No.5919号(2013年04月22日号)

04.22

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中学の理科授業力底上げ

2年かけ約500人 県内全教員対象に研修

広島県

 広島県教委と広島市教委、中核市の福山市教委が主催して、県内の全公立中学校理科教員約500人を対象にした授業力アップ研修を本年度から2年かけ、実施する。育休任期付き教員、臨時的任用職員も対象にしており、全県を挙げ、中学校理科の学力の底上げを狙う。

学校の意思決定に住民参画

このテーマ キーパーソンとともに

コミュニティ・スクールは教育を変えるか

佐藤 晴雄 日本大学文理学部教授(全国コミュニティ・スクール連絡協議会事務局長)

 学校運営協議会を設置した学校、いわゆる「コミュニティ・スクール」は保護者や地域住民などが学校経営に参画する仕組みとして誕生した。文部科学省では公立小・中学校の約1割、3千校のコミュニティ・スクールづくりを目標に置く。コミュニティ・スクールによって教育は変わることができるのか。日本大学文理学部教授で、全国コミュニティ・スクール連絡協議会事務局長を務める佐藤晴雄氏に聞いた。(聞き手=矢吹正徳・日本教育新聞社編集局長)

親のクレーム対応改善へ冊子

「子の利益」最優先

協力求める姿勢で

新・学校保護者関係研究会の学校経営グループ

 新・学校保護者関係研究会の学校経営グループ(代表責任者=古川治・甲南大学教職教育センター教授)はこのほど、保護者対応の改善策をまとめた冊子「保護者にキレられる先生・キレられない先生 クレーム対応ビフォーアフター」を作成した。学校で発生しやすい苦情などの事例について、良い対応と悪い対応を併記し、在り方を考えさせる内容だ。悩める教師たちを支援することがねらい。

埼玉 県庁内に保育所

モデルケース 課題探り ノウハウ発信

企業など共同設置促進へ

 女性の活躍によって経済を活性化―。女性の働きやすい環境整備を目指し、埼玉版ウーマノミクスを推進する埼玉県は企業、病院、福祉施設、NPO法人などが共同で利用する新しいタイプの企業内保育所を県庁内に開設した。県のマスコットの名前から「コバトン保育園」と名付けた。県が自らモデル保育所を開設するのは全国的にも珍しく、企業などが共同で保育所を開設する際の課題などを探っていく。

独自に「算数ドリル」

全学年、基礎学力高める

朝学習、個別指導で活用も

東京・東村山市教委

 算数の基礎・基本の学力向上を目的に、東京都東村山市教委はオリジナルの「算数基礎ドリル」を作成した。扱っている内容は、足し算や引き算などの四則計算で、スモールステップ型の問題形式となっている。対象は全学年。市内全15小学校にドリルの電子データも配布した。授業時間だけでなく朝学習や個別指導などでの活用も視野に入れる。小林宏・同市教委指導主事は「問題の数値を変えたり、新たな問題ページを作成するなど、各校の子どもの実態に応じて活用してほしい」と話している。

授業を核に「学校力」養う

組織力高める研修など例示

栃木県総合教育センターが報告書

 栃木県総合教育センターは校内研修などを通した教職員の協働によって、授業を中核に教育活動の質を高めることのできる学校の組織力向上の方策をまとめた報告書を作成した。「学校力」を児童・生徒を成長させる学校の組織的な働きと意義付け、そのための手だてと研修例などを示した。

私たちの笑顔を復興の力に

宮城・石巻市 高校生がカフェを企画・運営

 東日本大震災で被災し、移転した宮城県石巻市役所1階に昨年11月3日、高校生が企画・運営する、いしのまきカフェ「 」(かぎかっこ)がオープンした。「地元石巻の復興のために、高校生の私にもできることをしたい」「石巻の魅力を多くの人に知ってもらいたい」と、カフェを訪れたお客一人一人を笑顔で迎える生徒たち。学校とは異なる新たな学びの場で得た人々との交流を、生徒は自らの成長につなげている。

「校内水族館」で町に学びと活気

高校生がピラニアなど飼育

埼玉・桶川市

 埼玉県立桶川西高校には、生物の進化の過程で鍵となるハイギョをはじめ、ピラニアなど、普段は目にすることが難しい魚を公開する水族館がある。近くの小学校の児童が「生活科」の授業などで利用する他、さまざまな年代の子ども、大人が放課後の時間帯や同高校の長期休業期間中に遊びにやって来る。時には魚と共に校外に出向き、町のにぎわいに花を添える。

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