No.6335号(2022年7月25日号)3面では「「がん」の学習、高校では」を掲載

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大学選び、地元志向に 地元残留率、10年間で1・5ポイント増

 高校を卒業後、地元の大学に進学する生徒の割合が高まっている。リクルート進学総研が文科省の学校基本調査のデータを基に分析したところ、昨年は大学入学者で44・7%を占め、10年間で1・5ポイント上昇したことが分かった。コロナ禍の影響を受け、自宅から通える大学に進む傾向が強まったとみられる。

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情報活用・モラル 一体で学ぶ 新たな教材を導入

神奈川県鎌倉市教委

LINEみらい財団開発

 全国の小・中学校で1人1台の情報端末の活用が広まっていることを受け、LINEみらい財団は情報モラルと情報活用に焦点を当てた教材を開発した。インターネットの特性や適切なコミュニケーション方法に加え、情報やICTの上手な使い方を取り上げている。自治体と連携した取り組みの第1弾として、14日には神奈川県鎌倉市教委と共同で作成した教材を公開し、同市立深沢小学校で公開授業を行った。

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がん教育が必修化 高校では 生活改善、検診…自分ごとと捉える

 日本人の2人に1人が「がん」になるといわれる中、学校でのがん教育の重要性が高まっている。学習指導要領の改訂により、中学校に続き、本年度からは高校でも必修化された。高校で出張授業を行うがん経験者は、生徒たちが小・中学生に比べ、「授業をより深刻に受け止め、自分ごととして捉える傾向がある」と指摘する。どのような授業が行われているのか。

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東日本大震災題材に道徳教育、体力づくりへの取り組みなど実践発表

東北地区中学校長会研究協議会宮城大会

 第72回東北地区中学校長会研究協議会宮城大会(同会会長=三田村素志・宮城県岩沼市立岩沼中学校校長、大会実行委員長=三浦仁・同県多賀城市立東豊中学校校長)が6月24日、仙台市内で開催された。同県校長は会場に参集、他県はオンライン中心というハイブリッド形式で行い、3分科会で六つの研究・実践報告があった。

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「実体験」を生かすICT活用

兵庫・芦屋市立宮川幼稚園

 「げんきな子、やさしい子、がんばる子~子どもたちが『遊び』を通して学び合い、育ち合う幼稚園~」を教育目標として、心も体も健やかでたくましい子どもを育てたいと願い保育を進めている、兵庫県芦屋市立宮川幼稚園(澁谷倫子園長、園児37人)は昨年度から、「子どもたちのさまざまな実体験を生かすための活用」を目指した、ICTを活用した保育実践に取り組んでいる。

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児童とパナマ大使館が交流 寸劇などで学校生活紹介

東京・西東京市立本町小

 東京都西東京市立本町小学校(中村千佳子校長、児童358人)は15日、パナマ大使館との交流活動を体育館で実施した。パナマと日本の歴史・文化を詳しく知ることで、ものの見方や視野を広げることなどがねらいだ。今回実施した交流活動のコンセプトは「日本の学校紹介」。2回に分けて行われ、全校児童が参加した。1人1台端末を活用し、今後もパナマにあるアルト・ボケーテ小学校との交流も深めていくという。

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3観点の評価 研究積み上げる 「主体的態度」で生徒に変化

埼玉・所沢市立向陽中学校

 埼玉県所沢市立向陽中学校(沼田芳行校長、生徒658人)は、新学習指導要領に基づき、知識・技能、思考・判断・表現、主体的に学習に取り組む態度の三つの観点別評価をより的確なものにしようと令和2年度から学習会に取り組んできた。生徒の思考力・判断力・表現力を伸ばすための「朝鑑賞」の取り組みとともに紹介する。

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専門高校校長会 総会・研究協議会から 下

生徒同士だけでなく 校長もつながりを

農業

 全国農業高等学校長協会(理事長=並川直人・東京都立園芸高校校長)は5月23、24の両日、総会並びに春季研究協議会を国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・渋谷区)で開催した。

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「多面的評価」で大学に多様性

 大学入学共通テストの導入から2年。英語の4技能試験や記述式問題の導入は見送られたが、各大学の個別入試の改革は着実に進んできた。大学入試改革の柱の一つだった受験生の学力の「多面的な評価」は今、どうなっているのか。

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学校教育に広がる漫才体験 教職課程や教員研修で導入

「コミュ力」向上 心のつかみ方学ぶ

 演芸の漫才を学校教育に導入する動きが広がっている。東京理科大学の教職課程では、昨年度から正式科目としてプロの芸人の下で、漫才を作って披露し、教員に求められるコミュニケーション力の基礎を学ぶ授業を開設。企画・指導した井藤元教授は、現職教員を対象とした研修でも、漫才を活用する。下は保育園、上は高校、大学まで、園児、児童・生徒・学生を対象とした教育活動でも漫才を生かしている。

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