No.6466号(2025年6月23日号)15面では「「小学部」の児童、路線バスに」を掲載

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年度途中、時数調整しやすく 文科省 小中の授業編成で方針

文科省

 文科省は、小・中学校が年度途中に授業時数を調整しやすくなるよう仕組みを見直す方針を示した。特定の教科等が当初の計画を下回りそうな場合には、他教科や学校の「裁量的な時間」から時数を充てられるようにする。授業時数の弾力的な運用を可能にすることで予備的に確保している時数の削減を促す狙いがある。

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識者に聞く 学校徴収金の今後は

 今年5月、東京都練馬区内の学校で学校徴収金の余り27円を無断で寄付したとして区教委が学校を指導したことが明らかになった。今回の件では学校徴収金の扱いや徴収方法など、課題が多く浮かび上がった。学校徴収金に詳しい、千葉工業大学の福嶋尚子准教授と、埼玉県内の公立中学校の事務職員として勤務する栁澤靖明さんの2人に話を聞いた。

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全国公立学校教頭会 新会長に聞く 一人職であるけれど、独りではない

稲積 賢 全国公立学校教頭会会長(千葉・松戸市立第六中学校教頭)

仲間の存在を心の糧に、マネジメント能力・スキルの向上支える

 6月6日の総会で全国公立学校教頭会の会長に就任した稲積賢・千葉県松戸市立第六中学校教頭に、活動の方向性や問題意識などを聞いた。

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多様性尊重、一人ひとり輝く保育へ

日本保育学会第78回大会 (下)

自主シンポ

 5月10、11の両日、「保育と学びのテクスチャー」を大会テーマに長野市の長野県立大学で開催された、一般社団法人日本保育学会の第78回大会。今回は「多様性を尊重し一人ひとりが輝く保育を目指して(1)―安心して自己発揮し、共に育ちあうための保育者の役割」をテーマとした自主シンポジウムの内容について紹介する。

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自然事象へ 興味持つ子ら育て20年 筑波大主催「科学の芽」賞(上)

 筑波大学が毎年実施している朝永振一郎記念「科学の芽」賞(科学コンクール)が本年度で第20回の節目を迎える。対象は小・中・高生。自然事象や科学への興味・関心を高めることなどがねらいだ。子どもたちは身近にある不思議を見いだし、観察・実験を行い、自らの考えをリポート(A4判、片面10枚以内)にまとめる。夏休みの自由研究として取り組み、その評価をもらえる機会にもできる。本年度の募集は8月18日から始まる(締め切りは9月13日)。本賞に関して上・下で紹介する。

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少子化時代、大学が新たな役割模索 地域創生の担い手育てる

 少子化が加速する中、大学を取り巻く環境が大きく変化している。新たな役割を模索する各地の大学では、地域との連携強化や地域創生を担う人材の育成を進める動きが活発になっている。

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スポーツ通じ共生社会目指す デフリンピック競技など体験

 東京都渋谷区立原宿外苑中学校(中野有一郎校長、生徒342人)は7日、パラスポーツを体験する学校行事「原リンピック」を開催した。スポーツを通じた共生社会の実現を目標に、生徒会が中心となって企画・運営。11月に東京で開催される「デフリンピック」にちなみ、参加者はデフスポーツなども楽しんだ。

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全高長総会・研究協議会から(下)古民家活用し「にぎわい創出」小規模校の教育活動

 前回に引き続き、全国高等学校長協会の第77回総会・研究協議会の発表を紹介する。「東北ブロック」の宮城県中新田高校と「九州ブロック」の鹿児島県立大島高校の実践内容および「関東ブロック」の埼玉県立浦和西高校の調査報告を扱う。

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子ども司書の育成15年 小学校・図書館が連携し講座

福島県矢祭町

 福島県矢祭町では、寄贈図書による「もったいない図書館」と連携し、全国初の「子ども司書講座」を始めており、近年は町立矢祭小学校(児童250人、太田徹校長)の全児童に展開している。図書館の仕組みを学び、読書活動を通じて子どもたちの情操を育むことを目的とし、6年間を通じた体系的な授業となっている。一連の活動は本年度、文科省からの表彰も受けている。(本紙特別記者・渡邉康一=社会教育士)

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児童が路線バスで図書館へ 地域の協力で学び充実

茨城県立土浦特別支援学校

 本年度から県内の特別支援学校が全てコミュニティ・スクールになった茨城県。県立土浦特別支援学校(森正貴校長)は本年度、その一校に加わり、地域社会から協力を得て学びの充実を図っているという。今月12日には、バス運行企業の協力で、小学部の児童が乗り合い路線バスと臨時バスに乗り、図書館での校外学習に臨んだ。

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