No.6383号(2023年8月28日号)12面では「船内宿泊学習事業が40周年」を掲載

08.28

OK0120023082800101

給特法、廃止か抜本的改正を 日本労働弁護団が意見書

 労働問題に詳しい弁護士らでつくる日本労働弁護団は18日、教職員給与特別措置法(給特法)の廃止または抜本的な改正を求める意見書を公表した。「職務の特殊性」や「勤務様態の特殊性」という抽象的な説明で労働基準法(労基法)の適用除外になる実態を正当化すべきでないと指摘。36協定の締結による時間外労働の規制や、時間外勤務手当の支給の必要性を訴えた。

この記事を電子版で読む

じっくりインタビュー 教師の主体的学びへ自由な対話を

原田 三朗 四天王寺大学准教授

 教師の学びをもっと楽しくできないか―。四天王寺大学の原田三朗准教授は参加者の自由な対話を促す「ラウンド・スタディ」の手法を使った教員研修を開催している。教師の主体的学びを促すにはどうしたらいいのか。話を聞いた。

この記事を電子版で読む

「自律自走する組織」など議論

全国公立学校教頭会研究大会石川大会 上

 全国公立学校教頭会(会長=吉原勇・東京都杉並区立済美小学校副校長)は8月3、4の両日、第65回研究大会石川大会(実行委員長=柳瀬道雄・金沢市立額中学校教頭)をハイブリッド形式で開催した。研究主題は「未来を切り拓く力を育む 魅力ある学校づくり」。サブテーマは「ふるさとに誇りをもち 未来を切り拓く心豊かな人づくりを目指す これからの学校運営の推進」で、同テーマでシンポジウムを行った他、分科会で研究・実践報告があった。今回は開会行事とシンポジウム、次回は分科会での発表内容を紹介する。

この記事を電子版で読む

誰もが安心して自己発揮できるように 京都市の「幼保小架け橋プログラム」調査研究事業 上

全日本中学校長会会長経験者集う

 昨年度からの3年間、全国の自治体が架け橋期のカリキュラムの開発や実施などに取り組む、文科省の「幼保小の架け橋プログラム事業」。採択された全国19自治体の一つの京都市では、昨年度から調査研究事業を進めている。地域の幼保小が架け橋期の育ちへの願いを共有し、架け橋期の教育を質的に向上させることを目指した市の取り組みと校区内の小学校、幼稚園、保育園所で構成する研究ブロックの実践を2回にわたって紹介する。

この記事を電子版で読む

ウェルビーイングな学校づくり推進

埼玉・上尾市立平方北小

田畑・特別記者がリポート

 子どもも教職員も自己有用感を持ち、心理的安全性の中で過ごすことができる「ウェルビーイングな学校」づくりを進めてきた埼玉県上尾市立平方北小学校(中島晴美校長、児童133人)。同校の学校経営については、本紙連載「校長塾 経営力を高める最重要ポイント」で紹介(令和4年6月6日付~7月25日付)してきたが、今回は教職員や子どもたちがどんな「幸せ」を感じて過ごしているかを、教育漫才の実践で知られる田畑栄一・特別記者に探ってもらった。

この記事を電子版で読む

生徒の個性生かし「個別最適な学び」選択・決定の場面取り入れ

千葉大学教育学部附属中学校

 千葉大学教育学部附属中学校(樋口咲子校長、生徒449人)は「個別最適な学び」をテーマとする実践研究に取り組んでいる。6月29、30の両日、令和5年度公開研究会を実施した。研究協議では授業者の授業構想を明らかにし、どのように個に応じた学びを行ったのかについても検討した。

この記事を電子版で読む

高齢者の防災対策研究やジェンダー問題考えるイベントなどが受賞

全国高校家庭クラブ連盟 研究発表大会開く

 全国高等学校家庭クラブ連盟(成人会長=平栁伸幸・東京都立永山高校校長)は、7月27、28の両日にシーガイアコンベンションセンター(宮崎市)で、研究発表大会を開催した。スローガンは「神話のふるさと宮崎から 語り継ごう 未来を創るものがたり」。「ホームプロジェクトの部」と「学校家庭クラブ活動の部」の各部門で文部科学大臣賞に輝いた発表を紹介する。

この記事を電子版で読む

プログラミング言語「Viscuit」の国語の授業や自立活動での活用法を紹介

カンファレンス開催

 子ども向けのプログラミング言語の「Viscuit(ビスケット)」の活用法を教育関係者らが学び合う、ビスケットカンファレンスが8日、日本大学文理学部百周年記念館で開かれた。特別支援学級での国語の授業で文章の理解を深めたり、特別支援学校の自立活動で活用したりするなど、多様な活用法が紹介された。

この記事を電子版で読む

琵琶湖で体験活動、仲間づくり宿泊学習船が就航40周年

 滋賀県内の小学校5年生全員を対象に、琵琶湖を舞台とした体験学習の場を提供する宿泊学習船の就航が始まってから今年で40周年の節目を迎えた。「うみのこ」と名付けた船で児童は、1泊2日間を共にする。環境学習を深めるとともに仲間づくりの時間としても広く定着してきた。10日の記念式典では、滋賀県教委の福永忠克教育長が「本県の誇りであるこの事業の継続と充実を図る」などと話した。

この記事を電子版で読む

関連記事

日本教育新聞電子版 クレジットカード決済でのお支払い 住所変更のお申し込み

ページ上部へ戻る