No.6081号(2016年12月05日号)14面では「人づくり国づくり」を掲載

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国際数学・理科教育動向調査 小・中共に平均点アップ

下位の子どもが減少

 昨年3月に実施された「国際数学・理科教育動向調査」(TIMSS)で、日本の小・中学生の平均得点が4年前の前回調査よりも上昇したことが明らかになった。抽出調査ながら、統計的にも意味のある数値だという。要因は下位の子どもが減ったことにある。ただ、シンガポールなどに比べ、最も高い得点のグループの子どもが少ないという課題も突きつけられた。(3面に理数学力「有意に上昇」)

TIMSS2015 理数学力「有意に上昇」

 国際教育到達度評価学会(IEA)が4年に1回実施する国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)の結果が11月29日に公表された。日本は、小・中学生ともに上位を維持。文科省は「前回調査に比べ、有意に上昇した」と発表した。(1面参照)

指定都市小学校長会研究協議会さいたま大会

 第70回指定都市小学校長会研究協議会さいたま大会(大会会長=西川和利・さいたま市立大宮小学校校長)が11月1、2の両日、さいたま市内で開催された。大会主題は「ゆめをもち、未来を切り拓く子どもをはぐくむ学校経営の推進」で、東京都を含めた政令指定都市の校長が集い、研究協議や情報交換を行った。

友達の絵と「つなげて」表現活動

さいたま市立幼児教育センター付属幼稚園

 さいたま市立幼児教育センター付属幼稚園(西川和利園長、園児55人)が11月22日、本年度の公開保育を実施した。友達との関わり合いを深めながら、主体的な活動を通して自己発揮する力を身に付けてほしい。そんな思いから、表現・製作活動に着眼し、幼小連携、異年齢交流の視点も踏まえながら活動を展開してきた。

作品展で「AR(拡張現実)」導入

東京・町田市立小山中央小学校

 スマートフォンやタブレット端末などを片手に、保護者らが子どもたちの作品を見て回る。そんな作品展が11月18、19の両日、東京都町田市立小山中央小学校(岡部ひとみ校長、児童918人)で行われ、「AR(拡張現実)」という新しい技術の導入に大きな注目が集まった。参加した保護者から「これは面白い!」といった声なども。岡部校長は「物理的に展示しきれない情報を補えるという点は環境面でも大きなメリットになった」と話している。

道徳教育 多彩な指導法試行

茨城・高萩市立秋山中

 国立教育政策研究所の指定で道徳教育を研究してきた茨城県高萩市立秋山中学校(高野雅英校長、生徒223人)がこのほど、2年間の研究成果を発表した。指導方法や資料活用の工夫、他教科との連携などを研究。発表会では生徒の学習の深化と研究へのねぎらいとして、同市の小沼公道教育長によるサプライズイベントが実施された。

防災学習の成果、世界に発信

「世界津波の日」高校生サミットin黒潮

 11月25、26日に高知県黒潮町で行われた「『世界津波の日』高校生サミットin黒潮」には、日本からも東日本大震災の被害を受けた岩手・宮城・福島の3県をはじめ、全国38校116人の生徒が参加した。世界から集まった高校生と共に、分科会やフィールドワークなどを通して津波や自然災害について学び、防災・減災に向けた今後の取り組みを協議した。(1面参照)

児童委員らが校内で朝食提供

高知市

 子どもの貧困が深刻になる中、高知市内の民生・児童委員が小学校と協力し、月に1回、校内での朝ごはん提供を始めた。多い日は60人以上の児童が集まり、しっかりと腹ごしらえをしてから授業に臨む。前日から昆布などでだしを取ったみそ汁を用意するなど本格的な和食にこだわるとともに、朝食を共にすることの楽しさを味わい、食器洗いなど簡単な家事を経験させることにも力を入れている。

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