
「サプライティーチャー」の効果を検証 奈良・生駒市で実証事業
奈良県教委と生駒市教委は今月から、教員が一時的に不在となる場合に、授業を代行する非常勤講師の派遣を始めた。学期中でも教員が休暇を取得しやすい環境をつくる狙い。日本版の「サプライティーチャー」制度の構築に向けた文科省の実証事業の一環として、実務上の課題などを検証する。
普通科の文理解消目指す 静岡県が高校改革計画案
静岡県教委は、普通科高校で文系・理系の区分の解消を目指すことなどを掲げた「高校教育改革実行計画」の案をまとめた。文理の枠を超えた学校設定科目の導入や、単位制普通科の設置など、教育課程の見直しを進める。専門高校の教育内容の高度化や、全日制・定時制・通信制の枠を超えた学習機会の確保にも取り組む。
解説 性暴力防止 「いつもと違う」を見逃さない
教員による性暴力が後を絶たない。その手口には、子どもを手なずける「性的グルーミング」があるという。神奈川県警などで長年、被害者支援に取り組んできた追手門学院大学の櫻井鼓教授に、性的グルーミングの手口とその防止について解説してもらった。
全国連合小学校長会研究協議会北海道大会(上)
全国連合小学校長会(会長=松原修・東京都武蔵野市立第二小学校校長)は1、2の両日、第78回研究協議会北海道大会(大会実行委員長=稲上敏男・北海道小学校長会会長、札幌市立美しが丘緑小学校校長)を札幌市内で開催した。大会主題は「自ら未来を拓き ともに生きる豊かな社会を創る日本人の育成を目指す小学校教育の推進」。副主題は「ふるさとに誇りと愛着をもち ともに未来社会の創造に挑戦する子どもを育てる学校経営の推進」。13分科会で26の研究・実践報告が行われた。上下2回で紹介する。
子どもたちが考える自然との共生 生きている木に思い寄せ
認定こども園みどりの森(仙台市)(下)
令和6年度5歳児の「自然から生み出す『ものづくり』の喜びがもたらす科学する心の芽生えとは~縄文に魅せられた子どもたち~」が昨年度のソニー幼児教育支援プログラム最優秀園を受賞した、仙台市の(学)仙台みどり学園 幼保連携型認定こども園みどりの森(小島芳園長、園児137人)。9月26日には実践発表会を開催した。研究発表では縄文時代を通して子どもたちが自然との共生について考えたことなどの成果を伝え、公開保育では「子どもの主体的な興味から始まる必然性の連続」「保育者も協働の探究者」などの姿があった。
紙芝居アプリ民間が開発 読み手と聞き手、端末で連携
新たに登場した教育用アプリに注目が集まっている。読み聞かせの時間などで使用することを想定した、紙芝居アプリだ。対象は、主に園児や小学校低学年の子どもたち。読み手は文字を、聞き手は絵を見る。目にするものが異なる紙芝居の構造を再現。読み手が画面を操作し、聞き手もアクションを起こす。こうしたインタラクティブな要素が理解を深め、物語への没入を促すという。
「光による現象」実践 東レ理科教育賞・文部科学大臣賞受賞
「学び合い」と単元内 自由進度学習取り入れ
浅見拓真・金沢市立高岡中学校教諭(上)
苦手意識を持つ生徒が多いとされる単元「光による現象」(中1理科)。その理解を深めようと、授業に「学び合い」と単元内自由進度学習を取り入れたのは金沢市立高岡中学校(濵中直宏校長、生徒598人)の浅見拓真教諭だ。本実践は前任校の取り組みで、第57回東レ理科教育賞「文部科学大臣賞」に輝いた。分かりやすい授業づくりが、生徒たちの理解を深めたという。浅見教諭の取り組みを上・下で紹介する。
先輩の知を受け継ぎ問い深める探究 豊島岡女子学園中・高校の「AcademicDay」
東京・私立豊島岡女子学園中・高校(竹鼻志乃校長、中学校797人、高校788人)は9月12日、課題探究の中間発表会「AcademicDay 1st」を開いた。高校生全員(3年生は希望者)と中学生の希望者による発表は過去最多の400件超。生徒は全教員や卒業生のTA(ティーチングアシスタント)、外部参加者から質問や助言を受け、年度末の「AcademicDay Final」に向けて研究内容に磨きをかける。同校の探究の特徴は、先輩が蓄積した成果と失敗を後輩が受け継ぎ、新たな価値を加える文化にある。
個に応じた工夫、一般の人も知って 学校超え特別支援の教材作り 教員らが成果紹介
ボールの落下音で行動の始点と終点学ぶ 振動で触覚を意識
特別支援学校の教員や保護者らが参加する「特別支援教材をつくる会」の教材展が11日、東京都で行われた。障害のある子ども一人一人に合わせた教材を広く知ってもらおうと、実物を示しながら工夫や使い方を説明した。東京都渋谷公園通りギャラリーが主催した。
企業や地域の力も教育に 学びを支える環境語り合う
「教師の日」 NPOがイベント
認定NPO法人Teach For Japan(TFJ)は4日、学校や企業・地域の人たちが立場を超えて教育の未来を考える「教師の日ギャザリング2026」を東京都内で開いた。ユネスコが定める10月5日の「世界教師デー」に合わせた企画で、同法人のプログラムで学校現場に赴任した人や、受け入れ側の自治体関係者らが登壇した。




















