No.5931号(2013年08月05日号)

08.05

20130805_00

「小学校英語」の教科化 75%「時間かけ検討」

市区町村教育長 本社調査

 政府の教育再生実行会議が3次にわたる提言をまとめたことなどを受けて日本教育新聞社が全国の市区町村教育長を対象にアンケート調査を行ったところ、「小学校英語」の教科化について「時間をかけて検討するべき」と考える教育長が約75%を占めることが分かった。「できるだけ早く実現させるべき」は20・9%。また、小学校で英語に関する授業を4年生以下でも行うことに賛成する教育長は過半数に達した。(4・5面で詳報)

全国公立小中学校事務職員研究会が報告書

 全国公立小中学校事務職員研究会はこのほど、市区町村立学校の事務職員をめぐる制度や人材育成の実態、学校運営改善で成果のあった事例などを調査した報告書をまとめた。文科省の委託で行ったもので、平成18年度に実施した同様の調査と比べ、特色ある学校づくりのために学校裁量予算を導入したり、学校徴収金ガイドラインを作成したりする教委が増えていることなどが明らかになった。

小学校英語「時数維持を」3割 土曜授業の全国制度化反対4割

市区町村教育長アンケート

 先月の参議院議員選挙で、国会は衆参両院とも与党が過半数を占め、与党が中心となって教育政策を大きく動かせる情勢が整った。日本教育新聞社が行った市区町村教育長対象のアンケート調査では、教育再生実行会議への評価に加え、土曜授業の復活、現行学習指導要領全面実施に関する成果と課題などを尋ねた。学習指導要領改訂に伴う課題として過半数の教育長が「授業時間数が増えたため、教職員が児童・生徒と接する時間・機会が減った」を挙げた。(1面参照)

「下駄履き」の勧め

土踏まず発達促し安定した歩き方に

加城 貴美子 新潟県立看護大学母性看護学教授(医学博士)

 新潟県立看護大学の加城貴美子教授は幼児の足の形成研究に取り組んでいる。その過程で幼児の履物に注目。「靴保育」と「下駄(げた)履き保育」を比較調査した結果、土踏まずの形成などに効果があるなどとして「下駄履き保育」の効用を説く。

林・草・池 3種のビオトープ

自然と対話できる子へ

埼玉・春日部市立宮川小学校

 「林」「草」「池」の三つから成り立つ学校ビオトープを持つ埼玉県春日部市立宮川小学校(高橋信行校長、児童220人)。埼玉県生態系保護協会の協力の下、昨年11月に完成した。その広さは約700平方メートルと大きく、子どもたちからその名称を募集し、「宮川ウッドパーク」と名付けられた。池にはトンボ、林にはカブトムシなど、毎日生態系が変化していく。来年度は、生活科や総合的な学習の時間などでの活用を視野に入れつつ、全児童がビオトープと関わることのできる学習活動を目指していくという。

修学旅行で課題解決力

広島大附属東雲中学校の3年生

 自ら問題を発見し、その解決に向けての見通しを持ち、仲間と共に課題を解決していく力を付ける―。こんな教育活動のねらいを修学旅行でも実現しようと、広島大学附属東雲中学校(林孝校長、生徒257人)は本年度、新たな修学旅行(SMART)にチャレンジした。初日は班別行動による課題解決学習をし、その後、事前に設定したテーマについて1泊2日かけ現地で調査研究しながら探究した。「学校の外でしか学べないこともある。人と関わる現実の場面で、これまで学校の中で学んできたことの全てが集約され、身に付けた力が試される。社会に出たときに生きて働く力を付けさせたい」(神原一之副校長)という願いが新たな活動を生み出した。

「ふるさと」の4番を作る

兎追いし彼の山→今の時代映す歌詞は?

私立麻布高校(東京)

 日本らしさを実感することができ、懐かしさを感じることができる文部省唱歌「ふるさと」。日本人の心のよりどころになっているこの歌の歌詞を、現代の高校生が作ったらどうなるか。そんな授業実践を西島央・首都大学東京准教授が、外部講師を務める東京都の私立麻布高校で実施している。そこには、歌詞を作ることはもちろん、世界に対して日本を語れるようになること、自分の住む地域を見詰め直すことなどの狙いも含まれている。

親子で科学に親しみ絆強く

いしかわ「宇宙の学校」

 宇宙に関わるさまざまな素材を活用して子どもの好奇心や科学への関心などを育むとともに、親子が協力して科学を学ぶことで家族や地域の絆を強める。そんなことを狙いに、全国50カ所以上で「宇宙の学校」が開催されている。日本の「宇宙教育の父」とも呼ばれる的川泰宣氏が会長を務めるNPO法人が展開するその取り組みを、石川県で開催されている「いしかわ『宇宙の学校』」の様子から紹介する。

関連記事

先生解決ネット 記事検索データベース クレジットカード決済でのお支払い 住所変更のお申し込み

ページ上部へ戻る