No.6480号(2025年10月20日号)6面では「「いざこざ」から成長へ」を掲載

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基礎定数改善など要望 中教審特別部会が緊急声明

 今年6月に改正教員給与特別措置法(給特法)が成立したことなどを受け、中央教育審議会の教師を取り巻く環境整備特別部会は、基礎定数の改善や外部人材配置の充実、十分な予算確保を政府に求める「緊急声明」を出す。15日の会合で声明案について議論した上で、内容の修正は部会長に一任した。

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解説 調整授業時数制度 現場に難しい判断迫る

 次期教育課程の基準の在り方について審議してきた中央教育審議会の教育課程企画特別部会が9月25日、「調整授業時数制度」の創設を提言した。文部省教科調査官などを歴任した北俊夫氏(一般財団法人総合初等教育研究所参与)は、学校は難しい判断を迫られると、課題を指摘する。

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今後も教育振興に力 子どもの成長願い団結

 全国連合退職校長会(田中昭光会長)は7日、設立60周年記念式典をアルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)で開催した。

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「いざこざ」の中で育つ力を探る

せんりひじり幼稚園・ひじりにじいろ保育園 大阪府豊中市

 日々の保育の中では、子どもたち同士のけんか、いざこざが起こることがある。こうした「いざこざ」は、子どもの成長につながる重要な経験となる。大阪府豊中市の(学)ひじり学園認定こども園せんりひじり幼稚園・ひじりにじいろ保育園(安達譲園長、園児441人)では、幼児期の「いざこざ」の中で育つ力を探ることを目的に「幼児の人間関係における葛藤の経験と成長―保育者の介入方法に着目した3年間の子どもの姿の変化」をテーマとした研究に取り組んだ。

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自己実現図る生き方追究 「朝活動」など柱 多様な対象と関わる

富山市立堀川小学校 (上)

 自分は今どうしたいのか、これからどうありたいのか…。自らの「生き方」を追究し、行動を起こす子どもの姿に着目し、教育活動の充実に取り組む富山市立堀川小学校(石田和義校長、児童552人)。子どもが自らのよさや可能性に気付き、自分の願いを達成する「自己実現をはかる教育」に力を入れている。その支えになるのは教師の子ども理解だ。「くらし全般」(学習や生活を含む)を視野に入れ、さまざまな対象と豊かに関わることに特色がある同校の取り組みとは―。上・下で紹介する。

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人や地域、問い・学習の「つながり」意識

第20回小中一貫教育全国サミットin呉 (上)

 小中一貫教育全国連絡協議会は10月2、3の両日、広島県呉市で第20回小中一貫教育全国サミット(大会実行委員会会長=寺本有伸・広島県呉市教育長)を開催した。テーマは「過去 現在 そしてこれから―小中一貫教育の新たな意義を問う」。同大会を上・下で紹介する。

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グローバル人材の育成に向けて 都立国際高校が成果報告会を開催

豊かな国際感覚と優れた外国語能力生かし、習熟度別に英語の授業

 都教委からグローバル人材育成に関する先進校として指定を受けている東京都立国際高校(齋藤直子統括校長)。今月初めに、都立高校などの教員を対象とする成果報告会を実施し、外国語授業や国際交流の取り組みを紹介。その後、参加者に授業を公開した。

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AIチャットボットを開発 指導案作成や教材づくりで特別支援に携わる教員サポート

熊本大学大学院 本吉准教授らの研究グループ

 熊本大学大学院の本吉大介准教授らの研究グループは、特別支援教育に携わる教員をサポートする生成AIチャットボットを開発した。AIには学習指導要領をはじめ、特別支援教育に関することを学習させてあるため、指導案作成や教材づくりなど目的に合わせて利用できる。働き方改革が求められる中、教員の負担軽減や、児童・生徒への支援充実につなげたい考えだ。

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学校・地域の関係づくり今後は―

松田 道雄 尚絅学院大学教授

 少子化などを背景に学校と地域社会が連携する重要性が高まる中、教員にはどのような心構えが求められるか。生涯学習論に詳しい尚絅学院大学の松田道雄教授に、本紙の渡邉康一特別記者(社会教育士)が見解を求めた。

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