No.6120号(2017年10月16日号)4面では「生徒自死後の学校経営」を掲載

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学校にも働き方改革の風を 緊急連絡は110番へ

時間外の電話対応は業務外

 長時間勤務の常態化が指摘される学校現場で、教員の働き方や仕事の分担を見直そうという気運が高まっている。中央教育審議会が8月にまとめた緊急提言が、教育委員会や校長に教員の勤務時間管理の徹底を求めたことで、この動きは加速する可能性もある。教員の働き方を改善するためには何が必要なのか、働き方をどう改善したらよいのか―。今後、紙面を通して、さまざまな角度から考えたい。

2020年「デジタル教科書」併用見据え各地で実証研究始まる

「学習履歴」に焦点も

 2020年からのデジタル教科書(教材)併用時代をにらみ、実証研究が各地で始まった。佐賀県武雄市は全小学校4年、全中学校1年の全員を対象とする大学、教科書会社などとの共同研究に、また、大学、教科書会社、ソフトウエア企業など4者は学習履歴に焦点を当てながら、東京都荒川区内の小・中学校各1校との実証研究に、それぞれ着手した。共にタブレット端末を1人1台整備する教育環境が研究を後押しする。

衆院選 各党の教育政策

22日投票

 22日投票の第48回衆議院選挙に向けた政策を各政党が発表、教育分野では、幼児教育の無償化の他、学校給食の無償化を複数の政党が掲げた。全国学力・学習状況調査の存廃に触れる政党もある。

生徒自死後の学校経営

重点目標「利他共生」掲げ 道徳に力

山田・愛知県一宮市立浅井中学校校長

 教職員の不祥事や子どもの自死などが起きると、学校全体が落ち着かなくなり、保護者・地域からの信頼を失うなどして、経営が難しくなるといわれる。愛知県一宮市立浅井中学校(生徒616人)は今年2月、中学3年生の生徒の自死により、多数のメディアが押し掛け、さまざまな報道がなされてきた。こうした中、本年度、愛知県教委から同校に赴任したのは道徳の実践家として知られる山田貞二校長。学校改善の重点目標「利他共生」を掲げ、道徳教育などを核に学校づくりを進めている。半年にわたる実践を紹介する。

全日中の歩み 元会長ら振り返る

未来へ 中学校教育70年

 新制中学校が誕生して今年で70年を迎えた。全日本中学校長会(全日中)は、70年の歴史を振り返りつつ、10年先を見据えた中学校教育の姿を考えようと、10月19日、都内で記念式典を開催する。式典に合わせて、ここ十数年の全日中の活動の中で大きな出来事を会長経験者に紹介してもらうとともに、同会事務局で記念誌を担当する宗像昭男さんに70年の歩みを振り返ってもらった。

ラーニング・ジャーニー 子どもたちの夢や願いかなえる

生まれながら持っている「遊び学ぶ力」引き出す

 さまざまな大人との出会いを通して子どもが生きる喜びを感じ、夢や願いをかなえる旅を始める―。そうした学びの環境ステージづくりを進めるため、全国各地の保育園、認定こども園、幼稚園の園長有志は、Learning journey(ラーニング・ジャーニー)というプロジェクトを実施している。

英語新教材「We Can!」移行措置期間の準備は

直山 木綿子 文科省教科調査官

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 小学校高学年の外国語教科化を受け、文科省は9月21日、その期間に使うことを目的とした新教材「We Can!」を公表した。移行措置期間まで約半年。「待ったなし」の状態だ。新教材の特色や来年度の移行措置期間に向けて準備しておきたいことなどを直山木綿子・教科調査官に聞いた。前回と同じくQ&A形式で紹介する。

「家計ゲーム」で金銭感覚養う

社会・公民

池田・広島県熊野町立熊野中教諭

 次期学習指導要領でも注目される金融教育。広島県熊野町立熊野中学校の池田優子教諭は、社会科公民分野の指導を担当した際は必ず、「経済」の学習の導入で「家計ゲーム」を実践している。3年生の進路選択にもつなげたいねらいがある。

1日限定の職業テーマパーク

45の企業、上級学校が出展

横浜市立横浜総合高校

 1日限定の職業テーマパーク。三部制・総合学科の横浜市立横浜総合高校(天野真人校長、生徒1116人)が9月22日、第4回「横総未来博」を開催した。校舎内にさまざま業界の職業を体験したり、仕事に携わる人々やその仕事を目指して学習に励む学生たちと直接対話したりできる場を設けることで、生徒たちに自らの興味・関心を明確にし、卒業後のキャリアについて前向きかつ肯定的に考える機会を提供している。

長期休みに子どもの「たまり場」

一緒に食事を作り味わう

山梨・笛吹市

 学校が休みの日にお金を手渡されて一人で食事をする子どもたちに手を差し伸べようと、主任児童委員が行動に移した山梨県笛吹市で、子育て支援に関わる個人・団体が集まり、意見を交わして子育て環境を充実させようとする試みが2年目を迎えた。「こどものたまり場」と名付け、今年の夏休みも公民館を会場に、小学生が協力して昼食を調理して食べたり、スポーツを楽しんだりするなどした。家計が苦しい世帯の子どもの成長を支える狙いもある。

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