No.6418号(2024年6月3日号)13面では「開拓の歴史、今につないで」を掲載

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子宮頸がんワクチン 平成9~23年度生まれの女性の4割弱が接種経験

 子宮頸がんを予防する効果があるとされるHPVワクチンの接種を受けた経験がある平成9~23年度生まれの女性の割合は36・6%を占めることが分かった。5月22日開催の厚労省審議会で示された調査結果によるもの。このワクチンに関する情報を見聞きした情報源について、13・9%は「学校での授業や講演」との認識を示した。

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「つながりたい」思いに寄り添う 仮想空間の学校で不登校支援

 急増する不登校児童・生徒への対応が課題となる中、教育委員会によるメタバース(仮想空間)を活用した支援が広がりつつある。登校はできないけれど、誰かとつながり、学びたい―。そんな思いを抱える子どもたちを支援する狙いだ。運営する教委の現場を訪ねた。

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「With感染症」時代の保育を考える 課題研究委員会シンポジウムから

日本保育学会第77回大会 (上)

 一般社団法人日本保育学会は5月11、12の両日、第77回大会(担当校=神戸大学)を開催した。4年続けてのオンライン開催。大会テーマは「保育におけるCo―Agencyを考える」。山縣文治・関西大学教授の基調講演に加え、「With感染症」時代における保育と子どもの育ちを考えることなどをテーマとした各種シンポジウム、研究者・実践者らによる発表を実施した。2回にわたって、その内容を紹介する。

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「ちよだ楽」で初の発表会 地域学び、魅力を発見・発信

東京・千代田区立小学校長会

 東京・千代田区立小学校長会は3月2日、同区立麹町小学校を会場に、地域の魅力を発見・発信する学習「ちよだ楽」の取り組み発表会を開催した。区内全8校の代表児童が集い、関係者らを前に学習の成果を披露。堀米孝尚教育長と代表児童5人による討論会も実施した。討論会では、児童が教育長に平和学習指導案の作成を求める場面もあった。同区では今後、児童の声を施策に反映していく方針だという。

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社会課題の解決を探究 対策がもたらす新たな問題とも向き合う

 社会課題と向き合い、より良い社会を創造する人材育成に向けて探究活動を取り入れる東京都立大泉高校附属中学校(俵田浩一校長、生徒478人)。4月に大手企業などが提供の、持続可能な社会を目指す「探究プログラム」を実施し、2、3年生320人が参加した。中学生の視点から社会課題を考える際、生徒たちは解決策が生んだ新たな問題の解消に向け、議論を深めた。

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排水使い和紙作り商品開発 「アップサイクル」の取り組み

全国商業研究大会で最優秀賞

山梨県立青洲高校

 山梨県立青洲高校(小林太郎校長、生徒759人)の商業科の生徒9人が、「アップサイクルを活用したビジネスモデルの構築と伝統産業の発展」というテーマで課題研究を行った。工業科の実習で出た排水を和紙作りに活用し、新たな商品を開発。同研究は、昨年度の全国高校生徒商業研究発表大会で、最優秀賞を受賞している。

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経験浅い教員に実践のヒント 「特別支援教育リーフ」相次ぎ発行

国立特別支援教育総合研究所

 小・中学校などで初めて特別支援学級や通級による指導を担当する教員、特別支援教育を学ぶ機会がなかなか得られなかった教員に向けて、(独)国立特別支援教育総合研究所(特総研)は「特別支援教育リーフ」の発行を進めている。障害のある児童・生徒がそれぞれの学びの場でより良く学び、充実した学校生活を送れるようになるためには、どのように取り組んでいけばいいかを考えていくための内容をまとめ、実践のヒントとなる情報を掲載している。現在は第16号まで発行されており、普及に向けた取り組みも進めている。

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小中一貫の特認校 行事など地域と一体で 福島・西郷村

開拓者精神を学び、農作物栽培

運動会へ住民が草刈り・整地

 人口増加が続いてきた福島県西郷村でも、JR新白河駅から10キロメートルほど離れ、戦後の開拓で人々が暮らすようになった地域に建つ小中一貫校の児童・生徒数は少なく、村内どこからでも児童・生徒を受け入れる特認校となっている。先月11日には、「地域と共にある運動会」として児童・生徒が躍動する姿が見られた。

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