No.6166号(2018年10月22日号)17面では「議会質疑 解説」を掲載

10.22

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全校へのエアコン設置 自治体7割「予定・完了」

本社調査

 約7割の市区町村が管理する公立学校全校へのエアコン設置を予定(完了を含む)しており、多くが快適な学習環境の確保や熱中症予防、暑い日が続くことによる学習活動の難しさを理由として挙げた―。全国の市区町村教育委員会を対象に日本教育新聞社が「学校施設・施設整備の課題に関する調査」を実施したところ、そうした結果が明らかになった。(10面に詳報)

発達障害の子 過半数が1日3時間以上ゲーム

学校でのストレスなど契機

民間調査

 発達障害のある子どもの8割以上が「ほぼ毎日」ゲームをしていることが、教育事業を展開するLITALICO(東京・目黒区)の調査で分かった。半数以上が1日当たり3時間以上使用しており、日常生活に影響が出ている現状も見られた。

現場になじむか「変形労働時間制」

 学校の働き方改革をめぐり、「変形労働時間制」の導入が中央教育審議会で検討されている。長期休業期間に休みをまとめて取得できるようにする狙いだが、公立学校の教員になじむのか。支持する声がある一方、超過勤務の歯止めにつながらないと慎重な意見も多く、賛否が分かれている。

全国連合小学校長会研究協議会北海道大会 下

 前回に続き4、5の両日に開催された第70回全国連合小学校長会研究協議会北海道大会の内容を紹介する。

子どもの排せつ 自立へどう寄り添うか

東京の保育士の実践発表から

 子どもが乳児から幼児へと成長していく中で身に付けることの一つが「排せつの自立」。そこに向かう経験を積み重ねる道のりの中では多くのドラマが生まれる一方、子どもだけでなく保育者や保護者も苦しさを感じることが多い。排せつの自立に向かう道のりを、子どもと共に歩みながら楽しんでいけるようにするにはどうしたらいいのか。東京都の立正佼成会附属佼成育子園(村田智子園長)の水野佳津子保育士がまとめた実践発表から考える。

小・中でプレゼン力育成 外部講師に公認会計士

公認会計士・眞山さん

名古屋市 コミュニケーション教育

 コミュニケーション教育に力を入れる名古屋市内の小・中学校で、外部講師として指導を行う公認会計士の眞山徳人さん。子どもが社会に出たときを見据え、ビジネススキルとして欠かせない「プレゼン能力」の育成に重点を置く。苦学生だった自身の経験を踏まえ、作成した教材も注目を集めている。クラウドファンディングで資金を募り、子どもたちが正しいお金との付き合い方を学ぶことができるもの。一冊の売り上げの中から、この教材が児童養護施設などの3人の子どもに寄贈されることにもなっている。

「授業改善」へ 教師間で学びの輪

進む研究交流

 「授業改善」をキーワードに、教師の学びの輪が広がっている。研究交流に取り組んでいるのは京都市立下京中学校(増田隆生校長、生徒553人)と福井市明倫中学校(川上晋校長、生徒704人)。中学校では珍しい取り組みだという。両校の研究主任には授業づくりに関わる工夫など、指導・助言を行う田村学・國學院大学教授には新学習指導要領でキーワードになっている「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて陥りがちな課題などを聞いた。下京中学校は11月17日の土曜日、明倫中学校は18日の日曜日に研究発表会を行う。京都から福井までは特急で約1時間半。「学びの2日間」として、両校に足を運んでみてはどうだろうか。

心理学の視点で授業改善を提言 下

日本教育心理学会第60回総会 公開シンポから

 「教育を『実学(サイヤンス)』する」をテーマに、日本教育心理学会は9月15日から3日間、慶應義塾大学日吉キャンパス独立館で第60回総会を実施し、大学研究者や教育関係者など延べ約1800人が参加した。60回という記念の節目を迎え、本総会の目玉の一つは「授業改善―心理学からの提言」の公開シンポジウム。5人の話題提供者のうち、今井むつみ・同大学教授、遠藤利彦・東京大学大学院教授の2人の報告を中心に紹介する。

板書のユニバーサルデザインへ

色覚チョーク

自治体議員が導入後押し

 色の見え方が大多数の人とは異なる子どもでも色が分かりやすくなるように工夫した「色覚チョーク」。導入の背景には自治体議員の働き掛けもある。兵庫県尼崎市がその一つ。先月の市議会定例会では色覚検査、色覚チョークに関する質問があり、執行部側は、導入を進める考えを示した。質問した議員によると、色覚チョークの価格は、これまでのチョークとほぼ同じ。導入が進まない背景には、存在が知られていないことが大きいという。

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