No.6287号(2021年7月19日号)2面では「「校則」巡り中高生が交流」を掲載

07.19

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「1人1台」生かし心の状態把握を 児童・生徒の自殺・自死増加で

文科省通知

 文科省は6月29日、コロナ禍の中で、児童・生徒の自殺・自死が増えていることを踏まえ、1人1台情報端末を生かして、悩みや不安を抱える児童・生徒を早期に発見することなどを求める通知を出した。先行する具体例をまとめた事例集を添えた。また、今年に入ってから自殺・自死で亡くなった児童・生徒は昨年よりもさらに多いことも明らかにした。

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生徒、教職員一人一人の多様性重視 日本一幸せな学校目指す

仙台市立幸町中学校 上

 目指す学校像として「日本一幸せな学校」を掲げる、仙台市立幸町中学校(日置利道校長、生徒409人)。それを実現するために「教えるは『デジタル』 育てるは『アナログ』(教育・学校におけるデジタルとアナログの融合)」「ダイバーシティ&インクルージョン(多様性と多様性を生かす)」などを視点とした教育活動に取り組み、生徒、教職員の主体性や思いを大切にしながら、幸福感を感じられるより良い学校づくりを進めている。

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コロナ下、子ども中心の環境づくり 休園・登園自粛への対応も調査

こども環境学会2021年大会 上

 公益社団法人こども環境学会(五十嵐隆会長)は1~4日、2021年大会(長野)を開催した。新型コロナウイルス感染症問題の影響により、長野県佐久市の会場への参加人数を大幅に制限するとともに、オンライン開催を併用して実施した。テーマは「自然とともに暮らすこども~生きる力を育むには」。自然からの子どもの学び、持続可能な未来をつくる環境学習、新型コロナ下の子どもを取り巻く環境などについての講演会やシンポジウムが行われた。

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二酸化炭素削減目指しプログラミングで燃費良い経路考える

JAL開発の教材

東京・港区立芝浦小5年「総合」

 JALグループでITの中核を担うJALインフォテック社は小学校向け次世代教育プログラム「JIT STEAM EDU」を開発し、そのプログラムを活用した授業(総合的な学習の時間)が6日、東京都港区立芝浦小学校(三浦和志校長、児童1279人)で行われた。対象は5年生。1人1台端末を使い、より少ない燃料で目的地に到着する飛行機のルートを考えるプログラミング教育に取り組むクラスもあった。社会とのつながりを感じ、論理的思考力を楽しく身に付けられる点が大きな特色になっている。

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個別で行う理科実験方法や教材開発 自宅でも安全・手軽に体験可

川島紀子 東京・文京区立第六中学校主任教諭

 コロナ禍により人との接触に制限がかかる中、学校現場では感染防止を考慮しつつ理科の実験を行う工夫が求められている。東京都文京区立第六中学校(小椋孝校長、生徒292人)の川島紀子主任教諭は昨年度、「今こそ生徒に科学的体験の機会を与えたい」という思いから、生徒が自宅で安全かつ手軽に取り組める個別実験の方法や教材の開発に取り組んだ。

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全国高等学校長協会 第73回総会・研究協議会から 上

 全国高等学校長協会(会長=杉本悦郎・東京都立小金井北高校校長)は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、5月に開催を予定していた第73回総会・研究協議会などの実施を見送った。当日発表予定だった研究などをまとめた会誌を発行。内容の一部を上下で紹介する。

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特別支援学校の設置基準「文科省案では不十分」改善を要請

保護者らの団体

 教員や障害のある子を育てる保護者らからなる「障害児学校の設置基準策定を求め、豊かな障害児教育の実現をめざす会」は、萩生田光一文科相に要請書を出した。文科省の公表した特別支援学校設置基準では不十分だとし、さらなる改善を求めた。同会の佐久美順子会長らは6日、文科省で会見を行った。

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コロナ下、子どもがテレビやゲーム画面見る時間増

保護者へ民間調査

 小・中学生、高校生の睡眠時間は1年前と比べて減る一方、テレビやコンピュータゲームに費やす「スクリーンタイム」は増えていることが日本財団と三菱UFJリサーチ&コンサルティングによる調査で分かった。保護者を対象に今年1月と昨年1月の状況を尋ねた。1日当たりの睡眠時間は8・1時間から8・0時間へ、スクリーンタイムは2・2時間から2・3時間へと変化していた。

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