No.6086号(2017年01月23日号)16面では「育つ 若手教師の風景」を掲載

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いじめ対策に「学校弁護士」

中高生対象 授業で加害者の責任説く

4月から文科省研究

 文科省は4月から、弁護士の力を生かして、いじめ問題への対応を探る研究に乗り出す。加害者はどのような法的責任を負うかなどについて中学生、高校生を対象とした授業をしてもらったり、いじめ防止対策推進法をはじめとする関連法規に学校の体制が応じられるよう助言してもらったりする。先行地域を指定して研究し、将来は全国展開を目指す。

小学校英語の教科書 短時間学習に対応

検定基準 文科省方針

 学習指導要領の改訂を踏まえて見直しを行う教科書検定基準について、文科省は小学校に新設される外国語科で、短時間学習などの弾力的な授業に対応した教科書を求める。同じく小学校で新たに導入するプログラミング教育では、理科や算数で扱われるよう規定する。23日に開く教科用図書検定調査審議会の総括部会に論点整理案(中間まとめ)を報告する。

全国に広がる オリ・パラ教育

12府県で展開

スポーツ庁事業

 全国に先駆け、東京都で本年度から本格実施されている、オリンピック・パラリンピック教育。スポーツ庁の有識者会議が昨年7月にまとめた最終報告には全国展開が盛り込まれ、東京都以外の道府県にも広がりつつある。スポーツ庁の全国展開事業は12府県で展開中。JOCオリンピック教室も本年度全国40校程度で開催され、2020年の本番に向け、着々と準備が進む。(4・5面に東京の実践例)

関係団体・機関つなぎオリ・パラ教育を推進

東京都の「教育支援プログラム」

 全国に先駆け、本年度から本格的なオリンピック・パラリンピック教育に取り組む東京都。その推進策の一つが、各校の希望に基づいて関係団体・機関をつなぐ「教育支援プログラム」である。各校の取り組みを見ると―。

「学校林」整備しキャンプ場に

「学校は勉強だけでなく遊ぶ場所」

仙台市立上野山小学校

 保護者や地域からの信頼は子どもの姿と開かれた学校づくりで―。仙台市立上野山小学校(堀江孝浩校長、児童466人)は敷地内にある学校林を整備し、児童が多様な遊びを体験できる環境を整えたり、キャンプ場として施設開放したりする他、2泊3日の修学旅行、学校の土を利用した土器の制作など特色ある教育活動等を通して子どもの成長を促してきた。こうした取り組みにより、保護者などの信頼感が着実に高まり、教育活動への理解も深まっているという。

園をどう引き継ぎ、保育を変えるか

子どもと保育実践研究会 冬季セミナーから

 昭和50年代に数多く設置された私立の幼稚園、保育所が「代替わりラッシュ」を迎えている。本紙連載「園継営」でも、より良い保育を目指して園を改革しながら、次代に園を引き継ごうと奮闘する園長たちにヒントを聞いてきた。8日に玉川大学で開催した子どもと保育実践研究会冬季セミナーの分科会では、こうした園改革をテーマに、施設長は何から考え、どう動くべきかが活発に議論された。

自己肯定感高まる

学校全体で実践のイメージ共有

東京・練馬区立北町小学校の学級活動

 学校全体で実践のイメージ(「学級目標」を軸に、「計画」「話合い」「実践」をつなぐ「三色だんご」に例えたもの)を共有化し、学級活動に取り組む東京都練馬区立北町小学校(石井友行校長、児童608人)。同校ではその三つをたくさん「繰り返す」(食べる)ことで、「個」と「集団」が共に育つと考えた。昨年度の全国学力・学習状況調査と比べ、児童質問紙(第6学年)での肯定的な回答の割合が約20%アップするなど、子どもたちの「自己肯定感」が着実に高まっているという。

実践持ち寄り学び合う

中小規模の特別支援学校5校が連携

魚沼地区特別支援教育学会(新潟県)

 インクルーシブ教育システム推進に向けて特別支援学校のセンター的機能が大きく期待されている昨今、新潟県魚沼地区では中小規模の特別支援学校5校が地域クラスターを形成し、多様化するニーズに対応できる人材の確保や研修の質の維持、校務運営に取り組んでいる。昨年12月26日には新潟県立小出特別支援学校(高橋淳校長、児童・生徒52人)を会場に「魚沼地区特別支援教育学会」が開かれ、日々の実践につながるヒントを得ようと130人を超える教員が集まった。

保護者・生徒・教員で議論

「参加型」授業通じ地域へ道徳教育啓発

東京・町田市立小山中

 保護者・地域への道徳教育の啓発と、道徳授業の質向上を目指し東京都教委が推進する道徳授業地区公開講座で、東京都町田市立小山中学校(井手伊澄校長、生徒789人)は保護者・生徒・教員参加型の特別授業を実施した。「説明」ではなく「体験」を通して、道徳教育の理解促進を狙う。

自然体験踏まえ語り合い

仙台市で「探究の対話キャンプ」

宮城教育大学

 子どもと共に行う、考えを引き出し深める教育「探究の対話(p4c=ピー・フォー・シー)」。宮城県内の学校で実践され、大きな成果を挙げてきたこの取り組みの新たな可能性を探る「探究の対話キャンプin泉ヶ岳」が昨年12月26、27の両日、仙台市の生涯学習施設「オーエンス泉岳自然ふれあい館」で開かれた。中学生を中心とした参加者は、冬の自然を体験するとともに、同年代の仲間や人生の先輩と語り合った。

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