No.6284号(2021年6月14日号)2面では「水害・土砂災害に備えよう」を掲載

06.14

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新型コロナワクチン、教職員らに優先接種する自治体も

福岡市などで実施へ

 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、教職員や保育士を対象に、優先枠を設けたり、優先予約を受け付けたりする動きが出ている。保育所や学校に接種券を送る福岡市では、7日から保育所の保育士や幼稚園の教職員らが、21日から学校の教職員が接種を受けることとした。これに先立ち、現役教職員への接種を終えた自治体がある。そうした自治体では、2回目の接種の後、半数の教員に発熱が出た学校があり、欠勤も出た。

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教育課程への位置付け視野に 高校の日本語学習で議論

指導者の養成・確保が課題

 日本で生活する外国人の増加に伴い、公立高校でも日本語指導が課題となってている。文科省では、高校での日本語学習を正式な単位として認めることについての検討を始めた。今後、専門性のある指導者の養成や確保が各地で求められることになりそうだ。

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志高く、挑戦し続ける全連小に 新会長に聞く 上

大字 弘一郎 全国連合小学校長会会長(東京都世田谷区立下北沢小学校統括校長)

 本年度、全国連合小学校長会会長に就任した大字弘一郎・東京都世田谷区立下北沢小学校統括校長に、コロナ禍の中での校長・校長会組織の在り方や目指していきたい方向などについて語ってもらった。

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小学校との円滑な接続へ ガイド作成し活動例示す

富山県内の取り組み

日本保育学会第74回大会 下

 5月15、16の両日、「つながる、広がる、深まる」をテーマにオンラインで開催された(新型コロナウイルス感染症問題の影響。当初は富山県で開催予定)、一般社団法人日本保育学会の第74回大会(実行委員長=小林真・富山大学教授)。今回は「小学校との円滑な接続を目指して―富山県内の取り組みから―」をテーマに開催した、実行委員会企画シンポジウム1の内容について紹介する。

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「全員挙手」などで手応え、問題行動が減少 教員は意欲的に授業改善

神奈川・二宮町の小中一貫教育 下

先行実施の山西小学校

 小中一貫教育に力を入れる神奈川県二宮町。目指す子ども像を掲げ、本年度から全小・中学校(小学校3校、中学校2校)で教育活動の足並みをそろえた。大切にしているのは、一人も見捨てない受容的な学級・学習集団づくり。教育力向上アドバイザーの吉新一之・元川崎市立川崎小学校校長が、その指導・助言役を務めている。今回は先行的に取り組む山西小学校(藤田和人校長、児童343人)の取り組みを中心に紹介する。

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新しい様式の教員研修 遠隔や集合型などを組み合わせ

北海道立教育研究所

 Society5・0の実現を見据え、ICTを用いた教員研修などに取り組む北海道立教育研究所。コロナ禍が続く中、昨年度から「新しい研修様式」による講座を本格的にスタートさせた。インターネットのネットワークを利用し、情報を共有することができるクラウドを活用した授業モデルの開発にも着手。新学習指導要領を踏まえた授業改善に加え、各地域で中核となる教員の育成も視野に入れている。教師一人一人の資質・能力を高め、児童・生徒の学びの充実につなげていきたい考えだ。

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校内オリエンテーリングで「地図リテラシー」育成

千葉県立千葉高校

 千葉県立千葉高校(加藤俊文校長、生徒960人)の1年生は、以前から、地理の授業で校内の地図を読み解きながらチェックポイントを通過し、総合タイムを競うオリエンテーリングを実施している。地図は地理を担当する小林岳人教諭が用意、生徒が主体的に考え、地図と現地を照合する力などの向上につながっている。この取り組みは、日本地理教育学会などで発表している。

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自治体がヤングケアラー相談窓口開設 小・中・高に周知へ

神戸市

 神戸市は1日、ヤングケアラーの相談窓口を設置した。市によると、自治体によるヤングケアラーの相談窓口は全国初。3日現在、既に複数の相談が寄せられているという。

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