No.6416号(2024年5月20日号)2面では「総合型選抜、大学側の評価は」を掲載

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中教審審議まとめ 勤務環境を改善へ

管理職のマネジメント育成

 中央教育審議会の「質の高い教師の確保特別部会」(3面に「Wordプラス」)は13日、学校の働き方改革や教員の処遇改善策を盛り込んだ審議まとめを公表した。処遇改善では、教職調整額を現在の4%から「10%以上」とし、教諭と主幹教諭の間に新たな職を創設することが柱。前回の部会で示した審議まとめ案に、教員の勤務環境の改善に向けた管理職によるマネジメントの重要性を追加した。

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総合型選抜 導入した大学「多面的評価できた」9割実感

文科省調査

 文科省は4月26日、大学入試に関し、総合型選抜の導入状況などについての調査結果を公表した。9割近い大学が総合型選抜を導入していた。9割以上の大学が「多面的・総合的に評価できた」と効果を実感。一方、未導入の大学の過半数が、理由として評価の難しさを挙げた。

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解説 中学校の遠隔教育 好事例の共有や役割分担が重要に

 遠隔教育特例制度が4月に改正された。中学校や特別支援学校中学部では、学校の判断でオンライン授業がしやすくなる。一方で学校間の活用頻度に差が生まれることも予想される。情報教育が専門の中川一史・放送大学教授は、普及に向けて好事例の収集や校内での役割分担が重要になると指摘する。

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東京都中学校長会が定期総会・研究発表会

 東京都中学校長会は4月25日、令和6年度定期総会・研究発表会を都内で開催した。山本周一会長の退任に伴い、堀越勉・千代田区立麹町中学校校長が会長に就任した。

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夕方保育で「外」を活用 心地よさ味わう

「夕方保育」の充実 (下)

ちぐさこども園(群馬県沼田市)

 「夕方」に適した保育の在り方を考え、日中の保育だけでなく「夕方」の保育も充実させていくための試行錯誤と挑戦を続けている群馬県沼田市の(学)櫛渕学園 ちぐさこども園(櫛渕洋介園長、園児131人)。令和3・4年度の成果と課題を踏まえて進めた令和5年度の実践は、「夕方を生かす『外』の活用」と「くつろぎの充実(物的、人的環境)」に重点を置いた。

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復活させた池を「生きた教材」に

新潟市立大野小学校 (下)

「癒やしの場」として異学年交流

 新潟市立大野小学校(片山敏郎校長、児童399人)が創立150周年記念事業の一つとして取り組んだ「丸池復活プロジェクト」。6年生を中心に、子ども主体の学びを繰り広げた活動だ。新たな丸池で生き物たちと触れ合い、毎日学校に登校することが楽しいと感じる子どもも少なくない。本年度は各教科等で「生きた教材」の丸池をどのように活用するかを検討していくという。

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3年生の8割超、英検・準2級以上 教科書繰り返し学び、基礎力身に付け

併設型中高一貫教育の成果 横浜市教委が検証

 横浜市教育委員会は昨年度末、横浜市立南高校とその附属中学校の中高一貫教育が教育目標に合っていたかなどを検証した結果を公表した。併設型中高一貫教育校として12年目を迎え、これまでの取り組みの成果と課題をまとめ、今後の方向性を整理することが目的。コミュニケーション重視の英語の授業を行い、英語検定の合格率を上げた点などを成果とした。一方、スクール・ミッションにある「グローバルリーダーの育成」に関しては、生徒たちの意識向上を今後の課題に挙げた。

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トーク形式のセミナー開催 細胞生物学の科学者が生徒の「探究」に助言

中谷医工計測技術振興財団

 細胞生物学研究の第一線で活躍する科学者と高校生によるトーク形式のセミナー=写真=が昨年度末に都内で行われ、科学者が生徒たちの取り組む探究学習などに対してアドバイスした。中学・高校生の科学教育を助成している(公財)中谷医工計測技術振興財団が主催し、オンラインでも公開された。

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地域による不登校対応目指して 「相談・まなび塾」で個別支援

阿部・元教育長中心に設立 退職校長ら学習指導

仙台市

 全国的に不登校問題が深刻化する中、仙台市では元教育長の阿部芳吉氏が中心となり、地域による不登校の児童・生徒やその保護者の学び・相談の場となる「相談・まなび塾」(代表=阿部氏)を設立した。退職校長ら実践経験豊富な元教員が講師を務め、子どもたち一人一人に応じて指導するとともに、保護者の相談に応じている。

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