定している場合が多かった。

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「小技」コツコツ積み上げ、教職員の意欲引き出す 校長応援メッセージまとめ書籍に

兵庫の元小学校校長の森本良孝さん

 昨年度まで兵庫県豊岡市の公立小学校で校長をしていた森本良孝さんはこのほど、現職の校長への応援メッセージをまとめた書籍「校長日記 『小技』で勝負」(第一公報社)を発行した。タイトルには、豪快に「大技」を駆使するのではなく、小さなことをコツコツ積み上げる中で、新しい景色にたどり着く一助になればという思いを込めた。内容の一部を紹介するとともに森本さんに思いを聞いた。

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全国の保育者がSNSでつながる 会員制ネットワーク開始 ソニー教育財団

 各園の保育の質の向上に向けて求められることの一つに、園や地域の垣根を越えて保育者同士がつながり、保育について学び合うことがある。(公財)ソニー教育財団では「乳幼児のための『科学する心』ネットワーク」の取り組みの一つとして、情報の発信や会員同士の交流として活用できる会員専用SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を開始した。この場を活用して、全国の保育者たちが深い部分で保育を語り合い、つながりを深めている。

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アゲハ舞う光景取り戻そう 3年生中心に繁殖活動

クラウドファンディング生かして

食草栽培で大型花壇整備

兵庫・姫路市立白鷺小中学校

 世界文化遺産・国宝である「姫路城」の眼前にある兵庫県姫路市立白鷺小中学校(山口偉一校長、児童642人、生徒294人)。市蝶にも制定されているジャコウアゲハの飛び交う、かつての景色を取り戻そうと、小学3年生が中心となって繁殖活動を行っている。環境整備の費用の捻出が大きな課題の一つだった。そこで賛同する人たちから資金を得るクラウドファンディングにもチャレンジ。こうした活動を通して、学校を中心に地域のコミュニティーも形成されているという。

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問い続ける生徒を育成 熊本大学教育学部附属中学校がオンラインで研究発表会

 熊本大学教育学部附属中学校(黨武彦校長、生徒474人)は10月9日、「夢中になって問い続ける生徒の育成~教科の本質に迫る授業の工夫を通して~」を主題とした研究発表会を実施。コロナ禍を踏まえてオンラインで行ったところ900人以上の参加申し込みがあった。

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高校生が市議会へ陳情、当事者意識育む 主権者教育

岡山県教委 高校の魅力化フォーラムから 下

岡山県立新見高校の取り組み

 県立高校の魅力化を推進するため、10月26日に「地域と連携した『高校の魅力化』フォーラム」を開催した岡山県教委。今回は、岡山県立新見高校(鈴鹿貴久校長、生徒474人)の主権者教育の取り組みを紹介する。

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小・中で学ぼう市区町村の政治「主権者教育」推進へ提言

文科省検討会議

 文科省の主権者教育推進会議(篠原文也座長)が2日にまとめた中間報告は、小・中学校で、それぞれが所在する市区町村の政治・経済などについて児童・生徒が学ぶためのモデル校を設けることなどを打ち出した。家庭・地域の役割にも触れ、国はPTA団体と連携して、子どもを連れて公職選挙の投票を行う「親子連れ投票」などの普及啓発活動を行うことなどを提言している。

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