No.6178号(2019年02月04日号)2面では「校外学習での医療的ケア 介助員も可能に」を掲載

02.04

20190204-01

勤務時間上限ガイドライン 実効性担保へ議論開始

教育課程、免許制度改正も視野

文科省

 中央教育審議会が教員の長時間労働解消に向けた答申をまとめたことを受けて、文科省は省内に「学校における働き方改革推進本部」を設置し、1月29日に初会合を開いた。勤務時間の上限を定めたガイドラインの実効性を担保するための環境整備を議論する。教育課程や免許制度の改正も含め、検討する。
(3面に関連記事)

学校業務支援で新財団

人材派遣やトラブル対応h4>

教員の負担軽減図り

東京都教委

 東京都教委は教員の働き方改革を進めるため、2020年度に教員の業務を多方面から支援する財団を設立する。教員OBや地域の人々を登録して学校へ派遣する「人材バンク」の設置や事務処理、トラブル解決などに当たる。都教委内部とは別に、都内に施設をつくる。

働き方改革・中教審答申 時間外勤務に上限設ける

 教員の働き方改革を議論してきた中央教育審議会が1月25日、総会を開き、長時間労働の解消策を盛り込んだ答申を柴山昌彦文科相に提出した。学校の業務分担を進め、教員の時間外勤務に上限を設定することなどを提言した。今後は実現に向けて実効性をどう担保するかが課題となる。
(1面参照)

「定年後の人生をさらに充実させるために」

学校現場での体験・知恵生かそう

山口 久芳 元静岡大学教職大学院特任教授(元静岡県公立中学校校長)

 校長時代に企業による授業参観、教員による校長評価などユニークな実践を展開し、退職後は大学で次世代の県教育界を担う人材(指導主事等)を育てる「気概塾」を企画、個人では「老い」と楽しく向き合う塾を運営するなどしてきた山口久芳・元静岡大学教職大学院特任教授。本年度で退職する教職員に向けて、「定年後の人生をさらに充実させるために」と題し、メッセージを寄せてもらった。陸上競技のやり投げでは国体優勝経験を持つ。

「共育て共育ち」を暮らしの原点に

鳩の森愛の詩瀬谷保育園(横浜市)

 子どもたちを真ん中に保育者と保護者が手をつなぎ合い、支え合い、成長し合うことを「共育て共育ち」と呼び、日々の暮らしの原点にしている横浜市の(社福)はとの会 鳩の森愛の詩瀬谷保育園(瀬沼幹太園長、園児100人)。力を合わせて保育環境を整えるなど保育者と保護者がつながりを深めるとともに、子どもたちは一人一人の思いが受け止められた環境で遊びを深めることを通して「学びに向かう力」を育んでいる。

学習内容など共通理解 道徳科ガイドブックを作成

埼玉・蓮田市立黒浜北小学校

 「考え、議論する道徳」の授業改善・質的向上を目指し、道徳科の研究に取り組む埼玉県蓮田市立黒浜北小学校(藤崎顕孝校長、児童258人)。「黒北小『道徳教育』『道徳科』ガイドブック クロッパ心のノート」(A4判、16ページ)を作成し、本年度末に全校児童に配布する。教師だけでなく子どもや保護者も、学習内容や授業の進め方などに関して共通理解を図ることが目的だ。「誰でもできる道徳科の授業づくり」を目指し、藤崎校長は「授業の充実につなげるための土台として活用したい」と期待を寄せている。

運動部活動の健康安全管理など報告

日本中学校体育連盟研究大会徳島大会 上

 (公財)日本中学校体育連盟(会長=山本聖志・東京都豊島区立千登世橋中学校校長)は1月17、18の両日、徳島市で研究大会を開催した。研究主題は「豊かな人間性と生きる力を育む運動部活動の在り方を目指して」。今回から2回にわたり、運動部活動における健康安全管理や当面する課題、地域社会との連携などについて事例発表を行った分科会や「これからの運動部活動の在り方」をテーマにしたシンポジウムの内容について紹介する。

障害者スポーツへの理解・啓発図る

茨城県で「特別支援教育における体育・スポーツ充実事業」開催

 障害のある子どもたちが生涯を通してスポーツなどの活動に親しみ、豊かな生活を送ることができるよう、特別支援学校や小・中学校などの教職員に対して、生涯学習や障害者スポーツについての理解・啓発を図る―。こうしたことを目的に、(独)国立特別支援教育総合研究所、茨城県特別支援学校長会、茨城県教育研究会は「特別支援教育における体育・スポーツ充実事業」を初開催した。

無料の英語塾で個別学習

東京のNPOが開設4年目

 低所得世帯の小・中学生、高校生を対象に、無料でボランティアが個別指導を行う英語塾が始まって4年目を迎えた。NPO法人キッズドア(東京)によるもので、学校では身に付けられなかった基礎的な学習内容をじっくり学ぶ子どもがいる一方で、英語を母語とするボランティアらと英語で会話を交わす場ともなる。海外留学を果たす塾生も現れ始めた。

関連記事

日本教育新聞電子版 クレジットカード決済でのお支払い 記事検索データベース 住所変更のお申し込み

ページ上部へ戻る