No.6430号(2024年9月9日号)17面では「小学校高学年全員が職業体験」を掲載

09.09

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いじめ重大事態調査 保護者の申し立てで実施 適切な対処へ指針改訂

文科省

 文科省が、いじめ重大事態の調査ガイドラインを改訂した。児童・生徒や保護者からの申し立てへの対応などを追加した。円滑な調査の実施や、児童・生徒らに寄り添った対応を促すとしている。8月30日付の通知では「重大事態発生時の適切な対処の在り方について全教職員の理解を深める取り組みを行う」などの点検項目一覧を付け、学校現場に対応を求めた。

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朝の居場所づくり 各地で取り組み

 放課後だけでなく、子どもたちの朝の居場所をどうつくっていくか。共働き世帯の増加や教員の働き方改革で必要性が高まっている。各自治体では、地域の協力を得ながら取り組みを進めている。

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スポーツ・文化芸術のWG 地域移行推進へ検討開始

中学校部活動

 公立中学校部活動の地域移行をさらに進めるため、令和8年度以降の取り組みの方向性の検討が始まった。実行会議の下に置かれたスポーツ・文化芸術のそれぞれのワーキンググループ(WG)が8月下旬と今月上旬に初会合を開催。次期学習指導要領での部活動の扱いをどうしていくかが話題の中心に上がった。

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誰にとっても「魅力ある学校」を 全国公立学校教頭会研究大会

高知大会

 全国公立学校教頭会(会長=松野博文・神奈川県鎌倉市立七里ガ浜小学校教頭)は7月31日、8月1日の両日、研究大会高知大会(実行委員長=大坪顕彦・高知市立三里小学校教頭)を高知市の会場とオンラインによるハイブリッド形式で開催した。大会主題は「未来を切り拓く力を育む 魅力ある学校づくり」で、サブテーマは「夢と志をもち、協働して未来を創る子どもを育成するチーム学校づくりの推進」。分科会での研究・実践報告の他、サブテーマを踏まえたシンポジウムを行った。

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遊んで学んでみんなで育つ 「やってみたい」を実現する子に

札幌市幼児教育センターと研究実践園の取り組み (下)

 市幼児教育センターと全10園が研究実践園となっている市立幼稚園・認定こども園と一体となり、研究、研修、教育相談・支援、幼保小連携などを進めている札幌市。今回は研究実践園の一つである札幌市立中央幼稚園(松井泰子園長、園児44人)の取り組みについて紹介する。

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校内研修で教育漫才 「意見をつなぐ学び合い」も推進

指導した田畑・本紙特別記者 リポート

大阪市立長原小

 教育漫才の実践者として知られる元埼玉県公立小学校校長で教育コンサルタントの田畑栄一さん。教育漫才を始めて今年で10年目を迎えた。笑いを通して、学校全体が「ほっこり」した雰囲気になり、不登校が大幅に減るなどさまざまな効果があることから、「意見をつなぐ学び合い」の取り組みを含め、全国各地から指導・助言や講演の依頼が寄せられる。田畑さんは本紙特別記者の立場で取材活動もしており、今回、指導・助言に入っている大阪市立長原小学校(市場達朗校長、児童128人)での取り組みを寄せてもらった。

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多文化共生社会の実現目指す 日本語が苦手な外国籍生徒 テストを簡単にしていい?

 全国海外子女教育・国際理解教育研究協議会(滝多賀雄会長)は8月24日、さいたま市で関東ブロック大会を実施した。本年度のテーマは、「多文化共生社会を目指す国際理解教育」。海外派遣を経験した教員が、外国の多文化共生に向けた事例を取り入れた授業や日本人学校の授業実践などを報告した。

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授業改善に向け企業、NPOと連携 学校の特色を伸ばす

名古屋市教委

市立緑高など4校合同プロジェクト

 名古屋市教委が全市立学校の授業改善に向け、令和2年度から始めた「ナゴヤ・スクール・イノベーション事業(以下、NSI)」。令和3年度には各校種ごとに「マッチングプロジェクト」を立ち上げた。企業やNPO団体の支援を受け、「協働的な学び」や「個別最適な学び」の実現を目指す。令和3、4年度の2年間、市立緑高校を中心に取り組んだ4校合同プロジェクトを紹介する。

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知的障害の子が楽しく学べるプログラミング教材紹介

帝京大で公開講座

 帝京大学大学院教職研究科が8月23日、学校教員向けに特別支援教育をテーマにした公開講座を開いた。知的障害のある子どもも楽しんで学べるプログラミング教材を紹介する講座や、発達障害を背景とした生徒指導上の課題について考える講座があり、小・中学校の教員を中心に多くの参加者が学んだ。

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小学5・6年 全員が職業体験 福島・棚倉町でキャリア教育推進

地元の企業・人を知り 夢育む

 中学生による職業体験が全国に広がる中、福島県棚倉町では、キャリア教育推進事業の一環として、町内の企業・事業所等と連携し、小学校5・6年生全員が「チャレキッズ」の名で職業体験に臨む。社会体験学習を通して、地域の多くの人々と出会い・触れ合い・体験・交流する中で、子どもたち一人一人の夢を育むことが目的だ。

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