No.6369号(2023年4月24日号)10面では「始まる「支援学校と一体化」」を掲載

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17都道府県に夜間中学 今春、4校増え44校に

 何らかの事情で中学校に通えなかった人たちが中学校教育を受け、中学校生活を送る夜間中学は本年度、17都道府県の44校にまで広がった。本年4月には、仙台市、千葉市、静岡県、兵庫県姫路市で開校。来年4月には、福島市、群馬県、大阪府泉佐野市、鳥取県、北九州市、佐賀県、熊本県、宮崎市で開校する予定だ。

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増やせ教員志望者、各教委が奮闘

 教員採用試験の倍率が低下し、教員志望者確保が喫緊の課題になっている。各教育委員会では教員志望者を増やすため奮闘している。教職への関心を高めようと、大学生以外にも、「ペーパーティーチャー」の社会人対象の取り組みも進んでいる。

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都道府県教委が受けさせたい研修 ICTの授業・校務能力最多

全国連合小学校長会研究紀要 下

 前回に続き、全国連合小学校長会の令和4年度研究紀要の内容を紹介する。今回は、主に対策部の各委員会の調査を中心にまとめる。教職員定数改善等委員会の対象は、全国の公立小学校のおよそ4%に当たる740校超で、それ以外の委員会は470校(各都道府県10校ずつ)が対象。主な調査時期は、昨年7月から9月にかけて。

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遊具をめぐる遊びの魅力とリスク管理で討論

野間教育研究所がセミナー 下

 令和2年4月から「園におけるリスク・マネジメント」を主題に「すべり台から見る遊びとリスク」について研究を進めてきた、(公財)野間教育研究所の幼児教育研究部会。3月25日にオンラインで開催されたセミナーでは、すべり台を中心に遊具を巡る「遊びの魅力・面白さとリスクの関係」について考えた。今回は、パネルディスカッションについて紹介する。

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勉強法理解で意欲・成績アップ 「自分に合う工夫」「計画」講じる子も

東大・ベネッセ親子調査 結果速報

 東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所は「子どもの生活と学びに関する親子調査2022」の結果速報を11日に公表し、「学習方法の理解」が学習意欲と成績の向上に効果的ということが分かった。「上手な勉強のしかたがわからない」と答える子どもが増加し、その割合は約7割になったという。学習方法に悩む子どもたちが増えている。

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世界遺産・軍艦島が映える海を守る 「team長崎シー・クリーン」に最優秀賞

第28回「コカ・コーラ環境教育賞」を発表

 (公財)コカ・コーラ教育・環境財団(佐々木康行理事長)は3月11日に「第28回コカ・コーラ環境教育賞」の授賞式を行い、「活動普及部門(中学生)」で「team長崎シー・クリーン―世界遺産軍艦島が映える海を守ろう」(長崎市)が「最優秀賞」に輝いた。その活動内容を中心に紹介する。

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公立高で全国初マンガ学科を設置 学校魅力化へ官民が支援

熊本県立高森高校

 熊本県立高森高校(草原俊明校長、生徒115人)は本年度、漫画制作を中心に、デッサン、絵画、デザインなどの専門的な知識と技術を学ぶことができるマンガ学科を新設した。公立高校では全国初となる。同学科の設置に向けては、学校の魅力化と地域創生のために官民と地域が一体となって取り組んだ。マンガ学科のカリキュラムと設置の背景を紹介する。

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インクルーシブ教育を目指して 支援学校と一体化 高校の先行事例は

東京都立あきる野学園の中学部

 障害のある子もない子も一緒に学ぶインクルーシブ教育を進めるため、文科省は来年度にも小中高校と特別支援学校を一体化して運営するモデル事業を始める。先行している自治体ではどのように実施しているのか。

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各地で広がる無料塾 教員経験者ら開設、学習支援

NPO運営

 学習塾費用が家計の大きな負担となる中、各地で、ボランティア講師を中心とした無料塾が生まれている。このうち、埼玉県では、「無料塾FUNRISE」が令和元年に塾生受け入れを始めた。小・中学生を対象に、3会場でそれぞれ週に1回ほどの頻度で実施。今春も、この無料塾で学んだ塾生が高校合格の報告に訪れていた。

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