No.5993号(2014年12月15日号)11面では「学級経営覚書」を掲載

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就学援助事例など検討

現場と大学人刺激し合い 実践と研究の往還へ

日本教育事務学会が第2回大会

 日本教育事務学会(会長=浦野東洋一・帝京大学教育学部長)は6日、第2回大会を東京学芸大学で開催した。自由研究発表に加え、「実践をコトバにする営みを応援する」と銘打った「交流企画」を設け、学校事務職員らが日頃の取り組みを報告した。学校事務の共同実施も進むが、「1人職場」といわれる学校事務実践と研究の、いわゆる往還が本格化しつつある。研究者側からも「現場の取り組みは刺激になる」といった声が上がっている。

第2次安倍内閣の2年 教育政策、研究者はこう見る

 第2次安倍内閣が発足してから間もなく2年。民主党政権から再び自民、公明連立の政権に移り、教育政策はどう変わったのか。教育社会学が専門の菊地栄治・早稲田大学教授は、夜間中学校の充実に目を向けた点を評価する一方、学校現場の声を軽視してきたことを問題視する。教育経済学が専門の中室牧子・慶應大学准教授は、土曜日の学習を後押しした点を前向きに受け止めつつ、政策の効果を測定していないことが課題と見る。

東京都中学校長会研究大会

 東京都中学校長会(会長=樋口郁代・渋谷区立渋谷本町学園統括校長)は11月27日、都内で平成26年度研究大会を開催した。大会では同会研究部(部長=上原一夫・台東区立柏葉中学校統括校長)が実施した教育課程や若手教員の人材育成に関わるアンケート調査の結果を報告した。

3校を統合 広島・尾道市立因島南中・校長2代の経営術

 村上水軍の末裔(まつえい)が数多く住むといわれる広島県の因島。「因島水軍まつり」など、水軍にまつわるさまざまな催しが今も開催されている。この地に平成22年度、3校の統合によって開校した尾道市立因島南中学校(古川昭生校長、生徒220人)は、「こころを磨き、からだを鍛え、世界をめざす人間」を、目指す人間像として掲げている。初代校長には地元出身の岡本和信さん(同県東部教育事務所学校経営相談員)が着任し、「学校統合は大いなる起業である」を合言葉に、地域の歴史をひもといた「水軍学」を核に教育活動を展開。24年度に赴任した2代目の古川校長は、この方針を引き継ぎながら、「ふるさと学」を軸に、生徒に参画・社会貢献を促す学校づくりを推進している。校長2代の経営実践を紹介する。

「教室の日常」届け続け100号

神奈川県教委・元気な学校づくり通信「はにい」

 学校の日々の教育活動を指導主事が取材し、広く発信することで、学校・教職員を元気にしようと神奈川県教委は平成24年度から「かながわ元気な学校づくり通信『はにい』」を発行している。週刊に近いペースで作成し続け、11月には100号目を迎えた。県内の公立学校や市町村教委などに配布する他、県教委のホームページでも公開。各種研修会で使用されるなど教職員のコミュニケーションツールとして浸透しており、保護者や地域住民にも広まりつつある。発行の経緯や100号の歩みなどを紹介する。

育ちつなぐ環境をパチリ

神奈川県厚木市 あゆのこ保育園

 写真を通して園の環境構成の工夫や子どもが夢中になる条件を考える研修―。秋田喜代美・東京大学大学院教授らの研究グループが提唱しているそんな研修が、全国各地の園に広がっている。神奈川県厚木市のあゆのこ保育園(町田和子園長、園児136人)では5日、「育ちをつなげる環境」をテーマに、写真を通して子どもの育ちに合わせたより良い環境について考える研修を実施した。

動画で児童の感性刺激

多様なICT機器を駆使

さいたま市立美園小学校

 平成24年4月にさいたま市103校目の小学校として開校した同市立美園小学校(川本順一校長、児童862人)が11月25日、25・26年度同市教委研究指定(教育の情報化)での研究発表会を開催した。3面の大型スクリーンに異なる映像を投影できる「マルチビューシアタ」や交流学習用のソフトウェア「コラボノート」、サーバー内のさまざまなデータをリモコン一つでテレビ画面に呼び出せる「セットトップボックス」など、多種多様なICT機器を備えた同校ならでは授業実践が披露された。

視聴覚教育総合全国大会・放送教育研究会全国大会の合同大会

 視聴覚教育総合全国大会・放送教育研究会全国大会の合同大会が11月21・22日に開かれ、初日に川崎市立はるひ野小中学校〔井部良一校長(小)、大串一彦校長(中)、児童1080人、生徒313人〕で公開授業などが行われた。NHKの放送番組などを活用し「いじめ」問題に迫る道徳授業や理科授業の実践を紹介する。

普通科で系統的キャリア教育

愛知県立知立高校

 文科省研究開発学校の指定を受け、学校設定教科「キャリアデザイン」を創設し、普通科の教育課程の中でキャリア教育に取り組む愛知県立知立高校(小瀧英一校長、生徒951人)。将来を切り拓(ひら)く上で、生徒が自ら必要な課題を見いだし、3年生はそれに合わせて講座別学習を受講する。自分に欠けていることは何なのか。その点を踏まえながら学習計画を立て、「自己を管理する能力」や「主体的に自己のキャリアを形成する能力」などを身に付けていく。

住民、学生が協働で米作り

埼玉・ふじみ野市「エコ田んぼNORA」

 住民間の関係性が希薄になっている首都圏のベッドタウンで、学生や地域住民を巻き込んだ米作りに取り組み、地域を元気にしようと目指す団体がある。

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