No.6141号(2017年04月02日号)9面では新連載「問いが高める学びの質」を掲載

04.02

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「深い学び」高校でも 大学入試改革と連動

新指導要領告示

 文科省は、2022年度の1年生から学年進行で実施する高校の新学習指導要領を告示した。主権者としての意識を育てる「公共」や探究的学習を重視した科目を新設する。また「主体的・対話的で深い学び」を目指した授業改善を図り、大学入試改革と連動させる。

国のガイドライン 変わるか運動部活動

 スポーツ庁が先月まとめた「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」。活動日数を週5日にするなど目新しさはうかがわれないが、実効性を持たせようと、各校で休養日などを盛り込んだ計画の策定を求めている。長期的には大会の仕組みそのものの見直しを求めており、日本の子どもたちのスポーツ生活が転換点を迎えるかもしれない。各界の受け止めをまとめるとともに、同庁の有識者会議座長の見解を求めた。

全日本中学校長会29年度調査研究報告書

 全日本中学校長会(直田益明会長)はこのほど平成29年度調査研究報告書をまとめた。報告書は2部構成で、第1部は教育研究部(山本聖志部長)が教育課程編成・実施や情報教育の現状と課題、第2部は生徒指導部(笛木啓介部長)が生徒の健全育成や部活動などの実情について調査している。対象は全国の423校(1都道府県当たり9校)で回収率は9割以上、実施時期は昨年10月。

五感使った経験で学びの芽を育む

乳児保育

多摩川保育園(東京・大田区)

 新年度から全面実施された、新しい保育所保育指針。乳児保育の視点として、「健やかに伸び伸びと育つ」「身近な人と気持ちが通じ合う」「身近なものと関わり感性が育つ」の三つが示されている。東京都大田区の(社福)仁慈保幼園 多摩川保育園(妹尾正教園長)が取り組む「五感を使った豊かな経験ができる場の創造を第一に考え、子どもたちの学びの芽を育てる乳児保育」には、こうした視点が取り入れられている。

「総合」で「縦割り創造活動」

東京・新宿区立落合第六小学校

 1年生から実施しているプログラミング教育、ICT機器の活用(企業との連携)など、新学習指導要領を踏まえて今後求められる学力に視点を当てた教育活動を展開する東京都新宿区立落合第六小学校(竹村郷校長)。特色ある教育活動の一つが、「落六DASH」と呼ばれる「縦割り創造活動」だ。総合的な学習の時間を活用した取り組みで、地域と協働して社会に参画する実践力の育成を目標に置いている。自らが見通しを立て、主体的に取り組む子どもたちが育っているという。

学習指導要領 移行期の現場は

学校運営・経営の視点で

直田 益明 全日本中学校長会会長(東京・世田谷区立芦花中校長)

 本年度、新学習指導要領の移行期間に入った中学校。学習指導要領の趣旨を具体化するため、管理職やミドル層はどんな学校づくり・教育課程編成をしていけばよいのだろうか。これから複数回にわたり教育関係団体の代表者らに提案を寄せてもらう。初回は直田益明・全日本中学校長会会長(東京都世田谷区立芦花中学校校長)に学校運営・経営の視点で投げ掛けてもらった。

東北のSGH校が研究成果を交流

仙台白百合女子大学で課題研究発表フォーラム

 仙台白百合女子大学は3月20日、同大学で「第2回東北地区SGH課題研究発表フォーラムin杜の都」(東北大学、宮城大学が共催)を実施した。東北地方の「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」「SGHアソシエイト」の指定を受ける9校の生徒たちが、これまでの研究成果を発表した。課題研究に関わるプレゼンとポスターセッションが行われ、各学校が取り組む教育実践の情報を発信・共有する場になった。

「大学入試改革」授業案 Why?問い続けディベート力つける

英語

山本 崇雄 東京都立武蔵高校 指導教諭

 2021年1月から導入される「大学入学共通テスト」に通用する力をどのように生徒に付けさせるか。今回から毎週、各教科のスペシャリストに授業を提案してもらいます。(1面参照)

議会で「総合」の学習成果を報告

千葉・木更津市の小学校

 東京湾岸では最大といわれる干潟を総合的な学習の時間の素材として長く活用してきた千葉県木更津市立金田小学校の5、6年生が先月、昨年度の締めくくりとして、市議会議場で学習成果を議員に報告した。班に分かれ、観光開発や環境保全などと立場を変えて、干潟の現状と将来に向けて児童が提言。人口増加が続き、変化が激しい同市の今後を一緒に考える場となった。

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